クラシック・ジャズのライブ、CD、TVドラマ、落語の見聞録を中心に、何か皆さんが役に立つ情報が伝えられたらと思います。実につたないブログですが、ずっと前の記事にでも、1行でも、コメントなど頂けたら本当にうれしいです。
ローラ・フィジィ(Laura Fygi) Favorite Artists 4
2008年08月07日 (木) | 編集 |
深く敬愛するアーティストのコレクションを1回1人ずつ紹介させて頂きたいと思います。今回は第4回。ジャンルはさまざまで、コレクションは極めて中途半端です(^^ゞ
ローラ・フィジィ(Laura Fygi)
 1956年アムステルダム生まれのオランダ人の女性ジャズボーカリスト。彼女のハスキーヴォイスは、闇のしじまに溶けていくような独特の時間の流れと空間を感じさせるボーカルです。心の痛みをなめてくれるような優しさと、都会の孤独と寂寞さを片時の間忘れさせてくれるような安らぎをもった甘酸っぱいボーカルテイストだと思います。

 日本では、デビュー作「瞳のささやき」からの同名曲がテレビドラマ「さよならをもう一度」の主題歌に採用され、爆発的なヒットを記録。毎年のように来日し、ジャズクラブでのライブを行っています。

【Discography】
1. 瞳のささやき(Introducing) '92 ・・・デビュー作。スタンダード集
2. クロース・イナフ・フォー・ラヴ(Bewitched) ’92 ・・・ウィズ・ストリングス。
3. コルコヴァード(The Lady Wants To Know) ’94 ・・・ボサノヴァ集
4. レイトリー(Turn Out The Lamplight) ’95 ・・・ポップスカバー集
5. 風のささやき〜ミーツ・ミシェル・ルグラン(Watch What Happens) ’97 ・・・ミシェル・ルグラン作品集  
6. ドリーム・ユア・ドリーム(Dream Your Dream) ’98 ・・・TVドラマ主題歌カバー集
7. ファースト・ライヴ!(Live) '98
8. ラテン・タッチ(The Latin Touch) '00 ・・・ラテンサウンド集
9. チェンジ(Change)'02 ・・・オリジナル曲集
10. AT RONNIE SCOTT'S '04 ・・・ 2枚目のライブアルバム
11. ランデブー(RENDEZ VOUS) '07 ・・・フランス語によるスタンダード集

【お薦めは?】
 どのアルバムも完成度が高く、出来不出来の差もほとんどありません。あえて思い入れの強いアルバムを3枚選ぶと、
 1位「瞳のささやき」、2位「コルコヴァード」、3位「ラテン・タッチ」となります。

【瞳のささやき】
 何と言っても、どこまで行っても、この曲につきるでしょう。

まずは、オリジナルのクリスタル・ゲイルから
 "Don't it make my brown eyes blue"(このブラウンの瞳まで青くなりそうよ)というこの曲のオリジナルは、カントリーのクリスタル・ゲイルで大ヒットしました。腰の下までの長い黒髪で、哀愁を帯びたフレーズを絶え絶えと歌う雰囲気が、多くの人の心をわしづかみにしました。

 

 当方、クリスタル・ゲイルも大好きでして、都会的な雰囲気をもった泥臭くないカントリーという新しいジャンル・シンガーとして注目していたものです。当時はLPを数枚持っていましたが、今はベスト盤CD以外は入手しづらい状況です。
 この曲の訳詩についての興味深い検討がこちらにあります。

続いて、ローラ・フィジィのカバー・バージョンを
 ハーモニカの絶妙なからみに要注目!



