オーケストラの向こう側 フィラデルフィア管弦楽団の秘密
監督:ダニエル・アンカー 出演:フィラデルフィア管弦楽団105人
於:ユーロスペース(渋谷) 上映は6/13まで
公式HPはこちら

フィラデルフィア管弦楽団の楽団員の日常生活と音楽への取組みをとらえたドキュメンタリー映画。個々の楽団員の日常と本音の部分を虚飾なく淡々と描きながら、最後には大きな流れとなってエンディングを迎える。エンディングはブラームスの交響曲第1番4楽章であるが、まずは個々の楽器が次々とバトンタッチしながら主題を奏でていき、最後にはオーケストラ全体の音へと昇華していく。
このエンディングが非常に感動的で、冒頭に投げかけられた「音楽とは何か」という質問への解答とも言える部分である。
日本人で唯一楽団員の岡浩乃さん(第1ヴァイオリン)のエピソード。お母さんはヴァイオリンの音が嫌いで、音楽を辞めるように言ってきたそうです。逆にそれをバネにして、岡さんは「音楽で成功してやる」という意欲を駆り立てられたといいます。面白いエピソードですよね。
映画自体は、ドキュメンタリーということもあり、ストーリーや脚色があるわけではなく、楽団員1人1人のありのままの姿を伝えています。よほど物好きな人(関心がピンポイントで一致する人)でなければ、見ていて退屈な映画だと思います。(当方はとても面白かったです。)
アメリカのオーケストラでは、ボストン響、シカゴ響、クリーブランド管、ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管がBIG5と俗に言われるそうです。
フィラデルフィア管弦楽団の「明るく色彩的な響き」は、「フィラデルフィアサウンド」と賞賛されます。歴代の首席指揮者は、ストコフスキー⇒オーマンディ⇒ムーティ⇒サバリッシュ⇒エッシェンバッハ⇒デュトワという系譜です。特にオーマンディ時代は40年間ほどあり、フィラ管の黄金時代でもあります。
21時からのレイトショーでしたが、145席で空席を探すのが難しいくらい混んでました。終電ぎりぎりで猛ダッシュ(^^ゞ


監督:ダニエル・アンカー 出演:フィラデルフィア管弦楽団105人
於:ユーロスペース(渋谷) 上映は6/13まで
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フィラデルフィア管弦楽団の楽団員の日常生活と音楽への取組みをとらえたドキュメンタリー映画。個々の楽団員の日常と本音の部分を虚飾なく淡々と描きながら、最後には大きな流れとなってエンディングを迎える。エンディングはブラームスの交響曲第1番4楽章であるが、まずは個々の楽器が次々とバトンタッチしながら主題を奏でていき、最後にはオーケストラ全体の音へと昇華していく。
このエンディングが非常に感動的で、冒頭に投げかけられた「音楽とは何か」という質問への解答とも言える部分である。
日本人で唯一楽団員の岡浩乃さん(第1ヴァイオリン)のエピソード。お母さんはヴァイオリンの音が嫌いで、音楽を辞めるように言ってきたそうです。逆にそれをバネにして、岡さんは「音楽で成功してやる」という意欲を駆り立てられたといいます。面白いエピソードですよね。
映画自体は、ドキュメンタリーということもあり、ストーリーや脚色があるわけではなく、楽団員1人1人のありのままの姿を伝えています。よほど物好きな人(関心がピンポイントで一致する人)でなければ、見ていて退屈な映画だと思います。(当方はとても面白かったです。)
アメリカのオーケストラでは、ボストン響、シカゴ響、クリーブランド管、ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管がBIG5と俗に言われるそうです。
フィラデルフィア管弦楽団の「明るく色彩的な響き」は、「フィラデルフィアサウンド」と賞賛されます。歴代の首席指揮者は、ストコフスキー⇒オーマンディ⇒ムーティ⇒サバリッシュ⇒エッシェンバッハ⇒デュトワという系譜です。特にオーマンディ時代は40年間ほどあり、フィラ管の黄金時代でもあります。
21時からのレイトショーでしたが、145席で空席を探すのが難しいくらい混んでました。終電ぎりぎりで猛ダッシュ(^^ゞ
ラフマニノフ ある愛の調べ (2007年/ロシア)
監督:パーヴェル・ルンギン
ラフマニノフ:エフゲニー・ツィガノフ ナターシャ:ヴィクトリア・トルストガノヴァ マリアンヌ:ミリアム・セホン アンナ:ヴィクトリア・イサコヴァ
ロシアの代表的作曲家ラフマニノフをめぐる3人の女性との愛の遍歴。ライラックの花が大きなモチーフとなっているこの作品では、情景描写が美しく、ラフマニノフの心の葛藤が巧みに再現されています。ロシア時代に作曲活動の活力源となった年上のアンナ。ロシア革命の際にラフマニノフの亡命を助けた女性マリアンヌ。アメリカへ渡ったのち10年間1曲も書けなかったラフマニノフを支え続けたナターシャ。3人の女性がそれぞれ魅力的に描かれています。
ラフマニノフは大好きな作曲家なので、音楽知識を増やしたい、数多くの曲を聴きたい・知りたいという2つが大きな動機でした。正直に言うと、音楽知識的な部分では収穫はありませんでした。BGMの楽曲も数分弱で細切れにしか流れませんので、楽曲を味わうという点でも興味は満たされませんでした。
清水和音氏がラフマニノフのピアノ協奏曲を弾くにあたって、「ラフマニノフは指が異様に長かったので、空いている指に音を全部割り振るので、10本の指を全部使っていることが多く、演奏が非常に難しい」と話していました。こんな知識が山ほど吸収できることを期待していたわけです。
映画のシナリオも、フラッシュバックが多すぎて意識が途絶してしまうことが多く、集中力がなかなか持続しませんでした。はっきり言ってわかりにくいです。繰り返し見れば内容を深く理解できるでしょうか。入替制でなければ、もう1回見たいところでした。
