クラシック・ジャズのライブ、CD、TVドラマ、落語の見聞録を中心に、何か皆さんが役に立つ情報が伝えられたらと思います。実につたないブログですが、ずっと前の記事にでも、1行でも、コメントなど頂けたら本当にうれしいです。
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ラヴェル・ボレロ をお勉強!
2009年04月19日 (日) | 編集 |
 ラヴェルのボレロと言えば、2つの旋律を計18回繰り返すだけでありながら、その構成力と絶妙な楽器配置により、無数にある管弦楽曲の最高峰とも言われる楽曲。

 漫然と聴いていると実に単調で退屈なこの楽曲。こんなことに注意して聴いてみませんか?
チェック1:弦楽器が登場するのは、下記10パートになってから。チェロにいたっては16まで出番がありません。弦楽器が主役ではない管弦楽曲も、珍しいですね。
チェック2: 次々に登場する楽器群。下の楽器構成を注意して聴いていると、今まで聞き逃していた音色も聞こえてきます。特にチェレスタの醸し出す隠し味は面白いですね。
チェック3:珍しい楽器の音色を味わってみましょう。5のオーボエ・ダモーレ、7のテナーサクソフォーン、8のソプラニーノサクソフォーンには要注目!
チェック4:ハープはどんな使われ方をしてるのでしょう? 下記一覧からはわかりませんでした。スコアを買ってお勉強すればわかるのだろうけれど。
チェック5: 生で聴くなら高い位置  この曲に限っては、正面前方だとほとんど弦楽器しかみえないので興味半減。各種楽器がチェックできる位置、オーケストラ全体が見渡せるバルコニー席あたりがお薦めかも。夏休みのファミリー向けコンサートではボレロの演奏頻度は高いですよ~。

 小太鼓は終始リズムを刻み続けますが、その他の楽器群は、主旋律を奏でる楽器と、リズムを奏する楽器とに役割分担がなされています。詳細は以下の通り。

楽曲・楽器の構成 (主旋律/リズム)
1. 第1フルート/小太鼓(以下小太鼓は省略)
2. 第1クラリネット/第2フルート
3. 第1バスーン(ファゴット)/第1フルート
4. ソプラニーノクラリネット /第2フルート
5. オーボエ・ダモーレ/ファゴット
6. 第1フルート、第1トランペット(弱音器付き) /第1ホルン
7. テナーサクソフォーン /第2トランペット
8. ソプラニーノサクソフォーン→ソプラノサクソフォーン/第1トランペット
9. ピッコロ、ホルン、チェレスタ /第1フルート、第2ホルン
10. オーボエ、オーボエ・ダモーレ、コーラングレ、クラリネット/第4ホルン、第3トランペット、第2ヴァイオリン、ヴィオラ
11. 第1トロンボーン /第1フルート、第2ホルン、ヴィオラ
12. フルート、ピッコロ、オーボエ、コーラングレ、クラリネット、テナーサクソフォーン /第4ホルン、第1トランペット、第2ヴァイオリン
13. フルート、ピッコロ、オーボエ、クラリネット、第1ヴァイオリン/ 第1・第2ホルン
14. フルート、ピッコロ、オーボエ、コーラングレ、クラリネット、テナーサクソフォーン、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン /第3・第4ホルン
15. フルート、ピッコロ、オーボエ、コーラングレ、トランペット、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン /第1・第2ホルン
16. フルート、ピッコロ、オーボエ、コーラングレ、クラリネット、トロンボーン、ソプラノサクソフォーン、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ /ホルン
17. フルート、ピッコロ、トランペット、サクソフォーン、第1ヴァイオリン /オーボエ、クラリネット、ホルン、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ
18. フルート、ピッコロ、トランペット、トロンボーン、サクソフォーン、第1ヴァイオリン/オーボエ、クラリネット、ホルン、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ

【聴き比べてみた!】
 作曲者のラヴェルは、17分程度の演奏速度を望んでいたそうです。
 どの演奏も、ラヴェルの希望よりはかなり早めのテンポですね。

1. エルネスト・アンセルメ スイス・ロマンド管弦楽団 「ラヴェル名演集」⇒14:21
 ※アンセルメはクラシックを万人に楽しく聴かせたクラシックの伝道師とも言うべき人物。スイス・ロマンドは若干非力な部分がありまして、リズムに乱れも。ホルンはなかなかいいですよ。
2. アンドレ・クリュイタンス パリ管弦楽団「ラヴェル管弦楽曲集」⇒15:31
 ※私もうやだの一押し。格調高く気品あふれる演奏。前半の流麗な演奏と、クライマックス部分でのシャープで激しい演奏との対比も素晴らしいです。私、アンドレ・クリュイタンスを心から敬愛しておりまして、この人の「亡き王女」を聴くと、心臓が止まりそうになるくらいの荘厳さと静謐さを感じてしまいます。
3. ピエール・ブーレーズ ベルリン・フィル「ラヴェル管弦楽作品集」⇒14:59
 ※さすがにベルリン・フィルは名手揃いですね。それぞれのソロがとても聴きごたえがあります。ブーレーズの構成力も見事ですね。ただ、ちょっと機械的な気が少ししてしまうのは、当方の独りよがりな感想かも。
4. ピエール・モントゥー ロンドン交響楽団「ラヴェル管弦楽曲集」⇒15:28
 ※教科書的ではないですが、大らかで面白いですね。エルキューロ・ポワロ似のモントゥー氏の温かい人柄がそのまま出ているような楽しい演奏です。
5. シャルル・デュトワ モントリオール交響楽団 「マ・メール・ロワ/ボレロ/ラ・ヴァルス」⇒15:09 (CDはこちら)
 ※デュトワマジックから繰り出される色彩感あふれる演奏。「フランスオケよりもフランス的」と言われるモントリオール響の繊細で瀟洒な演奏を満喫できます。

 「たかだか5つの聴き比べじゃ生ぬるい。許さん」とおっしゃる方!すみません。どうか浅学非才、研究不足をお許しくださいませ(深々)。

最近ランキングの順位があまり気にならなくなりました。にほんブログ村全体で292689サイトありまして、その45761位なんですもん!ごくごく凡庸な書き手ってことですからね。あるいはそれ以下か?(爆)レンタルCGI
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【バッタもんCD】 モーツァルト Cl・Vn・Hr協奏曲
2009年04月09日 (木) | 編集 |
前々回の記事(記事はこちら)で触れたバッタもんCDの演奏評です。
めったにないと思いますよ。バッタもんをまじめに批評してる記事って(^^ゞ

モーツァルト:クラリネット協奏曲
 クラリネット:Jose Ostranc(ホセ・オストランク)
 指揮:Alberto Lizzio(アルベルト・リッツィオ)
 Mozart Festival Orchestra(モーツァルト・フェスティバル・オーケストラ)

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番
 ヴァイオリン:Eugene Schaeffer(オイゲン・シェーファー)
 指揮: Pierre Narrato(ピエール・ナレート)
 Orcehestre du Festival Belgique(ベルギー・フェスティバル・オーケストラ)

モーツァルト:ホルン協奏曲第3番
 ホルン:Kamil Sreter(カミル・スレーター)
 指揮:Alberto Lizzio(アルベルト・リッツィオ)
 Mozart Festival Orchestra(モーツァルト・フェスティバル・オーケストラ)
 
【クラリネット協奏曲の出来映えは?】
 プロオケ、プロ奏者の域には達していると思います。テンポのブレ、アンサンブルの乱れも多少は見られますが、全く聴くに堪えないほどではないです。実際某国内オケの演奏でも、この程度の乱れはあったからです。
 クラリネットのホセ・オストランク?そもそもこの曲のクラリネットパーツを譜面どおり間違えなく演奏できるとすれば、音大生以上のレベルと言えるでしょう。3楽章の早い展開部分もソツなくこなしています。後半ややへばってきて、若干スタッカートが上すべり気味になったり、音色が一定しないなどの乱れは出てきます。

 感動させるだけの力があるかというと、残念ながらNOですね。オケの統一感がない分、訴求力が弱いです。しかしながら、こんな凡凡たる演奏でも、聴く耳を持てるのは、さすがにモーツァルトの楽曲が素晴らしいからなんですよね。改めて、そんなことを思いました。

【ヴァイオリン協奏曲は?】
 ソリストのオイゲン・シェーファー?意外に面白いですね。躍動感のあるヴァイオリンで、原曲の艶やかさも上手に表現しています。弦楽アンサンブルが平板で、濁り気味なところが、聴いていて辛いですね。3つの協奏曲の中では、多少関心が持てる演奏でした。

【ホルン協奏曲は?】
 これまたクラ協と同じくモーツァルト・フェスティバル・オーケストラ? オケが一本調子・平板でメリハリがないですね。寄せ集めのメンバーだから?ホルンのカミル・スレーターは退屈です。川原で練習しているホルンみたいな感じ。

 お耳直しに、ジャン=ジャック・ジェスタフレ(hr)、パイヤール室内管によるホルン協奏曲を聴いています。優雅さと気品が漂う名演ですね。短調に転じたときの緊迫感と、長調の大らかさの対比が見事だと思います。

バッタもんにまで手を出すことで、果たしてクラリネット協奏曲全演奏制覇に一歩近づいたことになるでしょうか。レンタルCGI
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【バッタもんCD】 クラリネット協奏曲 聴き比べ番外編
2009年04月07日 (火) | 編集 |
 ブロ友のgolf130さんのところ(サイトはこちら)で、幽霊オーケストラの話で盛り上がりましたので、恥をさらしつつ内情を暴露! 