【ハーモニカおじさん】
  瞳のささやきのハーモニカは、ハモニカおじさんことトゥーツ・シールマンス(Toots Thielemans)。哀愁漂うハーモニカとローラ・フィジィのハスキーボイスが見事にブレンドされて、筆舌に尽くせぬ絶妙の快適空間を創出してくれます。
  彼の参加する「コルコヴァード」所収の2曲目「It Might As Well Be Spring」も、手放しでお勧め。

 トゥーツ・シールマンスの名盤は、ビル・エバンスとのデュエットアルバム「アフィニティ(Affinity)」でしょう。理知的なビル・エバンスのタッチに微妙にからまってくるハーモニカとのコラボレーションに、胸を射抜かれてしまいます。トゥーツ・シールマンスの参加したアルバムは、かなり集めて追いかけ続けましたが、この「Affinity」を超えるアルバムはありませんでしたね。
BE AFFINITY
Affinity

ローラ・フィジィの公式HPはこちら ディスコグラフィー、写真なども満載です。

当方のコレクションは下記9枚。ライブ盤2枚とランデブーはまだ持ってませんm(__)m



第1回 ナナ・ムスクーリ /第2回 アンヌ・ドゥールト・ミキルセン / 第3回 リサ・エクダール もよろしくお願いいたします。

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リサ・エクダール(Lisa Ekdahl) Favorite Artists3
2008年05月22日 (木) | 編集 |
深く敬愛するアーティストのコレクションを1回1人ずつ紹介させて頂きたいと思います。今回は第3回。ジャンルはさまざまで、コレクションは極めて中途半端です(^^ゞ
リサ・エクダール(Lisa Ekdahl)
1971年生。スウェーデン人女性歌手。ギターを弾きながらボサノバ調の自作曲をスウェーデン語で歌うスタイルから、ジャズトリオをバックにスタンダードを歌うジャズボーカル調の作品まで幅広くリリース。この人の魅力は、何といっても蠱惑的(こわくてき/コケティッシュ)なボーカルです。耳にした人は小悪魔的で独特のチャイルドボイスにハマってしまうことでしょう。

当方のお気に入りは、ペッテル・ノルダール(Peter Nordahl)トリオとの共演によるジャズのスタンダード集「When Did You Leave Heaven/ストックホルムの妖精」、「Back to Earth/もしあなただったら」の2作。ペッテル・ノルダールトリオは、小粋なフレーズをちりばめた非常にクオリティの高いサポートで、リサの魅力を存分に引き出しています。

最もお薦めなのは「デイブレイク/Sings Salvadore Poe」 サルヴァドール・ポーっていったい誰なの?って感じなのですが、リサがインドで知り合い、後に結婚する人なのです。愛の絶頂期をとらえたこの作品は、リサの自然体で天真爛漫なボーカルにより一層の魅力を加えています。

リサ・エクダールの「デイブレイク」をぜひ聴いてみてください。お人形さんみたいに可愛らしく、無邪気な雰囲気がとってもキュートです。

 


リサ・エクダールの公式HPはこちら
リサ・エクダールの詳細な紹介はこちらにも
当方のコレクションは下記10枚。


番外編では、フランス人コメディアン エリ・セムーン(Elie Semoun)のデビューCD「プレジール(Plaisir)」で、リサは2曲デュエットで参加しています。抜群に良い雰囲気です。ボサノバ調でもあり、シャンソン風でもある味わい深いアルバムですが、温かく包み込まれ、身も心も溶けていきそうなデュエット曲になっています。思わぬ拾いものに大感激です。

