クラシック・ジャズのライブ、CD、TVドラマ、落語の見聞録を中心に、何か皆さんが役に立つ情報が伝えられたらと思います。実につたないブログですが、ずっと前の記事にでも、1行でも、コメントなど頂けたら本当にうれしいです。
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【Jazz Live】 2012 富士通コンコードジャズフェスティバル
2012年06月04日 (月) | 編集 |
富士通コンコードジャズ
フェスティバル2012
 
6/3(日) 17:00開演 於:ゆうぽうとホール

《第1部》Three Beauties Piano Playhouse
片倉真由子 1. It Could Happened to You 2. The Good Life
 山中千尋1. She Did it Again 2. Take Five 3. Antonio's Joke 4. Yagi Bushi
木住野佳子 1. Hope 2. Waltz for Debby
《アンコール》Autumn Leaves ×3
ニール・スウェインソン(b) ジョー・ラバーベラ(ds)

《第2部》The Great American Jazz Orchestra
1. April in Paris 2.We'll Be Together Again 3. Begin The Beguine 4. Someday My Prince Will Come
ブルース・ハマダ(vo/b) 5. I've Got You Under My Skin 6. Love Me Tender 7. Blue Hawaii
シーネ・エイ8. Sound of Music 9. Edelweise 9. My Favorite Things
10. I Can't Stop Loving You 11. The Shadow of Your Smile 12. Love Is a Many Splendard Thing 13. Shiny Stockings 《アンコール》Smile / One O'clock Jump


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【富士通コンコードジャズフェスティバル2012】
 例年11月に開催されるコンコードジャズフェスティバル。今年は6月開催です。つい昨年の11月にスコット・ハミルトン、ニッキ・パロットなどを擁して開催されたばかりなので、間隔を空けずにまた聴けて少し得した気分でした。なぜ6月開催なのかは、少し調べた中ではわかりませんでした。ジャズクラブが苦手で、純粋にホールで楽しみたい当方には、大変ありがたいイベントです。ここ6年ほど毎年参加しています。運営的にも楽ではないでしょうけれど、何とか末長く続けていってほしいジャスフェスティバルです。
 
【Three Beauties Piano Playhouse】  3人の女流ピアニストによるトリオ演奏。片倉真由子さんは初めて聴きましたが、ダイナミックでブルース感覚にあふれ、日本人離れしたジャズセンスを感じ取りました。山中千尋さんは4曲。今や日本ジャズ界のトップアーチストです。圧倒的な力強さとほとばしり出る熱い情感、めくるめく鍵盤の魔術、息をのむような迫力でした。そして、今回当方のお目当て木住野佳子(きしのよしこ)さん。フレーズがみずみずしく詩情にあふれ、夢見心地にさせてくれる演奏でした。特にビル・エバンスの「ワルツ・フォー・デビー」は彼女の十八番でもありますが、ビル・エバンスとも共演した経験のあるジョー・ラバーベラのドラムスということもあって、イメージが大きくふくらむ入魂の演奏でした。アンコールの「枯葉」は、3人のピアニストがそれぞれ別アレンジで個性豊かに聴かせてくれました。木住野さんのボサノバ調の演奏もセンスがとてもよいですね。

【The Great American Jazz Orchestra 】
 リーダーがドラムのフランク・キャップ。底抜けに明るいドラミングでメンバーをぐいぐい引っ張ります。ハワイのブルース・ハマダの歌を3曲フューチャー。王道のラブソング、ラブ・ミー・テンダーなどをくずさず丁寧に歌い上げるのですが、なかなか味があってよいですね。お目当てのシーネ・エイは初めてライブで聴きました。CDジャケットなどから受けるクール・ビューティー的なイメージとは異なり、謙虚で誠実そうな人柄で、挙措にも上品さがあふれていました。エーデルワイスやサウンド・オブ・ミュージックなどの歌声に心が和みました。プログラム後半のビッグバンドによるカウント・ベイシーは圧巻でした。ビッグバンドファンの当方をうならせるほど、シャイニー・ストッキングも実にかっこよく決まっていました。

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サイン会での木住野佳子さん。名前をきいて、サインに添えてくださいました。「田園ホール・エローラでの公演がまた企画されることを切望しています」とお話ししました。

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シーネ・エイ(Sinne Eeg)さん。デンマークの歌姫です。恥ずかしながら自分"egg"さんとばかりずっと思っていました。

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山中千尋
さん

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 曲目リストをきちんと掲出するところに、主催者側の誠意と高い見識とプライドを感じます。こういった配慮も顧客の満足度を大いに高めます。ステージセットをうやむやにして公開しなかったりする主催者にはぜひ見習ってほしいです。


またまた長らく更新をさぼってしまいました。今回のつまずきは、近代建築や美術館などの施設を紹介するときに地図とか、アクセスとか、開館時間とかを表にして、時計や地図などのアイコンをつけようとしたのですが、行が微妙にずれたりして挫折。そのまま放置というパターンでした。情けなし(^^ゞ ラ・フォル・ジュルネも満喫したのですが、まだ記事にしていません。
 9月に開催される東京Jazz(HP)は、ロック、ブルース、フュージョンなど多彩なジャンルのアーチストが参加します。こちらもここ数年毎年参加していましたが、今年は不参加を決めました。今年も聴きたいアーチストもいるのですが、3組セットのところ、他2組に全く関心がなかったりなので、一昨年くらいから若干の苦痛を感じ始めていました。