 1年前くらいでしたか、代々木の中古CD屋さんで、モールァルトのクラリネット協奏曲というだけで、あまりよく確かめもしないでCDを購入したんです。価格は500円だったかと。

モーツァルト:クラリネット協奏曲
 クラリネット:Jose Ostranc(ホセ・オストランク)
 指揮:Alberto Lizzio(アルベルト・リッツィオ)
 Mozart Festival Orchestra(モーツアルト・フェスティバル・オーケストラ)

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲
 ヴァイオリン:Eugene Schaeffer(オイゲン・シェーファー)
 指揮: Pierre Narrato(ピエール・ナレート)
 Orcehestre du Festival Belgique(ベルギー・フェスティバル・オーケストラ)

モーツァルト:ホルン協奏曲
 ホルン:Kamil Sreter(カミル・スレーター)
 指揮:Alberto Lizzio(アルベルト・リッツィオ)
 Mozart Festival Orchestra(モーツアルト・フェスティバル・オーケストラ)
 

 「あれ?ひょっとして。」と思いネット検索しますと、やはりそうでした。あまりにも軽率(T_T)
 実はこれ「幽霊オーケストラ」なんです!WIKIの該当項目では、


◆幽霊オケ一覧
フィルハーモニア・スラヴォニカ
フィルハーモニー・フェスティヴァル・オーケストラ
ベルギー・フェスティヴァル・オーケストラ
ベルリン・フィルハーモニック・ソロイスツ(ゾリステン)
ベルリン・フェスティヴァル・オーケストラ
マズリア・フィルハーモニー管弦楽団
南ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団
モーツァルト・フェスティヴァル・オーケストラ
ラジオ・オーケストラ・ベルリン

 ※モロに2つともズバリ入ってますね。

◆幽霊指揮者一覧
ヘンリー・アドルフ
ハーバット・ウィンクラー
ルドルフ・ウェレンスタイン
フィリップ・キングトン
イゴール・ゴーゴリ
マルコ・ショルツ
ペーター・スターン
ユージン・ドゥヴィエピエール・ナラー
アントン・ハリス
カルロ・パンテッリ
ウラジミール・ペトロショフ
アルフレッド・ミューニ
マイケル・ラウチセン
ファーディナンド・ラン
アルベルト・リッツィオ

 ※このリッツィオも、大当たりでした。

 幽霊オケとか、幽霊指揮者というのは、実在しない架空のオケ・指揮者のこと。「駅前の露店や、スーパーマーケット、100円ショップなどで売られている廉価盤のCDや、CDショップなどにおかれている中古のCDで、上記のオーケストラの演奏によるものを見かけた場合は注意が必要である。演奏そのものは日本の上手いアマチュア・オーケストラと同程度から、各国の中堅クラスの演奏まで様々であるが、「偽物」をつかまされていることに変わりはない。」(WIKIより)

 何でそんなものが出回ってるかというと、正規の演奏を海賊版として発売する際に、架空のオケや指揮者名を使っているのだそうです。


 1)このCDでのクラリネット協奏曲は果たして名演だったのか?
 2)クラリネット奏者ホセ・オストランク、ヴァイオリン奏者オイゲン・シェーファーなる人物は、果たして何者?

◆残った宿題は、次回に続く!

皆さんも気をつけてくださいね。いつも中古CD専門店だったのでついうっかりつかまされちゃいました。駅の特設売り場なら買ってないですね(言い訳)。レンタルCGI
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追悼 ジャック・ランスロ ケーゲルシュタットトリオ
2009年03月25日 (水) | 編集 |

モーツァルト ケーゲルシュタットトリオ 
ジャック・ランスロ

9995613.jpg

1. モーツァルト : ピアノ,クラリネットとヴィオラのための三重奏曲変ホ長調《ケーゲルシュタットトリオ》
 ◆ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(p) コレット・ルキアン(va) ジャック・ランスロ(cl)
2. ベートーヴェン : 三重奏曲変ロ長調「街の歌」
 ◆ ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(p) ロベール・ベ(vc) ジャック・ランスロ(cl)
3. ヴェーバー : 変奏曲変ロ長調
 ◆アニー・ダルコ(p) ジャック・ランスロ(cl)
4. シューマン : おとぎ話
 ◆マグダ・ルシー(p) ゲオルク・シュミット(va) ジャック・ランスロ(cl)

