クラシック・ジャズのライブ、CD、TVドラマ、落語の見聞録を中心に、何か皆さんが役に立つ情報が伝えられたらと思います。実につたないブログですが、ずっと前の記事にでも、1行でも、コメントなど頂けたら本当にうれしいです。
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都響 11/23 作曲家の肖像《ドヴォルザーク》
2008年11月25日 (火) | 編集 |
東京都交響楽団 
作曲家の肖像 vol.70 《ドヴォルザーク》
11/23(日) 14:00開演 於:東京芸術劇場

1. 謝肉祭
2. スラブ舞曲 1-1、2-2、1-8
3. チェロ協奏曲 
(チェロ:ルートヴィヒ・クヴァント)
アンコール バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番より サラバンド

東京都交響楽団
指揮:小泉和裕

    s-2008-11-24-0000.jpg

 【プログラムと感想】 
  「ドボコン大好き」の当方にとって、今回のプログラムは見逃せない内容でした。結論を先に言ってしまうと、大いにがっかりした内容でした。
 チェロのソリストは、ベルリンフィルの首席チェリストのルートヴィヒ・クヴァント氏。ホルンの主題提示も何とかうまくいって、これからというチェロの出だしは何とも調子っぱずれな音程で、以降オケともぴたりと息があってません。第2楽章前に調弦して音程は問題なくなったとしても、クヴァント氏が緩急をつけてソロフレーズを弾くたびに、オケとは微妙にずれが生じてしまっていました。
 現在ベルリンフィル来日中ですが、その合間の忙しい時間を縫っての出演だったのでしょうか。当日4時から川崎でベルリンフィルの公演があったようですが、そちらに駆け付けるのは無理だとは思いますが・・。リハーサルや最低限の打合せはできてたんでしょうか。指揮者を一顧だにするでもなくひたすらマイペースで奏で続けるクヴァント氏だけが目立った公演でした。あ、そうそう、チェロ協奏曲で、コンマス矢部さんのソロフレーズは甘美で非常に素敵でした。

 そのほかの、スラブ舞曲や謝肉祭は、都響なら当然これくらいできるでしょうよねという感じで、あまり印象には残らなかったです。前半25分、後半40分というプログラム編成もボリューム不足の感あり。どうせなら交響曲を1曲入れてほしかったです。そうしてれば、都響もその日のうちに名誉挽回できてたでしょうに。
 
【ドボコン、今年3本目】
 夢遊病者のようにドボコンを追いかけ続ける"もうやだ"。今年1回目は読響、2回目は東フィル、そして今回が3回目となりました。
 8/17  読響 指揮:橘直貴 チェロ:ユン・ソン (記事はこちら)
 10/19 東フィル 指揮:ミハイル・プレトニョフ チェロ:ルイジ・ピオヴァーノ(記事はこちら)
 11/23 都響 指揮:小泉和裕 チェロ:ルートヴィヒ・クヴァント

そして、来年は
 2/13 N響 指揮:カルロ・リッツィ チェロ:ミクローシュ・ペレーニ (詳細はこちら)にも参ります。

◎3本のうち、断然傑出していたのは、ピオヴァーノ、プレトニョフ、東フィルの演奏。東フィルの首席チェロ奏者としてゲスト参加もしていたピオヴァーノ氏と東フィルの呼吸はぴったり合っていましたし、気迫のこもった雄渾な演奏には感服しました。そしてチェロの出番まではかなり時間があるこの曲で、冒頭から目をそらさず指揮者に傾注している姿勢。さらに、アンコールで東フィルのチェロセクションと合奏してくれたこと。チームワークの良さと、ピオヴァーノ氏の謙虚でフレンドリーな態度にも感動しました。

やみくもにドボコン追っかけるのもそろそろやめるかなぁ。次のN響が良かったら、また追いかけそうですけど。
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東フィル オーチャード定期 第760回
2008年10月22日 (水) | 編集 |
東フィル 第760回オーチャード定期 
10/19(日)15:00開演 
 於:オーチャードホール

1. ドヴォルザーク:スラヴ舞曲
 第1集4番、第2集2番、第1集8番 

  2. ドヴォルザーク:チェロ協奏曲第1番
    (チェロ:ルイジ・ピオヴァーノ)
 3. ショスタコーヴィチ:交響曲第9番

指揮:ミハイル・プレトニョフ
東京フィルハーモニー交響楽団


◎ドボコン大好きの当方は、「ドボコン聴かなきゃ年が明けない」とばかりに、ドボコンプログラムは必須のレパートリー!