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テーマ:JAZZ
ジャンル:音楽
【Jazz Live】 MJQ ジャパンツアー2011 松戸公演
2011年09月10日 (土) | 編集 |
MJQ ジャパンツア-2011
松戸公演
 

8/14(日) 16:00開演 
於:森のホール21 小ホール

《曲 目》
1. アイ・ガット・リズム 2. 日本への祈り
3. ラ・フィエスタ  4. サマータイムummer Time 
5. テイク・ファイブ 6. 危険な関係のテーマ

1. マンテカ 2. アランフェス協奏曲
3. リカード・ボッサ  4. 枯葉
(アンコール)  キャラバン

曲目・曲順間違いがあると思います。
お許し下さい。
)

デビッド・マシューズ (p) ウォルター・ホワイト(tp)
クリス・ハンター (sax) ジョン・バー (b) 
ジミー・マディソン (ds)



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【MJQの新生来日メンバー】
 当初予定されていたオリジナルメンバーのうち、デビッド・マシューズ以外の4人が来日を渋ったため、新メンバーでのジャパンツアーでした。とはいっても、ウォルター・ホワイト(tp)やクリス・ハンター(sax)は、MJO(マンハッタン・ジャズ・オーケストラ)の方で、いつも大活躍しているメンバーなので、全く違和感はありませんでした。 MJOでの彼らのソロやプレイは強く印象に残っています(記事はこちら)。
 もちろん、オリジナル・メンバーもジャズの真髄を聴かせてくれる達人ばかりですが、新生メンバーによるMJQはそれ以上に、勢いもあり、アドリブの妙技・楽しさを満喫させてくれました。クリス・ハンターのうねるようなサックス、切れ味鋭いブリリアントなウォルター・ホワイトのトランペット、さらには、手堅くハートフルなジョン・バーのベースも立派なものです。そして、ジミー・マディソンのドラムにはホント驚きました。正確なシンバルドラムのリズムが何と心地よかったことか。ずっと聞き入っていたいそんな味わい深いドラムプレイでした。
 
【マーちゃん語録】
 親日家のマーちゃんことデビッド・マシューズ氏は、全編日本語でのMC。氏が作曲した2曲目の「日本への祈り」は、震災での被害を受けた日本への思いを込めたとても美しい曲でした。
 1)つまらないものですが  日本人はどんなに素敵なものをプレゼントするときでも「つまらないものですが・・」といって渡します。これが外国人には理解しにくいそうです。「MJQのつまらない演奏ですが、どうぞ」と言って笑いを取っていました。
 2)女子と助詞 「てにをは」など日本語の助詞はとても難しいです。同じく「女子」も扱いがとても難しいです。というギャグも披露。

 マーちゃんは、MCのときはにこやかで好好爺風の笑みを全面にたたえているのですが、プレイ中の厳しいこと!今回トランペットやサックスの2人はかなりのスーパープレイで観客を魅了していたのですが、マーちゃんはにこりともしないですね。本当に真剣そのものという厳しいリーダーなんだなぁと傍からみていて実感しました。

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デビッド・マシューズ・プレゼンツ~MJQ スーパー・コレクション

 今回来日記念盤として発売していた2枚組3,000円のCDです。残念ながら新生メンバーは入っていません。でも、マーちゃんにサインしてもらって、挨拶できたからまぁそれでいいのでしょう(笑)。

 今回の公演は自由席でした。後からできた列に、1時間半も前から待ってた人が並び遅れたりと、会場側の不手際が見え隠れしました。ここで並んでいてくださいとかいう誘導を最初からうまくやってくれた方がよかったでしょう。係りの人に詰め寄る人もいたりしましたし、何せ楽しみにきてるんですから、その辺お客さんの身になってくれないと!かく言う自分も1時間前から待っていて、席は一番前のまん真ん中と占めることができました。一番前の席ってみんなわりと遠慮するんですね。大学の授業じゃないんですから、当てられないって!(爆)

★★★★★
むしろ新生メンバーだったからこその緊張感。めったにつけないですが、今回の演奏5点満点つけます!
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MJQのCDを物色していたら、今1000円で名盤が売ってるんですね。これはお買い得。
【Jazz Live】 東京Jazz 2011 9/4 夜公演 "The Jazz Special"
2011年09月08日 (木) | 編集 |
東京JAZZ2011
於:東京国際フォーラム ホールA