上映期間は6/13までと迫っていたので、万難排して駆けつけました。もう1つ見たい映画「オーケストラの向こう側 フィラデルフィア管弦楽団の秘密」があり、それも6/13まで。1日2本の強行スケジュールでした(^^ゞ
東京での上映期間は6/13(金)まで ル・シネマにて上映中
公式HPはこちら
のだめカンタービレのように音楽シーンが充実していれば、内容はある程度目をつぶったんですが(>_<)

《出演》
田中麗奈(あかり) 加瀬亮(星進) 豊川悦司(あかりの父) 高島礼子(あかりの母) 池脇千鶴(あかりの友人) 福田麻由子(あかりの少女時代) 布施明(星進の父)
主人公のソックス(ゴールデン・レトリーバー)は、お母さんを失ったあかりの家に数え切れないほどの幸せと優しさを持ってきてくれます。そして、友人のギタリスト(星進)が腕を怪我した時にも、進を元気づけ立ち直るきっかけを作ってくれます。これがソックスの最後の仕事でした。
家族に幸せの空間を作ってくれたのはソックスだけではなく、実は仕掛け人はお母さんだったのだなと最後にきてわかります。(以下ネタバレになります)
ソックスは偶然のように庭に迷い込んできますが、実は不治の病で入院中の母が知り合い(岸部一徳)に頼んで連れてきたわんこだったのです。そして、母は限られた余命の中で、スケッチブックに10枚の絵と約束を書き入れます。ソックスが虹の橋を渡っていく場面では、母の書いたスケッチブックを1枚1枚めくりながら、約束を守ってあげられたかどうかしみじみと振り返ります。また、犬小屋を片づけていると、家族の幸せな写真をソックスは奥にしまっていて、それ以外に母からの手紙が残されています。ソックスがいなくなった後のあかりに宛てた手紙でした。ソックスは母の分身として母の死後10年、あかりと父を見守り励ましてきたわけですね。そしてお母さんは風になるんだと書かれていました。
何て優しくて素敵なお母さんなんでしょう。自分一人で気丈に生きてきたつもりのあかりですが、実はお母さんの手のひらの上で愛に包まれて、育ってきたんですよね。ソックスという最上の家族と一緒に。10の約束を一つ一つ確認する場面。もう涙がポロポロこぼれて止まりませんでした。
あかりは、前半福田麻由子、後半田中麗奈とキャストが変わります。切れ長な眼が印象的な2人なので違和感なくシフトできますね。福田麻由子は、「ラスト・プレゼント」「白夜行」などで見ましたが、天才子役の1人ですね。心のひだの部分まで上手に表出しています。田中麗奈は映画中心のシフトで、ドラマにはほとんど登場しませんが、今季「猟奇的な彼女」で初のドラマ主演。とても楽しみです。高島礼子は、実に美味しい役どころです。いなくなってからも映画全体を支配している感じでした。加瀬亮は映画「それでもボクはやってない」でも見ましたが、嫌味やツッパッタところがなく、好青年という印象が強い役者さんですね。豊川悦司もどことなく抜けたところのあるあったかいお父さんを好演していました。妻が最後に帰宅しているとき、耳かきをしてもらいながら、懺悔と後悔の念を漏らす場面は胸を打たれました。ソックスが虹の橋を渡る場面でも、動揺せず落ち着いてあたたかく見守る父の姿は印象に残りました。池脇千鶴もいいですね。あっけらかんとしてさわやかで、進とあかりの関係を取り持つキューピットでした。

皆さんもぜひ!お薦めの映画ですよ〜
「たそがれ清兵衛」、「隠し剣鬼の爪」に続く山田洋次監督時代劇三部作3作目。
江戸の武家社会では、妻の不義密通をはたらいた場合、相手の男を討つことが許されており、これを「女敵討」と言ったそうです。同種のテーマは時代劇ではよく取り上げられており、五味康祐の「薄桜記」の丹下典膳(丹下左膳)も満身創痍となりながらも敵討ちを果たすというお話です。市川雷蔵主演で映画化されています。本作は、隻腕隻眼の丹下左膳を連想するシチュエーションでした。
お毒見役で目の光を失った三村新之丞(木村拓哉)の家禄を保てるよう、妻加世(壇れい)は島田藤弥(坂東三津五郎)に尽力を依頼したことがきっかけで、加世は島田に不義の関係を強要されてします。そのことを知った新之丞は妻と離縁し、島田に果たし状を送るというお話。
当方が強く印象に残っているのは、新之丞とお殿様との絡みの部分です。殿からお呼び出しがかかり白砂にて控えている新之丞に対して、「大儀」と一言。「こりゃだめだわ、お殿様ぼけてるわ」と観客皆が思ってしまいます。ところが、実は殿直々に新之丞は殿の命を救った忠義者であると称え、家禄を存続させたということが後になってわかります。同僚の山崎兵太(赤塚真人)が新之丞をたずねてきて縁側話している中でわかることです。
この部分は山田洋次監督ならではの人情味が実によく出ていました。妻加世に無為な苦悩を背負わせた島田の非情さがクローズアップされて切なくなるシーンでもあり、またお殿様の慈愛にほっとするシーンでもありました。
新之丞(木村拓也)の果し合いでのシーンも迫力がありましたが、それ以上に剣の師匠木部孫八郎(緒方拳)との特訓シーンは印象に強く残りました。
山田洋次監督の映画は、いい意味で「わかりやすい」。観客が望んでいる通りの展開をてらいなく繰り広げてくれます。そこに好き嫌いはもちろん出てくるでしょうが。「飯炊き女」云々の下りも実に分かりやすく、それだけに泣けはしませんが、「皆の望む結末」と言えるでしょう。
【笹野さん大好き!】
この映画は、もちろん木村拓也、壇れいの演技が筆頭に挙げられるんでしょうが、この辺のコメントは多くの方にお任せします。当方としては、もっぱら笹野高史さん賛に徹します。
前作「隠し剣 鬼の爪」での笹野さん評については、以前他のブログで触れたことがありました。ここではほんのちょい役。本作では出づっぱりです!