エラート WPCS-6429


 ジャック・ランスロ氏(フランスのクラリネット奏者)は、去る2月7日、88歳で心不全のため死去。1920年、フランス北部のルーアン生まれ。フルートのピエール・ランパルらとフランス管楽五重奏団を結成するなど世界的な名手として活躍。ルーアン、リヨンの音楽院で後進の指導にも尽力し、浜中浩一、二宮和子、生島繁、横川晴児ら各氏を育てた。(ニュース記事より)
 ジャック・ランスロは、ウラッハに続きクラリネット奏者として一時代を築いた人物とも言ってよいでしょう。縮緬(ちりめん)ヴィブラートと呼ばれる独特の余情あふれる奏法が特徴的で、お弟子さんでもあるN響クラリネット首席奏者の横川晴児氏のあたたかみのある音色にも、ランスロ氏の影響を時折かいま見ることができます。
 この偉大なクラリネット奏者についてのCD紹介記事などを検索してみると、ほとんどないので少しびっくりしました。そこで、語れる器ではないことは重々承知しつつも、CDの紹介記事をぜひ書いてみたいと思います。追悼記事としては時期を失した感がありますが、氏の偉大な足跡を振り返ってみたいと思います。

 ジャック・ランスロについての過去記事は
クラリネットによる楽しい名曲集」 「モーツァルト・ブラームス クラリネット五重奏曲

 今回はモーツァルトの「ケーゲルシュタット・トリオ」とベートーヴェンの「街の歌」が収められたCDを紹介します。(単発発売としては現在廃盤ですが、ジャック・ランスロ エラート録音集大成という7枚組のCDは辛うじてTower Recordに在庫あり。)

 「ケーゲルシュタット」とは、ボーリングの前身のような遊びのことで、モーツァルトがそれに興じながら作曲したとも言われています。クラリネット、ピアノ、ヴィオラという珍しい三重奏曲です。シューマンの「おとぎ話」も、同様の編成による三重奏曲です。
 ランスロの演奏は、心に沁みわたるようなまろやかで清澄な音色で、モーツァルトの優しい旋律がとても耳に心地よいです。ラクロワ(p) 、コレット・ルキアン(va)ともに、旋律をかみしめて味わうような演奏スタイルで、そのコンビネーションは至上の空間を演出してくれます。「ケーゲルシュタットトリオ」では、1番に推したい演奏だと思います。胸が締め付けられるような美しさがあります。

 「街の歌」は、メリハリをつけたシャープで小気味よい演奏スタイルが主流となっているように思いますが、ここでもランスロのトリオは、スピード感よりも各旋律・楽器のハーモニーに重きをおいた演奏になっています。アップテンポな1楽章よりも、緩徐楽章の2楽章が白眉か。ロベール・ベのチェロは、たおやかで包み込みような温かい音色です。楽曲の性格上クラリネット、ピアノ、チェロがそれぞれ対等なので仕方ありませんが、ピアノが少しうるさい気がします。

 シューマンの「おとぎ話」は、繊細で夢物語のような世界が展開するメイエ盤が一押しだと思っていますが、ランスロの手にかかると、また独特のやわらかさと温かさのある音色で、とたんに和やかな空気が醸し出されます。伸びやかに響き渡るランスロのクラリネットを心ゆくまで堪能できる演奏となっています。

楽器の音色の好き好きと、演奏者の優秀さとは一見無関係だと思いますが、皆に好かれる音色というのも人気奏者のバロメーターになるような気がしますね。レンタルCGI
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レコードファン感謝祭
2009年01月19日 (月) | 編集 |
レコードファン感謝祭 廃盤CDディスカウントセール 

 恒例のレコードファン感謝祭が始まります。(詳細はこちら
 レコード会社各社の協賛による廃盤7割引セールなどをメインとしたネットでの期間限定販売です。

Ⅰ. 販売期間: 2009年1月23日(金)15:00開始 ~ 2009年2月6日(金)15:00終了
邦楽: J-POP、演歌・歌謡曲、バラエティ
他: カセットテープ、VHSビデオ他、輸入盤(CD,アナログレコード他)、特価LD

Ⅱ. 販売期間: 2009年1月30日(金)15:00開始 ~ 2009年2月6日(金)15:00終了
洋楽: POP・ロック、ジャズ、クラシック

 僭越ながらアドバイス!事前に発売CD一覧を見ることができます。ある程度これとこれという風に購入予定のものを決めておかれた方が良いと思います。人気CDは発売と同時に即完売しますので、「よーいどん」とばかりに購入ボタンを連打! もうひとつ。登録は発売開始時では遅いです。事前にやっておきましょう。上記の販売期間ですと、クラシック、ジャズは後半勝負。前半の輸入盤でも意外な掘り出し物がみつかるかも。

 サイトの情報では、アーチスト名のところにレコード会社名が書いてあったりと、不完全な情報が多いです。演奏者などの詳しい情報を調べるには、品番をもとに1つ1つ検索するとよいでしょう。 ただ、逆に言えば、一見何だかわからないCDの中にこそ掘り出し物があるかもしれませんし、何だかわからない分、ライバルも少ないというメリットがあります。
 
 もうやだは、数年来こちらで大量にCDを仕入れておりまして、もうやだにとってのビッグイベントの1つなんですよね。ここで目ぼしいものまとめ買いしますので、1年通してここでしか購入しなかったという年もあります。