The Jazz Special
9/4(日) 18:00開演   
1. 日野皓正SPECIAL PROJECT

2. Tokyo Jazz Super Guitar Session:
 リー・リトナー、マイク・スターン、布袋寅泰

3. DMS :ジョージ・デューク、マーカス・ミラー、
デヴィド・サンボーン

今年も行って参りました「東京Jazz」。連続4年目。9/2~4の3日間行われるジャズのビッグイベントです。
 公式HPはこちらです。

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 今年の出演者は、去年・一昨年ほど自分にとってツボではなかったので、デヴィッド・サンボーンとリー・リトナー目当て、日曜夜の部を聴いてきました。デヴィッド・サンボーンは2008年以来の登場ですね(2008年の記事はこちら)。国際フォーラムホールAは、5月のGWのラ・フォル・ジュルネ(LFJ)では使えなかったので、今回は久しぶりのホールAで随分嬉しい気がしました。

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 地上広場では、ファーマーズ・マーケットの無料ライブが行われていました。否が応でも盛り上がりますね。しかも、大企業が協賛した大イベントだけに、演出が凝っています。舞台背景や照明、広告、アナウンスなどなども斬新で、魅力的です。これも見所のひとつなんですよね。

日野皓正SPECIAL PROJECT 》★★
 PROJECT feat. 佐藤允彦、dj honda with 石井彰、日野JINO賢二、須川崇志、田中徳崇、矢野沙織、荻原亮

 「シティ・コネクション」「TKNYO2」ほか3曲。ロックジャズのスタイル。現代のジャズを追求したパフォーマンスでした。矢野沙織の爆裂するアルトソロと日野の新境地的なトランペットソロは、なかなか充実していたと思います。ただ、自分は、マイルスのエレクトリックジャズなど後年の作品を一切聴こうとはしない典型的なジャズファンですので、演奏に「感動」したということではありません。日野のtpはシャープ&フラッツのゲストで出演したとき以来(記事はこちら)でしたが、随分演奏スタイルが斬新でしたね。古いジャズファンにはちょっと無理です。観客も、リー・リトナーやマーカス・ミラーあたりのフュージョンファンが大半を占めていたと思われ、そんなこともあり、拍手もかなりまばらな感じでした。
 久しぶりにジャズ界の重鎮・実力者である佐藤允彦氏のソロを聴けたのも収穫でした。彼は、枠にはまらない音の魔術師的な存在ですね。

Tokyo Jazz Super Guitar Sesson》★★★
 ウエストコーストの風のような爽快感のあふれるリー・リトナーのギター。健在ぶりを発揮してくれました。冒頭曲ののリリカルでメロディアスなプレイは大変印象的でした。その後マイク・スターンとのエネルギッシュなバトルが続きました。マイク・スターンとの相性もばっちりですね。そして、最後に布袋寅泰が加わっての大フィーバー。コンセプト的に接点が少なそうな3人ですが、リー・リトナーの懐の深さなんでしょうか。3人が触発し合いながら、個性が十二分に表出したセッションだったと思います。布袋氏は、黒づくめのスタイルで、しぐさ一つ一つがサマになっていて、ジャパニーズ・ロックスターと紹介された通りのパフォーマンスでした。アコースティック・ジャズから、ロックへと演奏スタイルがめまぐるしく変わったステージでした。

DMS》★★★★☆
 フュージョン界の大物3人、ジョージ・デューク、マーカス・ミラー、デヴィド・サンボーンで結成されたDMSというグループ。マーカス・ミラーのMCはサービス精神に富んでいてとても楽しいですね。マーカス・ミラーは歌はもちろん、バス・クラリネットを吹いたのにもびっくりしました。ジョージ・デュークは、ショルダー・キーボードでステージ上を駆け回り、伸びのある声での「スウィート・ベイビー」も聴かせましたね。何よりデヴィド・サンボーンの充実ぶりには驚きました。絶好調ですね。3年前の同じく東京Jazzのステージのときと比べても格段に充実したアドリブプレイでした。ときには情感豊かに、ときには火を吹くようなアルトサックスでした。最後にはハミングだけでなく歌まで聴かせてくれました。
 楽しいパフォーマンス集団であり、最高のテクニシャンたちでもある彼らのステージは、実に楽しめました。一昔前なら、メインストリームではないという辛口評価もありうるのでしょうが、彼らの良質で楽しさにあふれるエンターテイメントは、1つの頂点を極めているのだと間違いなく言えるでしょう。

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グッズも人気がありますね。Tシャツは最終日最終ステージともなると売り切れでした。今回はボールペンとトートバックを購入しました。
 
ステージ終了が夜10時。長くて楽しいジャズのお祭りでした。「どジャズ」そのものではない幅広いアーチストの参加があるのも、それはそれでにぎやかですね。来年もジャズを愛好する皆さんと盛り上がりたいです。
 「本格ジャズ」が楽しみたい向きにはやはり「コンコード・ジャズ・フェスティバル」がつぼでしょうね。今年はこちら。こちらでも日野皓正登場ですね。スコット・ハミルトンも久々の登場で今から待ち遠しいです。
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テーマ:LIVE、イベント
ジャンル:音楽
【Jazz Live】 東京Jazz 2009 9/6
2009年09月12日 (土) | 編集 |
東京JAZZ2009
於:東京国際フォーラム ホールA