《冒頭部》
新之丞の屋敷で新之丞と加世が会話をしている前を掃除している笹野さん(徳平)が横切ったり、ちょこまかと辺りをうろついたり。「邪魔だよ!(爆)、主役の前通るなよ!(汗)」って感じなんですけど、それがいいんです!可笑しいんです!ある意味笹野さんの映画なんですから。
《加世を追う場面》
「何でこんなことさせるんだよ」という気持ちが体全体で表現されていましたし、「やはり、そうだったのか」と分かったときの徳平の途方に暮れるようなやるせない気持ち。徳平は断固口外しないと心に決めていましたが、加世の口から真実が新之丞に告げられます。
《島田(坂東三津五郎)vs徳平(笹野高史)》
笹野さんが善人面した冷酷非情の島田(坂東三津五郎)の家に、果たし合いを宣言しに行く場面。「くれぐれも油断めさるな」と話す徳平に対し、かっと眼を見開き「何を抜かす、この下郎が」と少し狼狽しながらも徳平を恫喝する島田。そんな島田に動じず飄々としている徳平。こんな場面は笹野さんの真骨頂ですね!
《飯炊き女》
「新しく飯炊き女を雇った」とそらぞらしく言ってのける徳平。笹野さんならではの芝居に心なごまされました。
知り合いの役者さん(無名です。ごめんなさい)に言わせると、「笹野さんはずるい」って言います。その意味よくわかります。何も取り繕わなくても存在自体がもう絵になっているからです。表情や所作など醸し出す雰囲気自体が見る人を和ませます。
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江戸の武家社会では、妻の不義密通をはたらいた場合、相手の男を討つことが許されており、これを「女敵討」と言ったそうです。同種のテーマは時代劇ではよく取り上げられており、五味康祐の「薄桜記」の丹下典膳(丹下左膳)も満身創痍となりながらも敵討ちを果たすというお話です。市川雷蔵主演で映画化されています。本作は、隻腕隻眼の丹下左膳を連想するシチュエーションでした。
お毒見役で目の光を失った三村新之丞(木村拓哉)の家禄を保てるよう、妻加世(壇れい)は島田藤弥(坂東三津五郎)に尽力を依頼したことがきっかけで、加世は島田に不義の関係を強要されてします。そのことを知った新之丞は妻と離縁し、島田に果たし状を送るというお話。
当方が強く印象に残っているのは、新之丞とお殿様との絡みの部分です。殿からお呼び出しがかかり白砂にて控えている新之丞に対して、「大儀」と一言。「こりゃだめだわ、お殿様ぼけてるわ」と観客皆が思ってしまいます。ところが、実は殿直々に新之丞は殿の命を救った忠義者であると称え、家禄を存続させたということが後になってわかります。同僚の山崎兵太(赤塚真人)が新之丞をたずねてきて縁側話している中でわかることです。
この部分は山田洋次監督ならではの人情味が実によく出ていました。妻加世に無為な苦悩を背負わせた島田の非情さがクローズアップされて切なくなるシーンでもあり、またお殿様の慈愛にほっとするシーンでもありました。
新之丞(木村拓也)の果し合いでのシーンも迫力がありましたが、それ以上に剣の師匠木部孫八郎(緒方拳)との特訓シーンは印象に強く残りました。
山田洋次監督の映画は、いい意味で「わかりやすい」。観客が望んでいる通りの展開をてらいなく繰り広げてくれます。そこに好き嫌いはもちろん出てくるでしょうが。「飯炊き女」云々の下りも実に分かりやすく、それだけに泣けはしませんが、「皆の望む結末」と言えるでしょう。
【笹野さん大好き!】
この映画は、もちろん木村拓也、壇れいの演技が筆頭に挙げられるんでしょうが、この辺のコメントは多くの方にお任せします。当方としては、もっぱら笹野高史さん賛に徹します。
前作「隠し剣 鬼の爪」での笹野さん評については、以前他のブログで触れたことがありました。ここではほんのちょい役。本作では出づっぱりです!
《冒頭部》
新之丞の屋敷で新之丞と加世が会話をしている前を掃除している笹野さん(徳平)が横切ったり、ちょこまかと辺りをうろついたり。「邪魔だよ!(爆)、主役の前通るなよ!(汗)」って感じなんですけど、それがいいんです!可笑しいんです!ある意味笹野さんの映画なんですから。
《加世を追う場面》
「何でこんなことさせるんだよ」という気持ちが体全体で表現されていましたし、「やはり、そうだったのか」と分かったときの徳平の途方に暮れるようなやるせない気持ち。徳平は断固口外しないと心に決めていましたが、加世の口から真実が新之丞に告げられます。
《島田(坂東三津五郎)vs徳平(笹野高史)》
笹野さんが善人面した冷酷非情の島田(坂東三津五郎)の家に、果たし合いを宣言しに行く場面。「くれぐれも油断めさるな」と話す徳平に対し、かっと眼を見開き「何を抜かす、この下郎が」と少し狼狽しながらも徳平を恫喝する島田。そんな島田に動じず飄々としている徳平。こんな場面は笹野さんの真骨頂ですね!