 ライバルも多くて、かなり激烈な競争が予想されるこのサイトをご紹介するのは若干抵抗がありました。情報提供したことにより、自らがますます不利になってしまうからです。

 だったら何で?右下の列にある人気記事一覧をみておくんなまし。1位は「2009 都民芸術フェスティバル」 2位は「カレンダープレゼント」なのでござりまする。情報提供系の記事が人気記事になってますよね。「所詮はアクセス数稼ぎかよ?」「どきっ!そそ、その通りなんです(^^ゞ」 猛ダッシュ!ピョーン°゜°。。ヘ(;><)ノ

1/16に行ったN響定期の記事も書かなきゃいけないし・・。ブロ友さまの記事もチェックしなきゃいけないし・・・。昨日一日遊び呆けている場合じゃなかったかなぁ(+_+) 5年ぶりくらいに会う友人と遊んできました~レンタルCGI
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【CDチェック】 ジャニーヌ・ヤンセン/メンデルスゾーン&ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲
2008年09月20日 (土) | 編集 |
ジャニーヌ・ヤンセン
メンデルスゾーン&ブルッフ:
ヴァイオリン協奏曲
 

ヴァイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン
指揮:リッカルド・シャイー
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
1. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
2. ブルッフ:ヴィオラと管弦楽のためのロマンツェ
3. ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
録音:2006年9月
UCCD-1176 DECCA


【ジャニーヌ・ヤンセンのプロフィール】
 ジャニーヌ・ヤンセンは、1978年生まれのオランダ人ヴァイオリニスト。本作は3作目のCDで、現在まで4作品をリリースしています。ヴァイオリン協奏曲のCDは本作だけでしたが、2008年10月発売の5作目では、チャイコフスキのヴァイオリン協奏曲が収録されています。

 次回の来日は、2009年4月10・11日にエド・デ・ワールト指揮のNHK交響楽団との共演で、演目はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が予定されています(詳細はこちら)。当方Cプロ会員なので、もう今から楽しみでなりません。
  
 ジャニーヌ・ヤンセンのオフィシャルサイトはこちら。 
 所属のDECCAレーベルでの紹介はこちら。CDの視聴もできます。

08091755.jpg
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲

【本CDの感想】 
■メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
 大変な秀演ではないでしょうか。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、ヴァイオリンとの呼吸が絶妙で、間を十分に取りながらの切れ味鋭いメリハリのある仕上がりになっています。シャイー指揮による統率力と聴かせどころのツボを心得たライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の秀逸なサポートが光ります。ジャニーヌ・ヤンセンのヴァイオリンは、自然に曲に没入できるだけの安定感のあるどっしりした演奏ですね。テクニック云々が気になるレベルを遥かに超えており、メンデルスゾーンの曲想を存分に表現し、澱みなく情感豊かに弾きこなしています。この曲の情緒的な部分を強調するあまり、過度の感情移入からテンポやバランスが崩れてしまう悪い例が多い中、ヤンセンのヴァイオリンはどの箇所を取っても申し分ない解釈と表現ができていると言えましょう。このヴァイオリン協奏曲の甘美な調べにどっぷり浸れる文句なしの演奏です。

■ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
 抑え気味に纏綿と奏でる音色と、力強くオケをリードしていく音色との見事なコントラストをとても興味深く感じました。2楽章のスローテンポでの演奏も、ヴァイオリンの音色が生き生きと躍動感をもって響くため、緊張感をもって聴くことができますね。圧巻は1楽章の高揚感。オケの上をすいすい泳ぐように心地よく響き渡る華麗なヴァイオリンの調べに、ぐいぐい引き込まれていきます。ヴァイオリンとオケの競演で、丁々発止、あおられるように気持ちも高まっていきます。
 この曲自体は、メンコンと比べると若干重厚なイメージのある曲だと思っていましたが、ヤンセンのヴァイオリンで聴くとまるで蝶が華麗に舞うような幻覚をみるような気さえします。メンコン以上にこちらは本当にお薦め。
 フランチェスカッティ、スターン盤が今までのマイベスト。本作を聴いてからは、ヤンセン盤も絶対に加えなければいけないだろうと思っています。

 

美貌を取りざたするのは、音楽の本質とは無関係なのかもしれません。しかし、それにしても美しい方ですね。DVDだと美貌にばかり目が行ってしまい、耳の集中力が散漫になってしまうかもしれません(^^ゞ 「容姿(A)プラス演奏(B)」を武器にする演奏者も近年多いですよね。正直A>Bって人も・・(+_+)。ヤンセンと同列には絶対扱ってほしくないです。

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【CDチェック】 モルダウ/管弦楽名曲集
2008年09月15日 (月) | 編集 |
モルダウ/管弦楽名曲集 

1. 交響詩《前奏曲》S.97
作曲: リスト
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮: サー・ゲオルグ・ショルティ

