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ベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて 舞台挨拶
2008年11月27日 (木) | 編集 |
 ベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて
   渋谷 ユーロスペースにて上映中(HPはこちら)

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【映画の紹介】
  トマス・グルベ監督は、2005年11月に行われたベルリン・フィルのアジアツアーを300時間にわたって追い続け、リハーサル、本番、団員の素顔を集約したドキュメンタリー映画を作り上げた。ベルリン・フィルにとって、3カ国6都市をめぐる大規模なアジア・ツアーは初めての試みであった。

 北京、ソウル、上海、香港、台北、東京とめぐるなか、指揮者サイモン・ラトルと団員とのリハーサル、旅先での個々の団員の様子が、虚飾のない赤裸々な姿で描き出されていた。映画の構成は各都市ごとに6部構成となっており、北京(保利劇場)、ソウル(ソウル・アートセンター)、上海(上海オリエンタル・アートセンター)、香港(香港文化センター)、台北(国立中正文化センター)とハードスケジュールの公演をこなし、最後は東京(サントリーホール)で幕を閉じる。

 映画では、R・シュトラウスの「英雄の生涯」、ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」が演奏されました。いずれも躍動感がある迫力に富む演奏でした。

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【サラ・ウィルスさんの舞台挨拶】
 11/23には、ホルン奏者サラ・ウィルスさんによる舞台挨拶があり、5分くらいのトークでしたが、いろんなことを気さくに話してくださいました。
 サラ・ウィルスさんは、ベルリンフィルに入団する前には、ベルリン州立歌劇場管弦楽団に在籍していたそうですが、オペラ演奏では暗いオーケストラ・ピットで演奏しなければなりませんが、ベルリン・フィルは明るい場所で演奏できるようになってうれしかったと話していました。
 ベルリン州立歌劇場管弦楽団のときは、指揮者がバレンボイム。ベルリンフィルではサイモン・ラトルということで、いずれもとても勉強になる指揮者だとも話していました。

 また、映画撮影のときは飛行機の中で寝ているときもカメラに追いかけられ、目が覚めたら目の前にカメラがということもあったそうです。カメラに追いかけられなくなってからは少しさびしく感じる(笑)とのことでした。

 入場整理番号は2番でした。舞台挨拶と言っても、映画の性質上、マニア的なファンしか興味をもたないせいでしょうか、入場者は約150座席のうち、半分以下という入りではありました。笑顔をふりまきながら、明るく丁寧にインタビューに答えるサラ・ウィルスさんに好感をもちました。

【映画の感想】 
 アジア・ツアーの最終目的地は、東京のサントリーホールでしたが、東京はベルリンフィルにとって何度も訪れているホームであるという意識もあるそうで、親近感を強く抱きました。具体的には、テスト生が冒頭に紹介され、ツアーの終わりには採否が決定する筋立てになっていました。団員選定は、団員の自治によって決めるベルリン・フィルの伝統を改めて意識させられる場面でもありました。
 また、サイモン・ラトル氏の情熱的で快活なリハーサル風景もみることができ、これはとても貴重な体験でした。初めて訪れた台北では、無数の熱狂的ファンに迎えられ、少し惑気味のサイモン・ラトル氏の素顔もみられました。
 
 普段からクラシック音楽やベルリンフィルに強い関心を持っている方には、ベルリンフィルをより身近に詳しく知ることができ、ぜひお勧めの映画です。そうでない方には、ストーリー性や展開があるわけではないので、少し退屈かもしれませんね。
 この後続けてみました「帝国オーケストラ」。こちらは万人にお勧めの奥行きの深い大いに考えさせられる映画でした。続けてUPします。

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