《飯炊き女》
「新しく飯炊き女を雇った」とそらぞらしく言ってのける徳平。笹野さんならではの芝居に心なごまされました。
知り合いの役者さん(無名です。ごめんなさい)に言わせると、「笹野さんはずるい」って言います。その意味よくわかります。何も取り繕わなくても存在自体がもう絵になっているからです。表情や所作など醸し出す雰囲気自体が見る人を和ませます。
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「それでもボクはやってない」は、痴漢の冤罪がテーマとなっている作品。周防正行監督は、まるで視聴者を陪審員にみたてているように感じました。というのも、観客に「こう感じさせよう」という主観を押し売りせず、あくまで冷静かつ客観的な視点で描いていたからです。法廷が中心の動きの少ない映画ですが、じわじわと押し寄せてくる緊迫感には圧倒されました。
【キャスティング】
役所広司(弁護士役):日本の正義を象徴するような人物ですよね。改めて感じました。かつてヘンリー・フォンダが「12人の怒れる男たち」でアメリカの正義を象徴していたのとオーバーラップします。正義の味方という意味では市川崑監督の「どら平太」なども典型的ですよね。
瀬戸朝香(弁護士役):発声がはっきりしていて歯切れがよく、正論を口にするとき見る者も心地よいですね。その辺の効果を周防監督は狙ったのでしょうか。
加瀬亮(被告人役):今どきの好青年という役どころ。「硫黄島の砂」以来大いに注目を浴びている若手俳優。キャラクター的にこの作品だけではまだ言及しかねます。
裁判官役には、小日向文世と正名僕蔵。どちらも堂に入った演技でした。正名の方が被告人に非常に好意的であったのに対し、小日向ははなから有罪と決めてかかっているようなやや傲慢な態度がちらつき、好対照でした。正名は「未来講師めぐる」での塾講師役で、生真面目で凝り性の不思議キャラを演じていましたが、本作ではそれとは全然キャラが違いました。なかなかの演技力とお見受けします。小日向は被告人に対し冷笑を浮かべつつ対応するようなシニカルな裁判官役、この人も芸の幅が非常に広いですね。
尾美としのり(検事役):近年の演技力には脱帽しています。13歳のときに市川崑監督「火の鳥」の子役でデビューし、青年期には大林宣彦作品の常連(「転校生」「翔んだカップル」「時をかける少女」)であったが、その後あまりぱっとしない気がしていました(ごめんなさい)。ところが、近年宮藤官九郎の「マンハッタンラブストーリー」「タイガー&ドラゴン」で大きく脱皮した気がします。コミカルな役柄でも最高と唸らせられました。「オトコの子育て」でもクレームパパを不気味に演じてましたね。とにかくすごい存在感。本作での検事役も、もう勘弁してというくらい被告人をこき下ろします。逆にそれが快感にもつながってしまうくらい(^^ゞ どんどん出演してほしい役者さん!
田口浩正(証人役):どことなく気持ち悪いキャラクターでTVドラマの脇役に使われ始め、今ではTVドラマになくてはならない存在。「王様のレストラン」「みにくいアヒルの子」「アルジャーノンに花束を」など名作の脇を固め、どんな役でもしっかり演じきっています。最近の「未来講師めぐる」では、ユーキ43の不気味なキャラ以外に、二役で刑事役も巧みに演じ分けていました。ただ素で演じているだけではないのだなと強く印象付けられました。
本田博太郎(同房の詐欺師):この人のいやらしいことといったら(爆)。他の人にはできないキャラですよね。名バイプレーヤーとして、ドラマ・映画には絶対に欠かせない人物。必殺シリーズあたりから、近年でも「エラいところに嫁いでしまった」「モップガール」「セーラ服と機関銃(長澤まさみ版)」と濃いキャラならこの人にお任せ!まるで視聴者をなめているような毒々しさは、個人的に大好きです。
光石研(被告人支援者):この人いつもすごくさわやかなんですよね。最近「1ポンドの福音」でも好人物を演じていました。とげのあるような役もみてみたい気がするのは当方だけ?(・o・)
山本耕史(被告人の友人):「ひとつ屋根の下」での役が大看板となっていて、その後の役もあまり大きくそれる役がないようです。安定した演技力でしっかりと脇を固めています。
清水美砂(被告人支援者):大好きな女優さんです。ただこの役ではちょっとさびしいです。もっと出番と演技が求められる役での起用をぜひぜひお願いしたいです。
高橋長英(被告人支援者):この人のことを何としても書きたいので、ここまで長々書いてきました。
高橋長英を最初に知ったのは「白い巨塔(田宮二郎版)」でした。田宮二郎の高慢で不遜な財前医師と山本學演じる典型的な善人である里見医師の火花を散らすような名演には当初から強くひきつけられていましたが、それに勝るとも劣らなかったのが高橋長英演じる柳原医局員でした。財前医師の医療過誤についての証人として揺れ動く気持ちを本当に見事に演じていました。大げさではなく本当にドラマ史上に残る名演だったのではないでしょうか。最近の「白い巨塔(唐沢寿明版)」では、伊藤英明が演じた役ですね。