2. ハンガリー行進曲
作曲: ベルリオーズ
シカゴ交響楽団
指揮: サー・ゲオルグ・ショルティ

3. 熊蜂の飛行
作曲: リムスキー=コルサコフ
フィルハーモニア管弦楽団
指揮:ウラディーミル・アシュケナージ

4. ダッタン人の踊り
作曲: ボロディン
フィルハーモニア管弦楽団
指揮:ウラディーミル・アシュケナージ

5. 時の踊り
作曲: ポンキエルリ
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮: ブルーノ・バルトレッティ

6. 交響詩《我が祖国》から<モルダウ>
作曲: スメタナ
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮: ヴァルター・ヴェラー

7. トゥオネラの白鳥
作曲: シベリウス
スイス・ロマンド管弦楽団
指揮: ホルスト・シュタイン

8. グリーンスリーヴズによる幻想曲
作曲: ボーン・ウィリアムス
アカデミー・オブ・セント・マーティン
指揮: サー・ネヴィル・マリナー

POCL-5017 LONDON(ポリドール)



【極端に主観的なCD評】
 管弦楽の小品を集めた作品集。指揮者やオケもバラエティに富んでいます。どちらかと言うと寄せ集め的。イージーリスニング的に聴く作品って感じで、本腰を入れて聴いてませんでした。

 非難轟々(ごうごう)かと思いますm(__)mが、ショルティアシュケナージは当方あまり好みの指揮者ではありません。ショルティは骨太で堅牢なイメージで聴いてて肩が凝ります。アシュケナージは、正確無比な演奏ですが、演奏に華や彩りがない気がします。そんなこともあって、ただ持ってるだけのCDって感じだったのです。

 今回じっくり聴いてみて、ショルティ指揮のリストの交響詩「前奏曲」がなかなかの好演だということに気づきました。ワーグナーを聴くような、怒涛のように押し寄せてくる緊迫感と金管の圧倒的存在感には敬服しました。そのほかでは、7曲目のシベリウスは、ホルスト・シュタインがスイス・ロマンド管のきらびやかな音色を存分に生かしています。8曲目のマリナー指揮アカデミー室内管によるグリーン・スリーヴス幻想曲は、端正で美しい仕上がりになっています。あっ、表題曲モルダウのコメントがない(・_・;)・・ごめんなさい。やっぱりチェコフィルに限るでしょう。

 MKMS089.jpg
モルダウ~管弦楽名曲集
 
オケのコンサートプログラム編成上、時間を合わせるために管弦楽の小品が組み込まれることも多いです。小品自体がお目当てということは極めて少ないのですが、いろいろ聴いてみると感銘深い作品も多々あるんですよね。(^_^;)アセアセ
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【CDチェック】シュポア クラリネット協奏曲 1・4番
2008年09月14日 (日) | 編集 |
シュポア
クラリネット協奏曲1・4番
 

クラリネットカール・ライスター
指揮:ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス
シュトゥットガルト放送交響楽団
B000UUXH6O マーキュリー


クラリネット協奏曲には?】
 クラリネット協奏曲といえば、モーツァルトの作品がまず挙げられるでしょう。それ以外では、ウェーバー2曲と、シュポアが4曲、また、アーノルド、カーター、コープランド、ニールセンらも1曲ずつクラリネット協奏曲を残しています。モーツァルトの作品は広く知られた名曲ですが、知名度はそれほど高くありませんが、ウェーバーやシュポアの作品群も、クラリネット協奏曲では3傑に入るでしょう。

シュポアって?】 ルイ・シュポア《シュポーアとも表記》(Louis Spohr, 1784-1859)は、ドイツの作曲家、ヴァイオリニスト、指揮者。ヴァイオリニストとしても高名を馳せ、ヴァイオリンのあご当てを考案したのもシュポアなんだそうです。
 作曲家としては、おびただしい数の作品を残しており、交響曲9曲、ヴァイオリン協奏曲15曲、クラリネット協奏曲4曲、弦楽四重奏曲36曲、弦楽五重奏曲7曲などの作品があります。

 活躍した時期で見ると、シュポアの生没年(1784-1859)は、ウェーバー(1786-1826)と時代が重なっており、モーツァルト(1756-1791)は、シュポアが7歳のときに亡くなっています。

【シュポアのクラリネット協奏曲って?】
 クラリネットにヴァイオリンのような早いパッセージを要求しており、音の高低も含めて縦横に展開するフレーズに特徴があり、そして楽曲中ほとんど休みなく吹き続けるため、クラリネットの演奏の難易度は極めて高いです。超絶技巧を要する作品と言ってもいいでしょう。

 4曲あるクラリネット協奏曲のうちで、最もよく演奏されるのが1番。2楽章のアダージオでのしみじみとした深みのあるクラリネットの旋律と、3楽章での躍動的でスリリングな展開との対比も感慨深いものがあります。