第1回 ナナ・ムスクーリ /第2回 アンヌ・ドゥールト・ミキルセン もよろしくお願いいたします。

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テーマ:女性アーティスト
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アンヌ・ドゥールト・ミキルセン(Anne Dorte Michielsen) Favorite Artists2
2008年05月10日 (土) | 編集 |
深く敬愛するアーティストのコレクションを1回1人ずつ紹介させて頂きたいと思います。今回は第2回。ジャンルはさまざまで、コレクションは極めて中途半端です(^^ゞ
アンヌ・ドゥールト・ミキルセン(Anne Dorte Michelsen)
 1958年生。デンマーク人女性歌手。いわゆるシンガーソングライターで、温もりと安らぎを伝えてくれる澄んだボーカルには、不思議な癒しの力があります。たとえるなら、昼下がりに洋風の庭においた椅子の上で読書をしたり植物に水をやっているようなくつろいだ雰囲気のボーカルです(「ミン・キャリエラ」のジャケット写真(写真下)はそんなイメージ通り)。1980年代から1990年代初めまでは日本盤も発売されており、また1990年には日本でのライブツアーも行われ、日本でも少数ながらファンは存在しています。
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 その後もデンマークでは新作をリリースし続けていますが、デンマークから直輸入で購入するほかない状況です。シングルマザーとしての生き方など知的でナチュラルな女性像は、母国デンマークでも憧れの対象となっています。(CDのライナーなどの引用)
 デンマーク語は一言もわかりませんが、アンヌのボーカルで聴くデンマーク語は透明感があって語感の美しい言語ですね。アンヌを知ったきっかけは偶然もらった中に入っていた見本盤CD。何気なく聴いただけで強い愛着と安らぎを感じました。そして他のCDも集めはじめました。
 
 当方が所有しているのは、日本でも発売された計6枚ですが、その後のキャッチアップができていません。この記事を書くにあたって、無性にその後のCDが欲しくなったので、デンマークのHPに注文しました。「マイナーな(日本では)ものを聴く人は大変だよ」と思いながら、実はそんな苦労に快感を覚える天の邪鬼の当方でもあります(激汗)

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 アンヌ・ドゥールト・ミキルセン公式HPはこちら(デンマーク語)
 アンヌ・ドゥールト・ミキルセン詳しい紹介はこちらのHP
 こちらにもアンヌの貴重な新作レポートが掲載されています。
 
JEG VIL HUSKE(追憶の日々)は、上の左端のアルバム「NAEST DANS」に収められている曲です。
訳詩は上2つ目のHPにも掲載されています。
ちょっと聴いてみてください。アットホームな感じの独特のあったかさが耳に心地よいです。 


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ナナ・ムスクーリ(Nana Mouskouri) Favorite Artists1
2008年04月25日 (金) | 編集 |
深く敬愛するアーティストのコレクションを1回1人ずつ紹介させて頂きたいと思います。ジャンルはさまざまで、コレクションは極めて中途半端です(^^ゞ

ナナ・ムスクーリ(Nana Mouskouri)
 1937年生。ギリシア人女性歌手。「全世界で300万枚以上のレコード、450枚のアルバムを発売し、15カ国の言語(ギリシア語、フランス語、英語など)で約1500曲の歌を発表した。また、世界中で230以上のゴールドおよびプラチナディスクを記録している。世界で最も、レコードの売り上げが多い歌手の一人であり、その売り上げ枚数は、2億3000枚以上ともいわれる。(Wikipediaより)」
 2004年70歳記念コンサートの際に引退を表明し、フェアウェル・コンサートとして2008年7月のアテネでのコンサートにて終止符を打つ予定。

 透明感・清涼感のある歌声には、人の心を和ませ癒す魔法の力があります。聴き飽きた名曲でもこの人の歌声で聴くと新鮮です。残念ながら、さよなら公演の日程に日本は含まれていません。当方の心の寄る辺とも言うべきアーティストの引退は、誠に淋しい限りです。さすがに渡航して追いかけるまでは無理です。残り少ないコンサート、ぜひ頑張ってください。

 お願げぇでございますだ<(_ _)> 4分ナナ・ムスクーリのオンリー・ラブを聴いて下さりませm(__)m
 2000年に放映の「百年の物語」(松嶋菜々子)でも使われていた曲です。
 

 日本のファンサイトではこちらが有名
 ナナ・ムスクーリの公式ファンクラブサイトはこちら

当方のコレクションはまだまだ少ない下記7枚。どのCDを買っても絶対失敗がないというのも、不世出のアーティストたるゆえんでしょうか。



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