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2/19 東京都交響楽団 見聞録
2008年02月21日 (木) | 編集 |
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2008都民芸術フェスティバル助成公演 オーケストラ・シリーズNo.39
指揮:梅田俊明 ピアノ:菊池洋子 東京都交響楽団
コンサートマスター:矢部達哉   於)東京芸術劇場

《演目》
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 「皇帝
ベルリオーズ:幻想交響曲
アンコール曲:ドビュッシー:小組曲Ⅱ「行列」

 まずは「皇帝」から。菊池洋子のピアノは、透明感があり正確で、きらびやかな印象ですね。特にスケール(音階)フレーズの多いこの曲では、玉を転がすようなタッチがとても素晴らしく感じました。また、高音域の音色が繊細に響きました。フォルテッシモの部分など音量がやや小さめですが、梅田俊明の指揮はオケをうまくサポートして、菊池のピアノよりも音量を抑えていたように思いました。2楽章から3楽章への橋渡しの部分の情感深い間の取り方も印象深く思いました。常々聴く皇帝は、豪快なタッチの男性ピアニストの演奏が多いのですが、それとは好対照でした。女性ピアニストには、ある種神経質でデリケートな面が見え隠れすることも多いですが、爽快・清涼というイメージの演奏でした。

 「幻想」は、金管セクションの音量をやや抑えていたように思います。パリ管など本家の演奏では、耳をつんざくようなやや割れたような金管の音色が炸裂するのですが、あくまで旋律重視だったのは、梅田のスタイルなのでしょうか。都響の弦もすばらしいですね。ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラとメロディーを手際よく引き継いでいく部分の多い曲ですが、弦全体が大きくうねる波濤のように淀みなく響いていたのは大したものです。古川展生率いるチェロ群も優雅で甘美な音色で、これは都響の大きなウリでしょうね。クラリネット、イングリッシュホルンも秀逸でした。

 「幻想」を生で聴いて初めて知ったこと2つ。5楽章で鐘が高らかに鳴り響くところがありますが、あの鐘はパイプオルガン席で鳴らしていたんですね。奏者はすごい緊張感なんでしょうが、その反面とても快感でしょうね。1度でいいから鳴らしてみたいです(^_^)/ もう1つは、牧歌的な3楽章のイングリッシュホルンの主題が最後に短調に変わるところ。あれは怒涛のように押し寄せるティンパニ群(3人で演奏するんですね!)にイングリッシュホルンが孤軍奮闘する姿だったんですね。

 アンコール曲は、ドビュッシーまでは分かりましたが、つい失念。通勤時に毎日聴き続けているアンセルメの「フランス音楽の全て」にも含まれている曲です。「フランスもの」やってくれてうれしかった~(^^)v 都響の弦楽器のレベルの高さに改めて脱帽!
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