次にこの人がホントすごいな!と思ったのは、フジテレビ系列での「新選組始末記」(1977年 平幹二朗:近藤勇、古谷一行:土方歳三)。山南敬介(やまなみ・けいすけ/高橋長英)は、文武両道に秀で、新選組の皆から慕われる人格者であったが、あるとき新選組から脱走する。ご承知の通り新選組局中法度によれば「脱走する者は切腹」と厳罰の対象であった。山南を追った永倉新八(夏八木勲)、沖田総司(草刈正雄)らは近江で山南を発見する。永倉・沖田は山南の人柄を慕っていたため、必死に逃がそうとするが、山南はあえて切腹を望む。そして土方歳三が涙する前で見事に腹を切る。ここでも山南の微妙に揺れ動く心理描写は絶品でしたし、死を受け入れるに至ったときの澄み切った境地は言葉にできないほど素晴らしかった!山南が脱走に至った経緯は諸説あるそうですが、ドラマでは遊女明里(あけさと)と結ばれるために脱走するという筋書きになっていました。最後の別れを格子越しにする山南と明里、晴れ晴れとした表情の山南とは対照的に涙がとめどなくこぼれおちる明里。いつまでも記憶に留めておきたいドラマです。
その後は伊丹十三監督作品での常連として「タンポポ」「マルサの女」「マルサの女2」「大病人」「スーパーの女」「マルタイの女」などで水を得た魚のような名脇役として活躍。特に当方が記憶に残っているのは、「スーパーの女」での頑固で偏屈だが正直者の鮮魚屋の役。スーパーを立て直そうとする敏腕副店長と最初は対立、最後は和解という複雑な心理の変化をうまく演じていました。一方で悪徳肉屋を演じていたのが六平直政。これも記憶に残る名演技でした。
伊丹監督没後、なかなか良い役での登場という場面がなかったので、本作「それでもボクはやってない」での出演に気づき大喜びしました。「Shall We Dance?」以来10年ぶりという周防監督の満を持しての作品で起用されただけでも名誉なことです。でもわがままを言えば、まあこの人なら、このくらいの演技朝飯前だろうという程度の役でした。もっともっと難役を!周防監督はじめ映画界の重鎮にお願いします。「半落ち」の寺尾聰の名演技も絶品でしたが、「高橋長英が演ってればまだまだもっと上を行くはず」と思う当方は、「ひいきの引き倒し」でしょうか?ファンクラブとかないの?(汗だく2)
高橋長英の写真・プロフィールはこちら
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「なげーよ」「脱線しすぎだよ」という非難の空耳を受けつつ、ようやく書き終わりました(汗だくだく、ねぎ抜きで!)
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【キャスティング】
役所広司(弁護士役):日本の正義を象徴するような人物ですよね。改めて感じました。かつてヘンリー・フォンダが「12人の怒れる男たち」でアメリカの正義を象徴していたのとオーバーラップします。正義の味方という意味では市川崑監督の「どら平太」なども典型的ですよね。
瀬戸朝香(弁護士役):発声がはっきりしていて歯切れがよく、正論を口にするとき見る者も心地よいですね。その辺の効果を周防監督は狙ったのでしょうか。
加瀬亮(被告人役):今どきの好青年という役どころ。「硫黄島の砂」以来大いに注目を浴びている若手俳優。キャラクター的にこの作品だけではまだ言及しかねます。
裁判官役には、小日向文世と正名僕蔵。どちらも堂に入った演技でした。正名の方が被告人に非常に好意的であったのに対し、小日向ははなから有罪と決めてかかっているようなやや傲慢な態度がちらつき、好対照でした。正名は「未来講師めぐる」での塾講師役で、生真面目で凝り性の不思議キャラを演じていましたが、本作ではそれとは全然キャラが違いました。なかなかの演技力とお見受けします。小日向は被告人に対し冷笑を浮かべつつ対応するようなシニカルな裁判官役、この人も芸の幅が非常に広いですね。
尾美としのり(検事役):近年の演技力には脱帽しています。13歳のときに市川崑監督「火の鳥」の子役でデビューし、青年期には大林宣彦作品の常連(「転校生」「翔んだカップル」「時をかける少女」)であったが、その後あまりぱっとしない気がしていました(ごめんなさい)。ところが、近年宮藤官九郎の「マンハッタンラブストーリー」「タイガー&ドラゴン」で大きく脱皮した気がします。コミカルな役柄でも最高と唸らせられました。「オトコの子育て」でもクレームパパを不気味に演じてましたね。とにかくすごい存在感。本作での検事役も、もう勘弁してというくらい被告人をこき下ろします。逆にそれが快感にもつながってしまうくらい(^^ゞ どんどん出演してほしい役者さん!