Jazz Heritage
9/6(土) 13:00開演   
1. マッコイ・タイナー・トリオ
2. introducing チャイナ・モーゼズ
3. マンハッタン・ジャズ・クインテット
4. 原信夫とシャープス&フラッツ
Legend of Funk, Blues and Jazz
9/6(土) 19:00開演
1. 大西順子トリオ 
featuring 井上陽介 and ジーン・ジャクソン
2. マッコイ・タイナー・トリオ 
with special guest ジョン・スコフィールド
3. ルー・ドナルドソン
4. Super Jam

今年も行って参りました「東京Jazz」。9/4~6の3日間行われるジャズのビッグイベントです。
 公式HPはこちらです。
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 チケットぴあでの先行予約が行われたのが、4/25のこと。ここで日曜の通し券を申し込みました。とにかく早めに手を打ったので、今回は前から10列目の真ん中辺。昨年は2階席の真ん中くらいの席で(去年の記事はこちらこちら)して、国際フォーラムホールAでは、とってもうれしい悲鳴でした。

 ところで、チケットの先行予約を行った時点(4月)では、まだだれがでるかはほとんどわかっていませんでした。 5/22にメロディー・ガルドー、6/2にシャープス&フラッツ、7/13にN響の追加出演が決まっています。N響やメロディー・ガルドーがでるのなら、土曜日(会社を休んでも・・)に狙いを定めたはずです。チケット購入時点で、詳細がほとんど知らされていなかったという事態には、大いに疑問をもちます。

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マッコイ・タイナー》★★
 今回マッコイ・タイナーの出演するユニットは、トリオとジョン・スコフィールドを加えてのカルテットの2つです。もともと、マッコイ・タイナーのスタイルは、メロディーを美しく響かせるのでもなく、変幻自在のリズムに特徴があると認識しています。正直言うと、期待外れ、もたつく感じがあって、他のメンバーに辛うじて支えられてるというイメージでした。

ジョン・スコフィールド》★★★★
 華やかで、メロディアスなギタープレイは、独自性十分で、かなり聴きごたえがありましたね。コンセプト的にマッコイ・タイナーに合致しているかはともかくとして、これは大いに満足しました。その意味で2回目の夜の部に出てきたマッコイ・タイナーのグループは、充実していました。

チャイナ・モーゼズ》★★★★☆
 「introducing~」と表題につけられているように、今年デビューのまだそれほど知名度のない歌手でしょう。ダイナ・ワシントンに捧げた今回のプログラムは、新作CD「フォー・ダイナ」からのナンバー。大歌手ダイナ・ワシントンを敬愛するにふさわしいくらいの実力シンガーですね。張りのあるダイナミックな歌唱と対比的に、ささやくような声からの細やかな情感もあふれています。とても魅力的な新人歌手ですね。お母さんはおなじくジャズ・フュージョン畑のディー・ディー・ブリッジウォーターです。CD購入しようと思ってます。WHAT A DIFFERENCE A DAY MADE(恋は異なもの)、これにはすっかりハートを射抜かれました。



マンハッタン・ジャズ・クインテット》★★★★☆
 今回はアート・ブレイキーに捧げたCDアルバムからのナンバーを中心にしたプログラム。アート・ブレイキーの頃はジャズがかっこよかったですよね。バリバリとイキのいいジャズがたっぷり満喫できました。MJQも結成25周年ということで、30周年に向けての新たな旅立ちですね。ブルース・マーチ、危険な関係、モーニン、モザイク、チュニジアの夜と続いた「かっこいい」ジャズに血沸き肉踊りました。ユニットとしての統一性、完成度もすごいものがありますね。MJQの「アート・ブレイキー・トリビュート」という作品もこの出来栄えならぜひ欲しいと思いました。
 マーちゃんこと、デビッド・マシューズのMCはいつものように大変楽しいですね。日本語のギャグで笑わせるのはさすがマーちゃんってところです。


原信夫とシャープス&フラッツ》★★★★
 解散コンサート(去年と今年2回行きました!記事はこちらこちら!)が終わった後での登場だけに、今後の動向がとても気になりました。結果的には、原さんからは「解散」という言葉はコメントには出てきませんでした。38年間苦楽をともにしたメンバーへのねぎらいの言葉があったくらいです。また、今後どうするという話は特になく、淡々としたなかで、実は原さんの内面では感慨深くというのでしょうか、複雑な心持がうかがわれるようでした。
 プログラム自体は、解散コンサートの曲目からの抜粋ではありましたが、とても充実した内容で改めて感動を胸に刻みました。ただし、7/26の横浜公演が最も頂点を極めた演奏だったかもしれません。
1. ビバップ・チャーリー
2. ウッド・チョッパーズ・ボール
3. アーティストリー・イン・リズム
4. 梅が枝の手水鉢
5. 古都
6. すみ絵
7.  A列車で行こう
8. シング・シング・シング(アンコール)

大西順子トリオ》★★★
 新聞評(読売新聞)には、「第二の全盛期」という評が見出しにありました。活動休止期間があり、11年ぶりに新作を出したそうです。独自のスタイルで、これでもかと言わんばかりの奔放かつ鮮烈な充実したピアノプレイでしたね。ただ、個人的にはメロディー主体の演奏を好むもので、手放し大感激というわけでもありませんでした。フリージャズや現代音楽調にも抵抗なく聴きいれられる方なら、とても共感・驚嘆できる内容だったかと思います。


