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モーツァルト クラリネット協奏曲5 ジャック・ランスロ
2009年04月04日 (土) | 編集 |

モーツァルト フルートとハープのための協奏曲
 クラリネット協奏曲 

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1. モーツァルト :フルートとハープのための協奏曲
 ◆ランパル(fl)、ラスキーヌ(hp)
2. モーツァルト : クラリネット協奏曲
 ◆ランスロ(cl)
パイヤール指揮 パイヤール室内管弦楽団

エラート WPCS-21050


 偉大なクラリネット奏者ジャック・ランスロ氏を偲んでの第2回目のCDレビューです。

 ジャック・ランスロについての過去記事は
クラリネットによる楽しい名曲集」 「モーツァルト・ブラームス クラリネット五重奏曲
モーツァルト ケーゲルシュタットトリオ/ベートーヴェン 街の歌」(←追悼記事第1弾です)

 「モーツァルト:クラリネット協奏曲」は、現在「クラコン聴き比べ」というカテゴリーにて聴き比べ続行中。パイヤール指揮による管弦楽団は、徹底的にサポートに徹しており、クラリネットのソロパートがあるときは、オケの音量を著しく小さくして演奏しています。オケだけのパーツのときは、オケはかなりの音量で前面に出てきますので、クラリネット→オケ→クラリネット というバトンタッチが際立って鮮明に聴こえます。
 ランスロのクラリネットは、天使が舞っているような軽やかで愉悦にあふれた演奏。それをパイヤールが気品あふれる瀟洒な指揮ぶりでバックアップしています。ランスロの妙なる音色を一音一音かみしめて味わいたい名演です。くつろぎの雰囲気にあふれ、天国にいるようなやすらぎに満ちたクラリネット協奏曲です。

 フルートとハープのための協奏曲でも、上記と同じような華麗でやすらぎにあふれた演奏が聴かれます。ランパルのフルートはフランスの粋、デリカシーを湛えた瑞々しい演奏です。ハープのラスキーヌとのハーモニーには、心をとらえてはなさない究極の美があると思います。座右に置きたい名盤中の名盤ですね。

本CDは定価1,050円。とてもコストパフォーマンスの高いCDだと思います。今後も引き続きランスロの参加したCDご案内していきます。レンタルCGI
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モーツァルト クラリネット協奏曲4 ルポミール・レゴ・レゲムザ
2008年03月20日 (木) | 編集 |
《曲目》
1.ファゴット協奏曲
2.ホルン協奏曲第3番
3.ホルン協奏曲第4番
4.クラリネット協奏曲イ長調
《演奏者》
ルミール・ヴァニック(fg) 〈1-3〉 ペテル・ヘルニッフ(hr)〈4-9〉 ルポミール・レゴ・レゲムザ(cl)〈10-12〉
マルチェロ・ロタ指揮 チェコ・ナショナル交響楽団
《細目》
2006年12月/2007年1月録音 Victor

チェコを代表する木管楽器奏者をソリストとして、モーツァルト生誕250年記念に合わせて制作されたCDである。チェコ・ナショナル交響楽団の音はとても厚みがあり、自然な流れに身を任せて演奏するようなスタイルなので耳にも心地よい。各木管楽器奏者とも、世界で屈指というほどの有名奏者ではないが、それぞれが味わい深い演奏を披露している。

 聴き比べの対象として着目したクラリネット協奏曲であるが、ピッチが少し高いのか若干上ずって聞こえるのが残念である。2楽章では、オケの包み込むような温かさをもつ弦楽器とクラリネットとのハーモニーがバランスよく生かされている。最も聴かせどころである3楽章の完成度がやや低く、物足りなさは否めない。2楽章に注目して聴くべき演奏か。

 ホルン協奏曲の第4番は、弦に厚みに加えて牧歌的な雰囲気をもつホルンの調べに傾聴すべきものがある。ファゴット奏者はなかなかの名手であり、モーツァルト18歳のときの作品に深みを与えている。

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モーツァルト クラリネット協奏曲3 ザビーネ・マイヤー
2008年03月03日 (月) | 編集 |
《曲目》
1.クラリネット協奏曲イ長調 モーツァルト
2.クラリネットのための第1狂詩曲 ドビュッシー
3.ファンタズマ 武満徹
《演奏者》
ザビーネ・マイヤー(バセット・ホルン[1]、クラリネット[2・3])
クラウディオ・アバド指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
《細目》
1998年12月4-6日録音 EMIミュージック・ジャパン TOCE-55078