田口浩正(証人役):どことなく気持ち悪いキャラクターでTVドラマの脇役に使われ始め、今ではTVドラマになくてはならない存在。「王様のレストラン」「みにくいアヒルの子」「アルジャーノンに花束を」など名作の脇を固め、どんな役でもしっかり演じきっています。最近の「未来講師めぐる」では、ユーキ43の不気味なキャラ以外に、二役で刑事役も巧みに演じ分けていました。ただ素で演じているだけではないのだなと強く印象付けられました。
本田博太郎(同房の詐欺師):この人のいやらしいことといったら(爆)。他の人にはできないキャラですよね。名バイプレーヤーとして、ドラマ・映画には絶対に欠かせない人物。必殺シリーズあたりから、近年でも「エラいところに嫁いでしまった」「モップガール」「セーラ服と機関銃(長澤まさみ版)」と濃いキャラならこの人にお任せ!まるで視聴者をなめているような毒々しさは、個人的に大好きです。
光石研(被告人支援者):この人いつもすごくさわやかなんですよね。最近「1ポンドの福音」でも好人物を演じていました。とげのあるような役もみてみたい気がするのは当方だけ?(・o・)
山本耕史(被告人の友人):「ひとつ屋根の下」での役が大看板となっていて、その後の役もあまり大きくそれる役がないようです。安定した演技力でしっかりと脇を固めています。
清水美砂(被告人支援者):大好きな女優さんです。ただこの役ではちょっとさびしいです。もっと出番と演技が求められる役での起用をぜひぜひお願いしたいです。
高橋長英(被告人支援者):この人のことを何としても書きたいので、ここまで長々書いてきました。
高橋長英を最初に知ったのは「白い巨塔(田宮二郎版)」でした。田宮二郎の高慢で不遜な財前医師と山本學演じる典型的な善人である里見医師の火花を散らすような名演には当初から強くひきつけられていましたが、それに勝るとも劣らなかったのが高橋長英演じる柳原医局員でした。財前医師の医療過誤についての証人として揺れ動く気持ちを本当に見事に演じていました。大げさではなく本当にドラマ史上に残る名演だったのではないでしょうか。最近の「白い巨塔(唐沢寿明版)」では、伊藤英明が演じた役ですね。
次にこの人がホントすごいな!と思ったのは、フジテレビ系列での「新選組始末記」(1977年 平幹二朗:近藤勇、古谷一行:土方歳三)。山南敬介(やまなみ・けいすけ/高橋長英)は、文武両道に秀で、新選組の皆から慕われる人格者であったが、あるとき新選組から脱走する。ご承知の通り新選組局中法度によれば「脱走する者は切腹」と厳罰の対象であった。山南を追った永倉新八(夏八木勲)、沖田総司(草刈正雄)らは近江で山南を発見する。永倉・沖田は山南の人柄を慕っていたため、必死に逃がそうとするが、山南はあえて切腹を望む。そして土方歳三が涙する前で見事に腹を切る。ここでも山南の微妙に揺れ動く心理描写は絶品でしたし、死を受け入れるに至ったときの澄み切った境地は言葉にできないほど素晴らしかった!山南が脱走に至った経緯は諸説あるそうですが、ドラマでは遊女明里(あけさと)と結ばれるために脱走するという筋書きになっていました。最後の別れを格子越しにする山南と明里、晴れ晴れとした表情の山南とは対照的に涙がとめどなくこぼれおちる明里。いつまでも記憶に留めておきたいドラマです。
その後は伊丹十三監督作品での常連として「タンポポ」「マルサの女」「マルサの女2」「大病人」「スーパーの女」「マルタイの女」などで水を得た魚のような名脇役として活躍。特に当方が記憶に残っているのは、「スーパーの女」での頑固で偏屈だが正直者の鮮魚屋の役。スーパーを立て直そうとする敏腕副店長と最初は対立、最後は和解という複雑な心理の変化をうまく演じていました。一方で悪徳肉屋を演じていたのが六平直政。これも記憶に残る名演技でした。
伊丹監督没後、なかなか良い役での登場という場面がなかったので、本作「それでもボクはやってない」での出演に気づき大喜びしました。「Shall We Dance?」以来10年ぶりという周防監督の満を持しての作品で起用されただけでも名誉なことです。でもわがままを言えば、まあこの人なら、このくらいの演技朝飯前だろうという程度の役でした。もっともっと難役を!周防監督はじめ映画界の重鎮にお願いします。「半落ち」の寺尾聰の名演技も絶品でしたが、「高橋長英が演ってればまだまだもっと上を行くはず」と思う当方は、「ひいきの引き倒し」でしょうか?ファンクラブとかないの?(汗だく2)
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「なげーよ」「脱線しすぎだよ」という非難の空耳を受けつつ、ようやく書き終わりました(汗だくだく、ねぎ抜きで!)
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享年92。犬神家の一族で30年ぶりにリメークを発表した市川崑。
チェーンスモーカーだった監督が、1本でも多く映画を撮りたいために禁煙したエピソード。
「まだまだこれから」と楽しみにしていた矢先でした。
女優を美しく撮ることが非常に巧みな監督でした。
アングルやコマ割でも独特の美意識をもち、
タイトルでの文字折り曲げ配置タイポグラフィーや
「火の鳥」「東京オリンピック」での実験的映像
などなど・・。忘れられない監督です。
遺作となった犬神家の一族
あえてアングル・コマ割り・脚本はほとんど前作と同じにしています。
それではなぜリメークする必要が?
その答えは、キャスティング、俳優陣の演技にあると思います。
《新旧同一人物》
金田一耕助:石坂浩二 等々力署長:加藤武 神主:大滝秀治
《別役での出演》
梅子/琴の師匠:草笛光子
《新旧対比》
野々宮珠世:島田陽子⇒松嶋菜々子
犬神佐兵衛:三国連太郎⇒仲代達也
長女 松子:高峰三枝子⇒富司純子
次女 竹子:三条美紀⇒松坂慶子
三女 梅子:草笛光子⇒萬田久子
竹子の夫 寅之助:金田竜之介⇒岸部一徳
松子の長男 佐清/青沼静馬:あおい輝彦⇒尾上菊之助
柏屋亭主・志摩久平:三木のり平⇒林家木久蔵
那須ホテル女中・はる:坂口良子⇒深田恭子
松嶋菜々子の思慮深く、物言わず静かに煩悶する女性像が本当に素敵でした。ふだんの沈鬱な表情から一変して静馬と再会した時の満面の笑顔が際立ちました。また別の松嶋菜々子の美しさを発見させられました。
富司純子の気丈すぎる女。子を思うゆえにどこまでも思いつめる女性像は、まるで劇中人物そのものの化身のようでした。最後に煙草盆を引き寄せる場面。それが何を意味するかは、前作を見た人ならピンとくるところです。本当に自然に、死を覚悟した女とは思えないような挙措。神々しくもあり、傷ましくもありました。名演技です!