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すみません。ここまで聴いて、体調がもう一つだったので、ルー・ドナルドソン以下は退席しましたm(__)m ルー・ドナルドソンは、クリフォード・ブラウンとの共演盤、アート・ブレイキーの「バードランドの夜vol1.2」をLPで聴いて以来の再会?でとても楽しみにしていたのですが。・・m(__)m
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【検索の友】 東京Jazz2009 NHK BS
2009年09月09日 (水) | 編集 |
最近、「東京Jazz2009」「NHK BS」という検索ワードでご来訪くださる方が、急増しています。無駄足にならぬよう、分かる範囲で情報を載せておきます。

NHKBSでの放映予定をお知りになりたい方が多いわけですが、現在NHKのこちらのページに下記情報が載せられている程度です。

『東京JAZZ 2009』3日間のハイライトをお送りします!
BS hi 9月28日(月)~10月1日(木) 後11:00~前0:30
BS 2 10月6日(火)~9日(金) 前0:40~2:10


謹啓NHK様!早々に東京Jazz2009の放送予定を決めて、情報をアップしてくださいませ。皆さん気になってしょうがないんですよ。「さっさと決めて載せなさいよね!」(飛鳥ラングレー)レンタルCGI
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原信夫とシャープス&フラッツ ファイナルコンサート 横浜7/26(日)
2009年07月27日 (月) | 編集 |
原信夫とシャープス&フラッツ
ファイナルコンサート2008-9
 

7/26(日) 16:00開演 於:神奈川県民ホール

《曲 目》
1. One O'Clock Jump 2. Artistry In Rhythm
3. ウッドチョッパーズ・ボール 4. A列車で行こう 
5. すみ絵 6. West SIde Story Medley

《ゲスト・コーナー》
7. モーニン (日野皓正:tp) 8. クマナ(前田憲男:p)
9. イン・ア・センチメンタル・ムード(寺井尚子:vn)
10. メモリーズ・オブ・ユー(北村英治:cl)
11. 東京デイティング(渡辺貞夫:as)

12. ザッツ・ア・プレンティ 13. りんごの木の下で
14. 梅が枝の手水鉢 15. 古都
16. 真っ赤な太陽 17. シング・シング・シング
≪アンコール≫It's A Small World Blue Flame

原 信夫 (leader/ts) 西 直樹 (pf) 稲垣 貴庸(ds)
岩見 淳三 (g) 佐瀬 正 (b) Mike Price (tp)
 数原 晋 (tp) 佐久間 勲 (tp) 菊池 成浩 (tp)
 佐藤 俊次 (tb) 橋本 佳明 (tb) 片岡 雄三 (tb)
 堂本 雅樹 (b-tb, tu) 佐藤 達哉 (ts, cl)
 猪目 慎一 (as, ss, fl, cl) 大山 日出男 (as, fl, cl)
 森川 信幸 (bs)



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【ファイナル・コンサート】
 昨年の11/2にも、原さんのファイナルコンサートに行ってきました(記事の詳細はこちら)。その後も全国でファイナルツアーが行われ、そしてついに7/25(土)NHKホール、7/26(日)横浜県民ホールの公演を最後にファイナル・コンサートは終幕しました。

 ファイナルコンサートの最後を飾る2日間には、豪華ゲストも招待され、NHKホールでは水谷八重子・阿川泰子・雪村いづみ・綾戸智恵・ペギー葉山・山本邦山。横浜県民ホールでは日野皓正・北村英治・前田憲男・寺井尚子・渡辺貞夫というゲストでした。

 当方は、ゲストの好みで横浜県民ホールでの公演を選びました。ファイナルコンサートは終わりましたが、東京Jazz2009 での9/8(日)午後の部にも、シャープス&フラッツは出演予定です。原さんも休みたくても、周りが休ませてくれないくらい引っ張りだこですね。11月の富士通コンコードジャズフェスティヴァルでも候補に名前が挙がっています。シャープス&フラッツ!まだまだもっともっと聴きたいですね。

【ゲストとの競演】
 日野皓正は、中学生の頃親にせがんでシャープのコンサートチケットを買ってもらい、客席で白いタキシードのメンバーに憧れながら、トランペットを吹く格好をしていたそうです。勢いがほとばしるような「モーニン」。日本のトランペット第一人者の貫録を見せつけてくれました。

 前田憲男は、シャープの編曲をほとんど担当してきたそうです。ラテンのクマナですが、さすがに素晴らしいセンスですね。ピアノと管楽アンサンブルとのかけあいがスリリングでとても印象的でした。

 寺井尚子は、今回紅一点のヴァイオリン奏者。インナ・センチメンタル・ムードを情緒纏綿と奏でる流麗な音作りにはうっとりしました。あえて前面に出ず、シャープのアンサンブルにふくらみをもたせながら絶妙に溶け込んでいた秀演でしたね。

