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Bill Evans 2: Live In Tokyo
2008年04月04日 (金) | 編集 |
最近本気で拍手することがめっきり少なくなった。背筋がぞくぞくして拍手していた頃、アート・ペッパートシコ・タバキン・ビッグ・バンドに身を乗り出して拍手していた頃が懐かしい。

【Bill Evans/Live in Tokyo】
《Song Lists》
1. Mornin' Glory 2. Up With the Lark 3. Yesterday I Heard the Rain 4. My Romance 5. When Autumn Comes 6. T.T.T.T. (Twelve Tone Tune Two) 7. Hullo Bolinas 8. Gloria's Step 9. On Green Dolphin Street
《Personnel》
ビル・エバンス:Bill Evans (Piano),エディー・ゴメス:Eddie Gomez (Bass),マーティー・モレル: Marty Morrell (Drums).
《Recording Data》
Recorded Live in Tokyo, Japan (January 20.1973)郵便貯金ホール 司会:いソノてルヲ

 もう28年も前のこと。ビル・エバンス急逝の報を聞いて、当時来日が予定されチケットも買っていた当方は、愕然として腰から砕け落ちた。"I will say good-bye""Affinity""You Must Believe in Spring"などの時期には確かに同時進行で追いかけることができていた。そのとき、彼は何回目かのピークを迎えていたはずなのに。

 それだけに、この"Live in Tokyo"の聴衆がうらやましく妬ましい。"Up with the Lark"や"My Romance"の拍手のタイミングの絶妙さは何だ?あまりにも素晴らしい聴衆・通人たち!こんな素敵な聴衆の中に混じることができていたら・・、と悔やまれてならない。どちらの曲でも、ビル・エバンスが主題をとてもデリケートに提示した後、やわらかに包み込むような拍手がホールに響く。その拍手に後押しされるように生き生きとした端正でメロディアスなフレーズがこぼれ落ちんばかりに続いていく。

s-UP.jpg
(主旋律だけのごく簡単な聴き書きなので、音符の長さは正確ではありません。ご容赦をm(__)m)

 このアルバムは、もう100回は聴いていると思うが、聴くたびにいまだに居ずまいを正したくなるような緊張感を覚える。世界に誇れるビル・エバンスファンが集ったこの東京ライブこそが、当方のビル・エバンスBEST1アルバムである。

 そして、"Up with the Lark"もワルツである。ビル・エバンスのワルツは当方の最も魅力的なキーワードでもある。前回のブログもご参照ください。名司会のいソノてルヲ氏も既に1999年に物故されています(黙祷)

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