萬田久子の大人の色香。ときにひょうきんに、ときにエゴ丸出しという女性像をうまく演じていました。松坂慶子も貫禄の演技。場になじむ雰囲気をうまく醸し出していました。
脇役ですが、主役以上に骨格となる加藤武の等々力署長。この人の「よし、わかった」を聞くだけでも見た甲斐があるというもの(^^ゞ岸部一徳の独特の存在感は絶品ですね。この人については本当にたくさん語りたいことがありますが、今回は割愛m(__)m
深田恭子は、事件とは無関係な数少ない登場人物ということで一服の清涼剤ともいうべき役どころです。深田恭子のさわやかな印象といい、前回の坂口良子といい、このキャラクターの天真爛漫ぶりが見る者をホッとさせてくれます。
金田一シリーズでは欠かせない人物だった三木のり平。ほんの短い出演時間ですが、これを見るのが本当に楽しみでした。絶対笑わせてくれる味わい深いキャラクターでした。今回は林家木久蔵。のり平に恥じぬ好演です。
木久蔵は現在親子襲名興行中ですが、このたび木久扇に改名します。木久扇のネタで「昭和芸能史」、映画全盛期の見聞記は当方お気に入りのネタです。嵐寛寿郎の鞍馬天狗・明智小五郎、大河内伝次郎の描写もとても面白く、軽妙洒脱で臨場感があって大好きな噺です。氏は正真正銘の映画ファンで、高座でも「今度市川崑監督の犬神家に出るんです」ととてもうれしそうに話していたのが思い起こされます。
もう一度問いかけてみます。あえて「犬神家」をもう一度撮る必要があったのか?
答えは迷わず「イエス!」です。
オールドファンを唸らせる前作以上のキャスティングと監督の期待に応えた俳優陣に乾杯!
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チェーンスモーカーだった監督が、1本でも多く映画を撮りたいために禁煙したエピソード。
「まだまだこれから」と楽しみにしていた矢先でした。
女優を美しく撮ることが非常に巧みな監督でした。
アングルやコマ割でも独特の美意識をもち、
タイトルでの文字折り曲げ配置タイポグラフィーや
「火の鳥」「東京オリンピック」での実験的映像
などなど・・。忘れられない監督です。
遺作となった犬神家の一族
あえてアングル・コマ割り・脚本はほとんど前作と同じにしています。
それではなぜリメークする必要が?
その答えは、キャスティング、俳優陣の演技にあると思います。
《新旧同一人物》
金田一耕助:石坂浩二 等々力署長:加藤武 神主:大滝秀治
《別役での出演》
梅子/琴の師匠:草笛光子
《新旧対比》
野々宮珠世:島田陽子⇒松嶋菜々子
犬神佐兵衛:三国連太郎⇒仲代達也
長女 松子:高峰三枝子⇒富司純子
次女 竹子:三条美紀⇒松坂慶子
三女 梅子:草笛光子⇒萬田久子
竹子の夫 寅之助:金田竜之介⇒岸部一徳
松子の長男 佐清/青沼静馬:あおい輝彦⇒尾上菊之助
柏屋亭主・志摩久平:三木のり平⇒林家木久蔵
那須ホテル女中・はる:坂口良子⇒深田恭子
松嶋菜々子の思慮深く、物言わず静かに煩悶する女性像が本当に素敵でした。ふだんの沈鬱な表情から一変して静馬と再会した時の満面の笑顔が際立ちました。また別の松嶋菜々子の美しさを発見させられました。
富司純子の気丈すぎる女。子を思うゆえにどこまでも思いつめる女性像は、まるで劇中人物そのものの化身のようでした。最後に煙草盆を引き寄せる場面。それが何を意味するかは、前作を見た人ならピンとくるところです。本当に自然に、死を覚悟した女とは思えないような挙措。神々しくもあり、傷ましくもありました。名演技です!
萬田久子の大人の色香。ときにひょうきんに、ときにエゴ丸出しという女性像をうまく演じていました。松坂慶子も貫禄の演技。場になじむ雰囲気をうまく醸し出していました。
脇役ですが、主役以上に骨格となる加藤武の等々力署長。この人の「よし、わかった」を聞くだけでも見た甲斐があるというもの(^^ゞ岸部一徳の独特の存在感は絶品ですね。この人については本当にたくさん語りたいことがありますが、今回は割愛m(__)m
深田恭子は、事件とは無関係な数少ない登場人物ということで一服の清涼剤ともいうべき役どころです。深田恭子のさわやかな印象といい、前回の坂口良子といい、このキャラクターの天真爛漫ぶりが見る者をホッとさせてくれます。
金田一シリーズでは欠かせない人物だった三木のり平。ほんの短い出演時間ですが、これを見るのが本当に楽しみでした。絶対笑わせてくれる味わい深いキャラクターでした。今回は林家木久蔵。のり平に恥じぬ好演です。
木久蔵は現在親子襲名興行中ですが、このたび木久扇に改名します。木久扇のネタで「昭和芸能史」、映画全盛期の見聞記は当方お気に入りのネタです。嵐寛寿郎の鞍馬天狗・明智小五郎、大河内伝次郎の描写もとても面白く、軽妙洒脱で臨場感があって大好きな噺です。氏は正真正銘の映画ファンで、高座でも「今度市川崑監督の犬神家に出るんです」ととてもうれしそうに話していたのが思い起こされます。
もう一度問いかけてみます。あえて「犬神家」をもう一度撮る必要があったのか?