 【演目と演奏について】 
 ドヴォルザークのスラヴ舞曲は、手慣れた軽快なタッチの演奏でした。軽快な中にも、指揮者プレトニョフのロシアのスピリッツが随所に見られました。

 ドヴォルザークのチェロ協奏曲は、常々主題提示のホルンでまず感動するわけですが、ここのホルンソロを完璧に吹き、さらに哀愁漂うフレーズを澱みなく情感豊かに演奏してくれるだけで、当方はもう大満足なのです。ところがこのホルンソロが意外に難関でして、ここが素直に伝わってこなかったり、音が息切れ気味だったりと、納得できない場合も多いのです。
 今回のホルンソロは十二分に満喫しました。正確かつ流麗に演奏してくれました。そして、その後、いよいよチェロ独奏により、同じ主題が提示されます。ここのチェロで聴衆をぐいとひきつけられるかどうかが勝負です。ルイジ・ピオヴァーノのチェロは、期待に十分応えるだけの感動的な主題提示でした。ここからはもう妙なるチェロのフレーズに身をゆだねていくだけです。味わい深く、またときには、迫力のこもった弓遣いにただただ酔い痴れたひと時でした。
 ピオヴァーノのチェロは初めて聴きましたが、かなりすごいのでは?という印象をもちました。琴線をくすぐるような美しいフレーズをスラブ情緒をこめながら、丁寧に響かせてくれます。指揮者プレトニョフにも常に視線を配り、瞬時の間も無駄にしない姿勢と、気迫のこもった演奏スタイルにはすっかり脱帽してしまいました。実によく歌うチェロだと思います。
 アンコールでは、東フィルのチェロセクション全員でのアンサンブルで、「赤とんぼ」を演奏してくれました。筆舌に尽くしがたい郷愁の響きに思わず涙がこぼれそうになってしまいました。涙が出そうになったことなんて初めてです。何とも素晴らしいチェロの音色でした。ピオヴァーノは、10/16オペラシティ定期公演のショスタコーヴィチ交響曲第1番で、東フィルのチェロ首席を務めたそうですが、そんなこともあってチェロセクションとの息もぴったりでした。楽団員も実に生き生きとした演奏をしていたと思います。終わった後の皆さんの満面の笑みも忘れられません。編曲も非常に良かったです。編曲者の情報などがわかるとありがたいと思っています(主催者の方へ)。

 ショスタコーヴィチの第9番は、小編成の佳品。ただし、ショスタコーヴィチの反体制的で諧謔的な趣味で、不可思議な魅力もあわせもった曲です。あまり記憶に残っていない曲なので、事前に予習してから臨みました。次回のN響定期Cプロでも、この曲が演奏されるので、聴き比べも楽しみです。
 交響曲第9番と言えば、ベートーヴェン、シューベルト、ドヴォルザーク、マーラーらが9番を作曲した後、死去しているという「第9の呪い」と言われる俗説もありますが、ショスタコーヴィッチはあえて、第9を作曲するに当たり拍子抜けのするような作品を作っています。小編成で歌を入れるでもなく、古典回帰のような作風を取り入れた交響曲で、演奏時間25分程度という肩すかしのような作品でもあります。それだけに、聴かせどころを工夫したり、面白味をうまく引き出す演奏をするためには、指揮者の力量が問われるところでもあります。プレトニョフは、事前に予習で聴いた演奏よりも、シニカルな部分は滑稽に、高揚してくる部分については意気高らかに演奏していて、作曲家の意図をよく汲みとった演奏だと感じました。