 クラリネットの第一人者、現役バリバリの北村英治は、メモリーズ・オブ・ユー。なんでこんなすばらしくブレンドされたハーモニーが醸し出されるんでしょう。音色の温かさ、間合いの絶妙さ、心に沁みわたるようなフレーズ・・・。今回の公演中で一番わくわくぞくぞくした魅惑的な演奏でした。

 渡辺貞夫は、ゲストのトリとして、リズミカルでハートウォーミングなアルトの演奏を聞かせてくれました。重鎮同士の共演も、ふだんはなかなかみられない貴重な千載一遇の機会ですね。


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神奈川県民ホールです。客席の横の幅が広いですね。

【改めてシャープス&フラッツのメンバーの皆様へ】
 長年シャープで活躍してきた皆さんも、ある程度の年齢になる方もいらっしゃいますが、皆さんいずれも日本ジャズ界の第一人者としてまだまだトップを張って頂かなければいけない方々ばかりです。
たとえバンドがなくなっても、個人的にお金出してでも聴きたい人が揃ってますよ!テナーの佐藤 達哉氏、アルトの猪目 慎一氏、大山日出男氏は今後もまだまだ聴きたいです。
 ソロがあるたびに、すごいなぁと驚嘆するばかりでして、TPOに合わせてバリエーション豊かにいろんなスタイルがでてくる彼らの音楽的センスの素晴らしさは、今後も要注目です。トランペット、トロンボーンも精鋭揃いで、まだまだこのメンツで聴きたいですね。

 昨年11月の東京文化会館での公演がDVD・CD化されました。内容は前記記事の通り、手放し大絶賛ものなので、興味のある方はぜひぜひお買い求めになっては?DVDとCDとで曲目が異なるそうですが、DVDの方が絶対お勧めでしょう。
 そのわけは・・。ソリストが次々に前に出てきたり、立ち上がってのアンサンブルなど、ビッグバンドのかっこ良さをビジュアルでもぜひぜひ味わってほしいからです。



埼玉自宅から横浜会場までドア・トゥ・ドアで2時間半です。気合いが入ってないと、なかなか横浜までは足が伸ばせませんね。横浜の洋館もいろいろと探索してみました。また機会を改めます。
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ジャンル:音楽
100GOLD FINGERS 2009 6/7 ゆうぽうとホール
2009年06月09日 (火) | 編集 |
100GOLD FINGERS part11 
6/7(日)16:30開演 
 於:ゆうぽうとホール(五反田)

1. I Love You Porgy 2. Alone Together
  /テッド・ローゼンタール
3. 中山千尋/八木節
4. Caravan/ジェラルド・クレイトン&中山千尋
5. Sunny Day Go/ジェラルド・クレイトン
6. 枯葉 7. サテン・ドール 8. Cジャムブルース
/ケニー・バロン、サイラス・チェスナット、ベニー・グリーン

9. Holy Land 10. Ceder's Blues/シダー・ウォルトン
11. ステラ・バイ・スターライト/ドン・フリードマン
12. A Ra Nagoya/ジョアン・ドナート
13. ボディ アンド ソウル/ドン・フリードマン&ジョアン・ドナート
14. Emily 15. Jubilation/ジュニア・マンス
《アンコール》
16. A列車で行こう 全員で
ボブ・クランショウ(b)
ジョー・ラバーベラ(ds)



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 【100Gold Fingers】 
 今回で11回目を迎える100Gold Fingers企画。10人のジャズピアニストが次から次にソロ演奏、トリオ演奏、ピアノ2台での競演というバラエティに富む演奏を聴かせてくれます。ジャズピアニストの10人はいずれ劣らぬ名手・達人揃いです。どちらかというとビッグネームはいませんが、独自のスタイルと唸らせるものを各人にもったツウ好みのピアニストばかりです。

 正直言って料理があまりにもたくさんありすぎて、食べきれずにもったいないというくらい豪華でした。不勉強なので、ジェラルド・クレイトン、ジョアン・ドナート、中山千尋の3人は初めて聴きました。ジョアン・ドナートは開演前に喫煙所に来ておられたのですが、とても陽気に周囲の人に話しかけていました。そのときはまさか出演者だとは思わず誰だろうと思っていましたが(汗)。

 ジュニア・マンス、シダー・ウォルトン、ジョアン・ドナート、ドン・フリードマン、ケニー・バロン、テッド・ローゼンタール、サイラス・チェスナット、ベニー・グリーン、山中千尋、ジェラルド・クレイトンの10人が順番にソロを演奏するアンコールの「A列車で行こう」。めまいがしそうなくらい豪華で素晴らしかったです。皆さん個性的で持ち味がとても良く出ています。

 せっかくの名手の演奏が、1~2曲しか聴けないのも実にもったいないのですが、たかだか1曲だけでも自分のセールスポイントをしっかり聴衆に印象付けることができるピアニストたちのセンスというのも抜群に素晴らしいですね。