Spcl14
Spohr: Clarinet Concertos 1 & 4

ライスターの至芸】
 これだけの難曲を自家薬籠中のものとして、しかも情感豊かに聴かせどころをはずさないのは、カール・ライスターをおいてほかには類例をみないでしょう。至芸を極めた演奏です。
 クラリネットという楽器は、楽器の特性上「ピー」という突飛な音が不意にでてしまういわゆる「事故」が起こりやすい楽器だと言われます。N響の首席クラリネット奏者の横川晴児さんでさえ、音割れについてかなり神経を尖らせています。
 ところで、シュポアのようにヴァイオリンと同じように縦横無尽に音の高低を際立たせたフレーズですと、必ず1回や2回は音割れが出ても不思議ではないはずです。しかし、このCDでの演奏もそうですが、ライスターに限っては、音割れということが皆無なのだそうです。「完璧な演奏」という評価は決して過言ではありません。
  
【シュポア作曲クラリネット協奏曲1番 第3楽章】
 シュポアの4曲のうちで最も好きな部分です。
 ライスターの演奏がみつかりませんので、
指揮 ペーター・マーク
演奏 クルッツィオ・ペトラーリオ [CL]
スイス・イタリア語放送管弦楽団
のYOU TUBE動画で、ご紹介しますね。

 とても躍動感があって、膝を打ちながら聴いてしまうようなリズミカルなメロディーと、次から次に展開するクラリネットのフレーズにご注目(耳?)ください。



あまり耳にしない曲でも、いろいろと探していると、意外な名曲って発見できるものですね。見つけたときのひそかな喜びがうれしくて、CD漁りがやめられないわけなんですよね~σ(^_^;)アセアセ オッテンザマー盤もいずれ取り上げたいと思っています。

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ローマの松 (不得意に挑戦!その1)
2008年08月19日 (火) | 編集 |
ローマの松(レスピーギ)は名曲との世評も高い曲です。
当方もそれなりに幾度となく聴いてはいますが、積極的に喜々として聴くことはなかなか難しいんです。「ローマ3部作」が演目に入っている演奏会は、間違いなくパスします。

【苦手克服への道?】
でも、不得意・苦手分野があってはいけないんです(爆)
「苦手分野は克服せよ」と学校時代から耳が痛くなるくらいに聴かされてきましたよね。
なぜこの曲が広く愛好され、名曲として讃えられるのかを苦手サイドの観点からお勉強してみたいと思います。。。φ(◎◎へ)

苦手の理由をつらつら考えるに・・・
1)口ずさめたり覚えられる旋律が少なく、意識がついていかない。
2)ダイナミックス(音の強弱)が激しく、超弱音のときによく聴こえなくて意識が途絶する。
3)いい旋律だなと身を委ねようとすると、不協和音が混ざる。そして意識が途絶する。
   要するに寝ちゃうわけなんですm(__)m

【学習教材(これでお勉強してみました)】
教材1.マッシモ・ザネッティ指揮 NHK交響楽団 08.6.20 NHKホール
 (第1623回定期公演 Cプログラム/08.08.08 10:00放送 NHK BS2「N響演奏会」)
教材2.金聖響指揮 読売日本交響楽団 08.9.20 すみだトリフォニーホール(08.08.08 2:35放送 日本テレビ TANTOクラシック)より
 ※何と同日に「ローマの松」が放映されていたのでした。
教材3.ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 ASIN: B00005EGZM
 レスピーギ:ローマ三部作

【教材1】
当日の全プロブラムは、下記4曲。
1.ラヴェル / スペイン狂詩曲
2.フォーレ / 組曲「ペレアスとメリザンド」作品80
3.レスピーギ / 交響詩「ローマの松
4.レスピーギ / 交響詩「ローマの祭り」

1.2曲目は大好きな演目。胸を高鳴らせ、息をはずませるようにしながら聴き終わりました。
3曲目に入って、とたんに爆睡。 改めて翌日3曲目からチャレンジ!

マッシモ・ザネッティはイタリア人指揮者なので、同じくイタリアの作曲家レスピーギは自家薬籠中の演目ですね。歴史を感じさせる荘重な響きと、懐古的な風味に特徴がみられました。

【教材2】
1.レスピーギ/交響詩「ローマの松
※2008年6月19日 すみだトリフォニーホールにて収録
2.リムスキー=コルサコフ/スペイン奇想曲 小林研一郎指揮
※2008年7月7日 東京芸術劇場にて収録

金聖響氏の指揮は、歴史絵巻のような、豪華絢爛な色彩美を表現していました。緊張感のある荘厳な演奏が特徴的でした。

「松の視点からみた風景」を描いたもの(金聖響氏のコメント)なんですが、歴史的な風物・事件が松に近づいては遠ざかっていくわけなんですね。それで、各部が弱→強→弱と構成されている理由も納得しました。