 次に当方が赴くドボコン・ターゲットは、都響のこの演奏会。さらにその次のドボコン・ターゲットは、N響のこの演奏会です。
 まぁ、どこまで調子こんでるのやらと、我ながらあきれ返るばかりでございますm(__)m

【こんな場面みたことあります?】
 演奏会で、弦が切れたのを皆さんみたことあります?今回ヴィオラのまん前にいたのですが、弦が切れるトラブル。すぐ後ろの方に楽器を借りて、演奏を始めました。そして、順番に後ろの人の楽器を前に渡して演奏していきます。そして一番後ろの人は、予備の楽器がなかったので弦の切れたヴィオラを修理すべく退出。それで1人欠けたままで最後まで演奏し終わるのかと思いました。ところがしばらくして楽器を直してまた戻ってきて、修理済みの楽器をまた前に送っていきました。
 せっかく気持ちを込めて演奏しているのに、演奏を中断して他人の楽器を修理に持っていくときの心境って、さぞかし残念でしょうね。「せっかく練習したのに」とか思ったりはしないでしょうか?序列のシビアさなんかも感じたりして・・・。考えすぎかな?余計な心配ごめんなさいm(__)m
 でもさすがにプロオケですね。少しもあわてず騒がずの連係プレーで、演奏には全く支障がなく切り抜けていました。
 ヴァイオリンは一番後ろに予備の楽器を置いてることが多いですよね。チェロとかコンバスとかが弦が切れたときはどうするんでしょうね。コンバスは特に(・。・;

「ドボコン聴かなきゃ年が越せない」当方は、逆に、「第九聴かなきゃ・・」という気持ちがゼロでして、行きたいとは少しも思わないのです。なぜかって理由は、クラシックの歌はどうしても苦手。大げさなんだよなぁってつい思ってしまうんです(^^ゞ
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 ショスタコの交響曲全集は、どの曲も演奏水準が高い下のCDを持っています。今回の予習で使ったCDでもあります。全曲通して知りたい方には値段もお手頃ですし、お勧めです。11枚組のバルシャイ指揮、ケルン放送響によるショスタコーヴィッチ交響曲全集。
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サマーフェスティバル・三大協奏曲 読響 見聞録
2008年08月20日 (水) | 編集 |
サマーフェスティバル
三大協奏曲
 

   8/17(日) 14:00開演 
 於:サントリーホール

1. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 
  2. ドヴォルザークチェロ協奏曲
 3. チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
指揮:橘 直貴
読売日本交響楽団
ヴァイオリン:長原 幸太《1》
チェロ:ユン・ソン《2》
ピアノ:ラウマ・スクリデ《3》


 【サマーフェスティバル 三大協奏曲】 
  まさにお祭りという名がふさわしい充実の名協奏曲の3本立て。大変豪華なプログラムです。こんな協奏曲の名曲を続けて3曲も聴けるチャンスはなかなかありませんよね。演奏内容も大変充実しており、心弾むコンサートでした。

 【プログラムについて
 1. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ソリストの長原幸太氏は大阪フィルのコンサートマスターを務める新進気鋭の28歳。オーケストラの音色に溶け込むようなソフトで節度のある演奏でした。3楽章の一気呵成に畳みかけるフレーズにはすっかり酔いしれてしまいました。ソリストとして今後の期待をこめて、あえて言うなら、際立った音、つまりオーケストラの上に君臨するだけの迫力と力強さがさらに加わればよいような気がしました。

2.ドヴォルザークチェロ協奏曲 当方にとってドボコンは絶対聞き逃せません。この曲を聴くためなら万難を排してはせ参じるわけです(汗)。ユン・ソンのチェロは繊細かつ気品あふれる音色ですね。豪胆さや力で圧倒するタイプではありませんが、叙情豊かに表現していたと思います。
 主題提示のホルンソロ(山岸博)は見事でした!チェロが主題を奏でる前の主題提示なのですが、このホルンはなかなか難しく、成功例を数える方が少ないくらいです。牧歌的な旋律を味わい豊かに奏でていて、大拍手です。
 フルートとチェロがからみあう場面がいくつかあるのですが、チェロの音がやや小さいのでフルートの音でかき消されてしまうところが気になりました。
  ※ドボコン大好き!の記事も鋭意執筆中m(__)m