 個人的には一番興味を持っている大好きなピアニストはシダー・ウォルトンでした。きらびやかな高音でのフレーズを普段から愛好しています。大いに堪能できましたね。

1人ひとり評釈を詳しく加えたい気も大いにあるのですが、とてつもない長文になりそうなので、簡略な記事ですませます。またの企画をとても楽しみにしています。11/1にも恒例のコンコード・ジャズ・フェスティヴァルが行われます。今回はクラリネットのケン・ペプロフスキーが出演。今から楽しみです。レンタルCGI
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ランディ・クロフォード、ジョー・サンプルトリオ
2009年03月22日 (日) | 編集 |
ランディ・クロフォード、ジョー・サンプルトリオ featuring スティーヴ・ガッド 3/20(金) 17:00~ オーチャードホール(渋谷)
   ジョー・サンプル(p) ニック・サンプル(bass)
  スティーヴ・ガッド(drums)
ランディー・クロフォード(vo)  


《Trio & Solo》
1. Hipping The Hop  2. Spellbound  3. Memories  4. Souly Creole  5. Melodies Of Love (Solo)  6. Gee Baby, Ain't I Good To You
《ランディ・クロフォード 加わる》
7. But Beautiful   8. Rio De Janeiro Blue   9. Everybody's Talking   10. This Better Earth
11. Respect Yourself   12. No Regrets    13. Me, Myself & I   14. Feeling Good   15. Tell Me More And More And Then Some   16. End Of The Line   17. One Day I'll Fly Away   18. Street Life 
《アンコール》
Almaz  Happiness Is A Thing Called Joe


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【紹介と感想】
 3/20-22の3日間行われるこの公演。前半はジョー・サンプルのトリオ演奏で、ファンキーでブルージーなナンバーを中心に。後半はボーカルのランディー・クロフォードが加わり、近作の2つのCDからのナンバーをメインにしたプログラムでした。最後のストリート・ライフでは、会場の興奮も最高潮に達しました。30年前のクルセイダーズでフューチャーされた曲ですね。
 ランディ・クロフォードのボーカルは、必聴の価値あり。CDでは再現できない、ライブならではの声の広がりと独特のヴィブラートを肌で体感できました。中高音域でのベルベットボイスは、ぞくぞくするほどの魅力的ですね。
 スティーヴ・ガットは、アップテンポな曲が少なかったせいか、やや控えめなドラミングで、研ぎ澄まされた正確無比なパフォーマンスでした。これぞ達人という域ですね。

 当方、ストリート・ライフ以来のファンですが、近作CD2枚については不勉強で、今回初めて見聞きした次第です。ランディのボーカルの魅力を最大限に生かした選曲とアレンジになっていますね。とたんに気に入りました。ジョー・サンプルのボーカルサポートでは、レイラ・ハザウェイのアルバム(ソング・リブズ・オン)も大好きな1枚です。これと同様歌伴でのサポートぶりには卓抜したものがありますね。

終演後は、ジョー・サンプル氏のサイン会が行われました。1人1人のファンの語りかけに優しく耳を傾けておられ、がっしり握手してくれたりと、ファンをとても大切している氏の熱い気持ちが伝わってきました。名入りでサインしてくださったので、今回はアップしませんが、とても素敵なサインです。レンタルCGI
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ジャンル:音楽
富士通コンコードジャズフェスティバル2008 寺井尚子編
2008年12月03日 (水) | 編集 |
富士通コンコードジャズ
フェスティバル2008

寺井尚子編
 

11/9(日) 17:00開演 於:ゆうぽうとホール

《曲 目》
1. 枯葉 2. My Favorite Things 3. Minor Swing  4. 小さな花 5. オルフェのテーマ 6. アルビノーニのアダージオ 7. Historia De Un Amor 8. Sometime Ago ~La Fiesta 《アンコール》リベルタンゴ
寺井 尚子(vln)/北島 直樹(p)/店網 邦雄(b)/中沢 剛(ds)


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【富士通コンコードジャズフェスティバル2008】
 随分遅くなってのレポートです。今回はジャズ・ヴァイオリニストの寺井尚子編。
 「4歳よりヴァイオリンを始め、’88年、ジャズ・ヴァイオリニストとしてプロ・デビュー。独自性あふれる表現力ゆたかな演奏スタイルで人気の高いコンサートを中心に、幅広く音楽活動を展開。’04年より「金鳥の渦巻」のキャラクターを務め、テレビCMにも出演中。’08年1月<第33回南里文雄賞>受賞。日本ゴールドディスク大賞<ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー>(’04年)、ジャズ・ディスク大賞<日本ジャズ賞>(’05年)等、受賞歴多数。最新アルバム『小さな花~アマポーラ』を’08年1月リリース。プロ・デビュー20周年、レコード・デビュー10周年を迎える。」(コンサートHPよりの引用)

【寺井尚子】
 ジャズ・ヴァイオリンといえば、ステファン・グラッペリくらいしか聴いたことがなかったのですが、完璧なまでのテクニックやパワフルな演奏には脱帽しました。日本ジャズ・ディスク大賞を受賞するなど、今や日本ジャズ界を代表する寺井尚子さんです。
 ジャズのスタンダード曲よりも、ラテンやクラシック曲のアレンジしたものが、寺井さんの演奏スタイルにはもっともフィットしている気がしました。当方、アルビノーニのアダージオでの緩急をつけたリズミカルな演奏にもっとも感動しました。
 元気いっぱいにステージ狭しと駆け回る寺井さんの姿にも驚きましたが、クラシックなどでふだん耳にするヴァイオリンとはまったく別の楽器のような力強いヴァイオリンの調べでした。各メンバーソロは少なめで、寺井さんのヴァイオリンが絶えずメインでフューチャーされてまして、スローテンポから、非常に早いテンポへと高揚していく過程がとてもスリリングでした。  