第4部のアッチラ街道の松。教材1では、金管楽器が客席中央に、教材2ではひな壇の最上段に陣取り、勇壮なファンファーレを奏でていたのが印象的でした。

【教材3】
 レスピーギ自らが、フィラデルフィア管弦楽団を指揮して演奏している(1926年)こともあって、フィラ管はゆかりの深いオーケストラです。
 「松」「噴水」「祭り」の3部作を収録したこのCDでは、フィラデルフィアサウンドと呼ばれる輝くばかりに華やかな色彩美が展開します。

 「 レスピーギの、ともすればくすんでしまうほどに渋い色合いも、磨きあげた音質が身上のこのコンビは徹底的に明るく、華やかにきらきらと輝かせ、エンタテインメントのるつぼにわれわれを叩き込む。スペクタクルなカタルシスの頂点が、ここにある(奈良与志雄)」Amazonより
 と評価の高い演奏です。

【で、どうなのよ?】
 3つの演奏を立て続けに聴いてガリ勉君したおかげで、かなり親しみを持って味わうことができるくらいまでにはなりました。でも、やはり不得意科目は一朝一夕にクリアできるものでもなさそうですね(・_・;) 反復学習が大切でしょうか・・(>_<)

 当方、好き嫌いが激しく、好きなものはとことん好きなんですが、守備範囲が極めて少ないのです。公開学習を義務づけて、少しずつでも苦手なものを減らせればよいのですが・・・。
 当方、クラシックではオペラ、宗教曲(オラトリオ、メサイア)、歌曲の分野は超不得意(落第しまくり)で、作曲家ではシェーンベルク、プロコフィエフ、ストラヴィンスキーあたりは赤点の嵐といったところ。

「あえてそこまでして」という気がしなくもないのですが・・・(^_^;) 皆さんは、「世間一般の人気は高いけれど、どうしても自分は好みではないなぁ」みたいなものってありますか?
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【CDチェック】 プリンツ(cl)/ブラームス クラリネット五重奏曲・三重奏曲
2008年08月17日 (日) | 編集 |
ブラームス
クラリネット五重奏曲&三重奏曲
 

   アルフレート・プリンツ(クラリネット)
  ウィーン室内合奏団
イェルク・デームス(三重奏曲のみ)
1980年4月/1979年6月録音
COCO-70673 DENON \1,050


 アルフレート・プリンツ(1930-)は、クラリネットの巨匠レオポルト・ウラッハの最後の弟子とされ、1955年から95年までウィーン・フィルのクラリネット首席奏者を務めました。

 一方、ブラームスは創作意欲を喪失しかけていた晩年の1891年に、リヒャルト・ミュールフェルトのクラリネットを聴いて、再び創作意欲に火がつき、このクラリネット五重奏曲と三重奏曲を立て続けに発表します。曲想は、ブラームス晩年の境地ともいうべき寂寥感あふれるフレーズが見え隠れしますが、あふれんばかりの情感をたたえた旋律もまた、ブラームスの真骨頂と言えるでしょう。

  本CDでのアルフレート・プリンツのクラリネットは、ウラッハライスターの同曲演奏と聴き比べても、文句なしに筆頭に掲げられるべき名演奏だと思います。ウラッハライスターともに極めて価値の高い演奏ですので、比較するのはバチあたりかもしれません。
 しかし、あえてプリンツ盤を1番とする理由。それは、1)優美で聡明なクラリネットの音色。2)ブラームスが言外に含ませた情感の機微を見事なまでに追及している演奏。の2点です。
 ウラッハのクラリネットはアルカイック・スマイルとでも言うべき、にじみ出てくるような明るさが込められた名演。ライスターは、理知的で修験者のような贅肉をそぎ落としたストイックな名演。
 甲乙つけがたいのは承知の上で、当方は、ゆらぐ情感を優美に表現したプリンツを真っ先に推します。ウィーン室内合奏団=ウィーンフィルの気心の知れた盟友たちによる抜群のサポートに乗って、プリンツの表現力が冴えわたります。弦の強弱によって緊張感・情感を盛り上げようとして、弦が鋭角的で冷厳なイメージを与えてしまう演奏が多いなか、さすがのウィーンフィル。流麗で優美な弦の流れに、はっとする驚きさえ感じてしまいます。

 ウラッハのブラームス・クラリネット五重奏曲のレビューはこちらに書きました。

 当方、モーツァルトのクラリネット協奏曲の聴き比べブログも連載しています。実のことを言うと、モーツァルトのクラリネット協奏曲でベスト1に挙げたいのも、プリンツ盤なのです。2番目以降はまだまだ悩むところですが、プリンツ盤は当方にとっては不動の1番です。

【左が今回ご紹介のCD 右はプリンツ/ベームによるモーツァルト・クラリネット協奏曲】
  
こんな名盤が1050円で売ってるとは!何て安い買い物なんでしょう(^_^;)
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