3.チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 ラウマ・スクリデのピアノは豪快で緩急・強弱のメリハリがしっかりつけられていて、非常にしまった演奏だと思いました。休止中もオーケストラの音や指揮者をきちんと追って、しっかり聴いてそれに応えようとする生真面目な姿勢にも好感がもたれました。オケとソリストのマッチングは、この曲が一番良かったように思いました。

 総じて橘直貴は、旋律を丁寧に歌い上げる端正な指揮ぶりでした。ソリストを含めて各楽器を十分に響かせていたと思います。ただ、ソリストとオケとのバランス面で、ソロ楽器を際立たせるためにオケの音量をもう少し控え目にした方がよい場面がいくつかありました(特にヴァイオリンとチェロ)。逆に、ピアノのラウマ・スクリデは豪快な演奏ぶりだったので、丁々発止とオケと渡り合う様は圧巻でした。

今後のドボコンプログラム
 「ドヴォルザークチェロ協奏曲」を演目に含むこれからの演奏会は、

10/19 (日) 15:00 東フィル
第760回 オーチャード定期演奏会
指揮:ミハイル・プレトニョフ チェロ:ルイジ・ピオヴァーノ
ドヴォルザーク/スラブ舞曲集より
ドヴォルザークチェロ協奏曲 ロ短調 op.104
ショスタコーヴィチ/交響曲第9番 変ホ長調 op.70

11/23 (日) 14:00 都響
東京芸術劇場シリーズ『作曲家の肖像』 Vol.70 《ドヴォルジャーク》
指揮:小泉和裕 チェロ:ルートヴィヒ・クヴァント
序曲『謝肉祭』 op.92
スラヴ舞曲 第1集op.46より第1番ハ長調、第8番ト短調 第2集op.72より第2番ホ短調
チェロ協奏曲 ロ短調 op.104

2/13(金) 19:00 N響
第1641回定期公演 Cプログラム 
指揮:カルロ・リッツィ チェロ:ミクローシュ・ペレーニ
ドヴォルザーク / チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
ドヴォルザーク / 交響曲 第9番 ホ短調 作品95「新世界から」

サントリーホールで2階席の楽団斜め後方の席でした。ホルンやパーカッションのすぐ後ろの席ですが、ふだんチェックできない奏者の様子がみられて興味深かったです。ドボコンでのホルンソロや、トライアングルの出番などは見ているこちらも大変緊張しました。
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ドボコン大好き 第4回 ピアノ協奏曲編
2008年05月11日 (日) | 編集 |
ドボコン大好きの第4回目。

第1回目でよせばいいのに下記予定を無謀にも掲載してしまったため、荷があまりにも重く息切れ気味。なかなか先へ進みません。何とかして早く「ドボコン聴き比べ」という本題にたどりつきたいので、ここはマラソン選手がタクシーを使うような暴挙・インチキをしてでも、先を急ぎたいと思いますm(__)m。

0.はじめに (第1回)
1.略称のついたクラシック曲 (第2回)
2.協奏曲とは (第3回)
3.ピアノ協奏曲の名曲群 (第4回/今回)
4.ヴァイオリン協奏曲の名曲群
5.チェロ協奏曲の名曲群
6.キラ星のチェロ奏者たち
7.ドヴォルザークの作品群
8.曲の特徴・聴きどころ
9.ドボコン聴き比べ
10.ベスト1CDを選ぶとすれば

今回は「ピアノ協奏曲の名曲群」。
まずは、強引にピアノ協奏曲(以下P協と略す)のフェイバリット・テンを決めつけちゃいます。
あえて1作曲家1曲とさせて頂きます。同一作曲家の次点曲は(  )内に掲載しました。