 本来モーツァルトクラリネット協奏曲は、現在通用しているクラリネットよりも低音域をもつバセット・ホルンのために書かれたものです。通常この曲が演奏される場合、現在使われているクラリネット用に書き替えられた楽譜で演奏されています。
 ここでのクラリネット協奏曲バセット・ホルンでの演奏です。3楽章のアレグロはとにかく速いですが、ザビーネ・マイヤーの正確無比なテクニックで、オケもぐいぐい引っ張られるイメージです。低・中・高のいずれの音域でも粒がそろってよく響く美しい音色です。過度の感情移入なく淡々と奏していますが、「秋色」という風情のふさわしいこの曲では、むしろ「憂愁」の風情がよく表出されており、名演といえます。
 ライナーノーツにはN響首席クラリネット奏者の磯部周平さんのコメントが載っています。クラリネットにはドイツ式とフランス式の楽器があり、ザビーネ・マイヤーや磯部さんはドイツ式楽器、現代の主流はフランス式楽器なのだそうです。楽器としては少数派であっても、モーツァルトやブラームスではドイツ系楽器がふさわしいとの考えもあるそうです。本作でザビーネは、ドイツ、フランス、現代の演目を縦横無尽に奏でています。

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モーツァルト クラリネット協奏曲2 リチャード・ストルツマン
2008年02月25日 (月) | 編集 |
《曲目》
1.クラリネット協奏曲イ長調K.622 モーツァルト
2.クラリネット五重奏曲イ長調K.581 モーツァルト
《演奏》
リチャード・ストルツマン指揮 イギリス室内管弦楽団(1) 東京クヮルテット(2)
リチャード・ストルツマン(クラリネット)
《細目》
1999/11/20発売 BMGメディアジャパン B00005EGVQ
リチャード・ストルツマンについて》
 1942年生まれ。アメリカ合衆国。武満徹との交流もあり、「カトレーン」などを初演。ジャズ・ミュージシャンとしての活動でも知られる。
 
イギリス室内管弦楽団は、温かい響きを奏でてくれますが、何しろ曲自体のテンポが早い。演奏自体が非常にクールで恬淡としています。単なる主観ですが、ほんのりとした優しさの中に垣間見える寂莫感、静寂感がモーツァルトの最後にたどりついた崇高なる境地とすれば、そういった情感はこの演奏からはうかがい知ることができません。ストルツマン独自のカデンツァが12楽章で聴ける点にも注目。クラリネット五重奏曲についても同様で、美しい音色で奏でる旋律は魅力的ではありますが、まるでフランス近代音楽を聴いているかの風情。ユニークなモーツァルト観であることは確かですが・・・。

 ストルツマンの愛聴盤は、「ダンサ・ラティーナ」。ラテン・フレーバーを見事に演じたリズミカルで哀愁漂う演奏は秀逸。

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モーツァルト:クラリネット協奏曲 1 エンマ・ジョンソン
2008年02月17日 (日) | 編集 |
《曲目》
1.クラリネット協奏曲イ長調K.622 モーツァルト
2.フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299 モーツァルト
《演奏》
レイモンド・レッパード指揮 イギリス室内管弦楽団
エンマ・ジョンソン(クラリネット) ウィリアム・ベネット(フルート) オシアン・エリス(ハープ)
《細目》
1994/8/21発売 日本クラウン B000064GTA
エンマ・ジョンソンについて》
 1966年生まれ イギリスBBC放送のコンクールで優勝し一躍「時の人」となる。
 シンデレラ・ガール、「天使のクラリネット」としてヨーロッパでも人気を博す。

モーツァルトクラリネット協奏曲は、名曲中の名曲。
 クラリネット奏者の紹介を兼ねて、折々クラコンの聴き比べをしていきます。

イギリス室内管弦楽団は、温かく包み込むようにエンマ・ジョンソンをサポートしています。一方、エンマの音色は、高音ではやや上滑り気味、低音はファゴットのような音色。3楽章で特に目立つのですが、音によって強弱が一定しません。スケール(音階)を奏でるときにも音色に統一感がないようで、個人的には好みではありません。テクニック面や情感の表現は決して悪くないと思いますが。とはいえ、何せ17-8歳当時の演奏でもありますし、後年のものも聴いてみてまたレヴューできたらよいなとは思います。

むしろカップリングの「フルートとハープのための協奏曲」はお勧め。ハープとフルートの調べがイギリス室内管に見事にマッチしていてなかなかよいです。特にオシアン・エリスのハープが生き生きとしてみずみずしいイメージがあります。この曲、ランパル盤くらいしか聴いたことがなかったのですが、ランパル盤に比肩すべき作品なのかもしれません。

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