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フェスタサマーミューザ(7/29) 見聞録
2008年07月31日 (木) | 編集 |
フェスタサマーミューザ 
KAWASAKI 2008  
 
  7/29(火) 19:00開演 
 於:ミューザ川崎シンフォニーホール

1. プーランク:演奏会用組曲「模範的な動物たち」 
  2. プーランク:「子象ババールの物語」

指揮:矢崎彦太郎
東京シティ・フィルハーモニックオーケストラ
朗読:中井美穂                  




 【フェスタサマー ミューザ川崎について】 
  今年で4年目を迎えるこのイベントは、首都圏9つのオーケストラが参加し、1回60分前後で料金も安価に設定されたクラシックイベントです。7/19(土)~8/9(土)の期間で実施されています。

s-2008-7-30-00000.jpg

 【今回のプログラムについて】
  東京シティフィルによる今回のプログラムは、ふだんあまり演奏されることのないフランス音楽、特にプーランクの楽曲を取り上げています。総合プログラムの矢崎氏からのメッセージには、「日本では、ドイツ音楽に比べ、フランス音楽を聴く機会は多くありません。これをきっかけにフランス音楽に親しんでいただければとても嬉しいです」とあります。

  当方が行こうと決めた理由は、フランス音楽、特にプーランクに最近ハマっていることが挙げられます。「模範的な動物たち」については、過去のブログでもふれたことがあります。なかなかこれらの演目が演奏される機会はありませんので、絶好の機会とばかりに申し込みました。
 一般のファンにはなじみがない楽曲ということもあり、お客さんの入り具合は5割弱というところでした。しかし、当方にとっては生で聴くチャンスをもらえただけでも大いに感謝です。

【リハーサルの見学】  
 行こうと思ったもう一つの理由は、リハーサルが見学できること。指揮者とオーケストラとでどのような音作りがなされているのかを知る稀有な機会でした。リハーサルでは、2つの楽曲を通しで演奏した後、指揮者からの指示は、要所での音の強弱が中心でした。ナレーションとオーケストラの絡みの部分、ナレーションが客席でどの程度聴こえるかという部分にも、関心が払われていました。

 意外に思ったのが、演奏法、音色、情感の出し方、表現方法に関する指示がほとんどなかったこと。これは、矢崎氏が東京シティフィルの指揮者として長らく関わっていることから、そこまでの指示は必要ないくらいの関係ができあがっているからなんでしょうね。

【暇つぶし】
 午後3時半開場、4時リハーサル開始、5時半リハーサル終了。7時本編開演というスケジュールでしたので、リハ終了後時間つぶしをしました。
 絵本美術展が併設されていましたので、立ち寄りました。やっぱり題材はサンサーンスの「動物の謝肉祭」なんですね。生き生きした動物たちの楽しげな表情が素敵でした。気が早いのですが、来年のカレンダーも買っちゃいました。実際来年のコンサートチケットも購入しているのがあるので、早めにカレンダーにチェック入れとかないと忘れちゃいそうで怖いです。

s-2008-7-30-00020.jpg  s-Calendar.jpg


【いよいよ本編】  
 「模範的な動物たち」では、通常の演奏形態とは異なり、ナレーション(矢崎氏作)入りで演奏されていたのが特徴的でした。情景描写なども楽曲にふさわしい内容のナレーションでした。
 軽快で躍動的なフレーズを生かした楽しい演奏で、動物たちのイメージを鮮明に思い描くことができました。フランス音楽の軽妙洒脱さを流麗で耽美的な奏法を意図した弦楽器群で表現していたと思います。この曲で最も注目すべきは管楽器群ですが、メリハリの効いたソロパーツにも満足です。

 「象のパバール」を聴くのは初めてです。童話がテーマとなったコミカルかつ軽快な楽曲で、ナレーションも雰囲気を盛り上げます。標題ごとに曲調を変えるなど難易度の高い曲ですが、乱れもなく主題を丁寧に謳い上げていました。


【初物づくし】
 ミューザに出向くのは初めてです。どの客席からもステージを一望することができ、席位置による不公平感が少ないですね。客席も円周状になっています。音響面でも木目調の暖かい音色が響きますね。
 東京シティフィルの演奏会も初めて。矢崎氏がフランスものにも力を入れているとのことで、フランス音楽にふさわしい音作りができていますね。今後も「フランス音楽の彩と翳」という題のコンサートが予定されているそうなので、ぜひまた期待したいです。

ナレーションの中井美穂さんは、天性の明るさを持った方ですよね。ナレーションも上手でしたが、「おしまい」って最後に言うところがリハではうまくいかなかったのですが、「きゃはは」って悪びれずに笑っちゃうところがお人柄ですね(笑)
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