ピアノ協奏曲名曲 フェイバリット10】
1.ベートーヴェン:P協5番「皇帝」(4番・3番)
2.ブラームス:P協2番(1番)
3.ラフマニノフ:P協2番(3番)
4.モーツァルト:P協27番(26番・24番・20番)
5.サン=サーンス:P協4番(1番・2番)
6.チャイコフスキー:P協1番
7.グリーグ:P協
8.ラヴェル:P協
9.ショパン:P協1番(2番)
10.シューマン:P協
 
リスト、バルトーク、ショスタコービッチ、ドヴォルザークは枠に入りきらず選外m(__)m

次に各曲名演のフェイバリット・ワンを「えいっ!」と力まかせに!
※ピアノ奏者、指揮者、オーケストラの順


ピアノ協奏曲名演 フェイバリット10】
1.ベートーヴェン:P協5「皇帝」⇒ミケランジェリ、ジュリーニ、ウィーンフィル
2.ブラームス:P協2⇒バックハウス、ベーム、ウィーンフィル 
3.ラフマニノフ:P協2⇒ルービンシュタイン、オーマンディ、フィラ管
4.モーツァルト:P協27⇒ヘブラー、ドホナーニ、ウィーン交響楽団
5.サン=サーンス:P協4⇒カザドシュ、バーンスタイン、ニューヨークフィル
6.チャイコフスキー:P協1⇒リヒテル、カラヤン、ウィーン交響楽団 
7.グリーグ:P協⇒ルプー、プレヴィン、ロンドン交響楽団
8.ラヴェル:P協⇒アルゲリッチ、アバド、ベルリンフィル
9.ショパン:P協1⇒アルゲリッチ、アバド、ロンドン交響楽団
10.シューマン:P協⇒ルプー、プレヴィン、ロンドン交響楽団


あまりに一刀両断過ぎますが、なにとぞご勘弁を!
各盤の詳細はリンク先をご参照ください。


この演奏がお薦め、この曲がNo.1だというご意見もお待ちしております。
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ドボコン大好き3 協奏曲編
2008年02月20日 (水) | 編集 |
ドボコンとは、ドヴォルザークチェロ協奏曲です。

勝手に続けているドボコン大好きシリーズの3回目。過去の記事(1回目2回目

今回は協奏曲。クラシック音楽のジャンルとして考えてみます。
クラシック音楽のジャンルには、時代別に
バロック古典派ロマン派印象派現代音楽などの分類があります。

一方、演奏形態別の分類として、
器楽曲(独奏曲)、室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、弦楽四重奏曲など)、管弦楽曲(交響曲、交響詩、協奏曲)のほか、舞台音楽(バレエ音楽、オペラ)、宗教曲などがあります。

協奏曲は、単独の楽器奏者(ソリスト)とオーケストラとの共演(コラボ)用に書かれた楽曲ですが、楽器の種類はピアノ、ヴァイオリンを筆頭にチェロ、ギター、ヴィオラ、トランペット、クラリネットなど多岐にわたります。

当方クラシック音楽では、協奏曲のジャンルを最も愛好しております。その理由として、1)ソリスト、2)オーケストラ、3)指揮者の三位一体のバランスがとても興味深い点が1つです。同じソリストでもオケが違う、指揮者が違うだけでさまざまなバリエーションを聴くことができます。三者のバランスもさまざまで、オケとソリストが真っ向から対峙し丁々発止と火花を散らすような演奏もあれば、オケとソリストが見事な調和をみせオケがソリストのエスコートに専念するような演奏もあります。

真っ向対峙の例では、カラヤン指揮 ベルリンフィル ロストロポービッチ(Vc) ドボルザークのチェロ協奏曲ロ短調 *を挙げておきます。ソリストをたてる演奏の典型例としては、オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 ルービンシュタイン(p)のラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番が挙げられるでしょうか。

もう1つ協奏曲の魅力といえばカデンツァ。楽曲によっては、1楽章の終末近くにソリストの自由な演奏を許す場合があり、演奏者は自作のカデンツァを取り入れる場合があります。