コンコードジャズフェスティバルも歴史を重ねる過程で、寺井さんのようなコンテンポラリージャズとも言うべき、新ジャンルのアーティストを招聘する新たなチャレンジにも賞賛を贈りたいです。寺井さんの今後の活躍がどのように展開していくのかも非常に楽しみです。
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富士通コンコードジャズフェスティバル2008 イリアーヌ・イリアス編
2008年11月17日 (月) | 編集 |
富士通コンコードジャズ
フェスティバル2008

イリアーヌ・イリアス編
 

11/9(日) 17:00開演 於:ゆうぽうとホール

《曲 目》
1. Waters Of March~Agua De Beber 2. Chega De Saudade "No More Blues" 3. They Can't Take That Away From Me  4. A Sleeping Bee 5. A Ra 6. The Girl From Ipanema 7. I Love My Wife  8. (Brazilian Solo)  9. Falsa Baiana 10. So Danco Samba 11. Desafinado
イリアーヌ・イリアス(p/vo)マーク・ジョンソン(b)、リカルド・ヴォト(g)、ラ ファエル・バラータ(ds)


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【富士通コンコードジャズフェスティバル2008】
 毎年秋に開催されるコンコードジャズフェスティバルは、いつも楽しみにしているイベントです。今年は、ジャズ・ボーカル界で今やナンバーワンとも言えるイリアーヌ・イリアス、世界的ジャズヴァイオリニスト寺井尚子、そしてルイス・ナッシュ&ビバップ・オールスターズという豪華なラインナップです。いつもながら、大いに満喫した1日でした。
 今日はイリアーヌ・イリアスについて触れてみます。すぐ記事を書きたいと思いつつ、ここまで書きそびれていたのには、いろいろと考えることがありまして・・・。それは追々記事の本音の部分で紹介してみます。
  
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【イリアーヌ・イリアス】
 ボサノバ50周年を記念してのプログラムで、近作「私のボサノバ」と「サムシング・フォー・ビル・エヴァンス」の2枚からのナンバーが中心でした。上記曲目のうち、4.7は後者のCDから、その他のほとんどは前者のCDからの曲目でした。
曲目の並べ方として、ボサノバナンバーに交じって、47のようなストレートなジャズナンバーが混じるのが少し違和感がありました。ボサノバに酔っている気分から抜け出したくないという感じでした。ボサノバだけ、スタンダードだけとまとめると良かったような気が。
 ピアノソロも含めて、ピアノ演奏だけの曲目もいくつかありました。ガンガン飛ばしていくタイプのスタイルですね。CDで聴かれるようなちょっとしたくつろぎ・安らぎのような余裕の部分が少なく、真っ向勝負ギンギンでの演奏だったので、個人的にはCDのスタジオ録音の方が格段に好きです。

 
私のボサ・ノヴァ
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サムシング・フォー・ビル・エヴァンス
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 上記2枚のCDはぜひともお勧めですが、特に「私のボサノバ」はいつもいつも繰り返し聴きたいくらい、あったかく素敵な雰囲気のボサノバです。ボサノバの新しい切り口と言ってもいいでしょう。これらのCDを聴いて大ファンになっていた当方は、今回のライブに求めていたものはあまりにも高すぎるレベルだったのかも。
 サイン会も期待して、CDを持参しましたが、今回はルイス・ナッシュ氏のサイン会のみでした。残念(+_+)でした。
 
【トゥーツ・シールマンズ礼賛!】
 「私のボサノバ」には、ハモニカおじさんことトゥーツ・シールマンズが2曲参加しています。これがまた実にすばらしいんです。今回のライブが90点の感想だったとしたら、なぜ満点でなかったかの理由は「トゥーツ・シールマンズがいなかったから」。なんてわがままな要望なんでしょう。1回でもトゥーツ・シールマンズの参加した楽曲を聴いてしまうと、もう「なしてはいられない」くらいに恋い焦がれてしまいます。ライブでそれを求めるのは「ないものねだりでしかない」のですが・・・。

 トゥーツ・シールマンズの歌伴奏で絶対落とせないのが、ローラ・フィジィの「瞳のささやき
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ローラ・フィジィの紹介記事はこちら

 少なくとも、当方にとって、トゥーツ・シールマンズのハーモニカは、歌伴には欠かせない絶対的な存在と言えます。

 下は、オランダの歌姫、Trijntje Oosterhuisとの共演で、ゴッド・ブレス・ザ・チャイルドを演奏しています。ここでのハーモニカも味わい深い名演だと思います。ぜひご覧になってくださいませ。


コンサート評以上に、ハモニカおじさんの礼賛に終始してしまった記事でした。とにかくぜひ聴いて欲しい・・、そんな気持ちからなんですが。
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