答えは迷わず「イエス!」です。
オールドファンを唸らせる前作以上のキャスティングと監督の期待に応えた俳優陣に乾杯!
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友人がエンディングで号泣したと聞いて、「ええっ!自分も見たかったのに、先を越されちゃった」と思いました。今回ようやく見に行くことができました。
私がうるうると来たのは、1)母犬のマリが、飼い主の兄妹の乗ったヘリコプターをどこまでも追いかけてくる場面、2)捨て犬のマリを飼うことを渋々あきらめて逃げ帰る兄妹をマリが無邪気に追いかけてくる場面、3)倒壊した家の下敷きになり身動きが取れない祖父にマリが杖を持ってくる場面 の3つでした。エンディングはそれほど・・・。人によりやっぱりセンスは違うものですね(・o・)
配役陣も「それらしい」≒「ふさわしい」役者さん揃いで、船越栄一郎、宇津井健、高嶋政伸、小野武彦など然りでした。子役の2人も実によかったです。
うちのよっしぃ君は・・・。ボール遊びが大好きなのは同じですが、助けを呼んで家に招き入れるなんてお利口な芸当はとてもとても(^^ゞ
平原綾香の主題歌は、爽やかなエンディングを演出してくれましたし、頭の中がスカッと晴々する思いでした。
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バスの中では、いつも爆睡で着いたら目が覚めるといった感じ楽チンそのものでした(;^_^A 夫婦ともどこでも寝れるのが特技でして・・。宇宙センターでもねもうやだフカヒレ料理に釣られて 気仙沼へ Part1果物の食べ放題って意外と食べれないもんですよね・・まあ、実際になっている実を採ってその場で味わうのに意味があるのかもしれませんが。
でも、たわわに実ったももと梨レイコフカヒレ料理に釣られて 気仙沼へ Part1バスツアーを利用した旅行って移動が人任せなので楽チンですよね(コラッ!!)
さすがに桃6個は食べれないでしょうww
果物狩りでは友人と競ってイチゴ100個ってのはできまくり大学もないのに・・駅名の謎 (学芸大学前、都立大学前)受験生が間違えて学芸大学前で降りちゃうこともあるらしいんですよね(^^ゞ
私も何の疑問もなくてっきり大学があるもんだと思っていました。
お気づかい頂き本当に恐縮もうやだ大学もないのに・・駅名の謎 (学芸大学前、都立大学前)学芸大学って東小金井だったんですか。
てっきり、東横のあの駅かと思ってました!
まあ、あんな凄い大学に入れるわけもなく
ノーチェックだったし、知らんのも当然かしがちゃ子東京JAZZ2008 "Great American Standards" 見聞録nekoさん、初めましてコメント頂き、本当にうれしいです。
同じ2階の11列目だったんですね(^_^)/
とても素晴らしいステージで、私の方も感動をすぐにでも伝えたくて書いた記事です。
どうももうやだ東京JAZZ2008 "Great American Standards" 見聞録はじめまして!
実は私も、この時
2階の11列目の席で鑑賞していました。
あまりに素晴らしいステージでしたので、
未だ興奮覚めやらず、
といったところです。
遠neko女優さんのギャラ?がちゃ子さんへ書き方がわかりにくくてごめんなさい。1話あたりのギャラなんですよ。トップの人でドラマ全部(12話くらい)だとまずまずの金額。映画よりは安いんでしょうけれどね。
アもうやだチケットの値段 羊4匹?がちゃ子さんへやっぱり1万円が大きな分かれ目になりそうですよね。がちゃ子さんと私とでは、「どれに行くか」という基準がだいぶ違いますけど、クラシックファンもそれこそ人それぞれみもうやだチケットの値段 羊4匹?そうね〜「これは行くっきゃない!」ってもの以外は、10000円以上は出せん(笑) 私はグリモーのコンサート「だけ」は、高額でも行くかな〜(笑) 小山さんは国内オケとがちゃ子女優さんのギャラ?え〜!?TOPでこの金額??
安くないですか!?
まさか1話の金額じゃないですもんね。
もっと高くても良いのに・・・(><)
上戸ちゃんは、沢山ドラマに出るのに
がちゃ子女優さんのギャラ?くりさんへほんとですね。言われてみると確かにCMで人気が高い人が上位に食い込んでいる気がします。視聴率とは連動してなさそうですもんね。
上野樹里さんは、どんどん上がっていもうやだ女優さんのギャラ?この記事、面白いですね♪
上位にランクインした意外な人たち(上戸・伊東)はCM出演料が高い方が多いような・・・。
その分、ドラマ出演のギャラも上がっちゃうんでしょくりよっしぃ 「あひるに大興奮」の巻(+_+)ありがとうございます<(_ _)>>レイコさんへ
機器があまり性能良くないのもありますけど、もうやだはわりともっさりとした物言いをする感じなんですよね(^_^;) 実際寝起きみたいにも聞こえちゃいまもうやだよっしぃ 「あひるに大興奮」の巻(+_+)ププッ!
私もレイコさま同様、「もうやださん寝起き?それとも酔ってる?」なんて思ってしまった!!
よっしぃくんの為にオクで落札
しかも3つ!?
親ばかぶりが微がちゃ子