昨年9月のアンドレ・プレヴィンのモーツァルト ピアノ協奏曲第24番の弾き振りでも自作のカデンツァを聴くことができました。また、小曽根真もガーシュインのピアノ協奏曲などで即興演奏を聴かせています。

小曽根真はジャズミュージシャンだけに、即興(インプロビゼーション)=アドリブはお手のものですが、アンドレ・プレヴィンも知る人ぞ知るジャズピアニストですよね。「マイフェアレディ」は当方の愛聴盤です。

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ドボコン大好き!2 協奏曲の略称
2008年01月28日 (月) | 編集 |
ドボコンとは、ドボルザークのチェロ協奏曲の通称・略称です。
コンはコンチェルト(協奏曲)のことですが、ドボルザークには他にピアノ協奏曲ヴァイオリン協奏曲がありますが、知名度からもチェロ協奏曲を指すようです。

○○コンと称される協奏曲には、
チャイコン チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲第1番
メンコン  メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲
シベコン  シベリウスのヴァイオリン協奏曲
ベトコン  ベートーベンのヴァイオリン協奏曲
ブラコン  ブラームスのヴァイオリン協奏曲 
   とほとんどがヴァイオリン協奏曲を指すことが多いようです。

大きく脱線しますが、“○○コン”という略語が日本語には非常に多いですね。
ミスコン⇒ミス・コンテスト  (contest) ロボコン
ゼネコン⇒ゼネラル・コントラクター (contractor)マリコン
ボディコン⇒ボディ・コンシャス (conscious)
クリコン⇒クリスマス・コンサート(concert) アマコン
エアコン⇒エア・コンディショナー(conditioner)
ロリコン⇒ロリータ・コンプレックス (complex)マザコン、エディコン、ファザコン、シスコン
アダコン⇒アダルト・コンテンポラリー (contemporary)ブラコン
シスコン⇒システム・コンポーネント (component)ミニコン
パソコン⇒パーソナル・コンピュータ (computer)ファミコン、ミニコン、マイコン
リモコン⇒リモート・コントロール(control)ラジコン
ネオコン⇒ネオコンサバティブ:新保守主義(neoconservatism)
カラコン⇒カラー・コンタクト
生コン⇒生コンクリート (concrete)
合コン⇒合同コンパ






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ドボコン大好き! その1
2008年01月18日 (金) | 編集 |
ドボコンとは、【ドヴォルザーク作曲 チェロ協奏曲 作品106】の俗称です

私が最も好きなクラシック曲は何といってもドボコンです。
無人島に持っていく1枚のCDも
ジャズ評論家 寺島靖国氏の言葉を借りて「棺桶に入れたいCD1枚」を選ぶとしても
「ドボコン」です。
年に1度はドボコンのコンサートに行かないと悶絶死しちゃいます(^^ゞ

クラシックに縁遠い方にも、他は聴かなくてもよいので、ぜひこの1曲だけはだまされたと思って、聴いておいて欲しいと思うくらいです。
極端にいえば、「新世界より」「四季」「カルメン」「第九」「白鳥の湖」などなどなど・・・の数々の大名曲でさえ聴かなくてもよいから、聴いてほしいんです(滝汗)。

この言わばパラノイアチックな思い入れを1回で語りつくすのはどだい無理なので、回を分けてお話しさせてください。

私なんぞが書かなくても、秀逸かつ明晰なドボコン分析があります。
結論を早く知りたい方は、ぜひこちらの2つのHPはお勧めです。
値千金ならず値万金の価値あり!参考にしてください。

http://concavo-convex.com/cello/disk/dvocd.html
http://www6.ocn.ne.jp/~f03hd8yv/music-hikaku.htm

これから折をみて次のような流れでお話させて頂ければと思っています。

1.略称のついたクラシック曲
2.協奏曲とは
3.ピアノ協奏曲の名曲群
4.ヴァイオリン協奏曲の名曲群
5.チェロ協奏曲の名曲群
6.キラ星のチェロ奏者たち
7.ドヴォルザークの作品群
8.曲の特徴・聴きどころ
9.ドボコン聴き比べ
10.ベスト1CDを選ぶとすれば

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