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青春のロシア・アヴァンギャルド 埼玉県立近代美術館
2009年02月15日 (日) | 編集 |
 青春のロシア・アヴァンギャルド モスクワ市近代美術館所蔵 (HPはこちら)
    埼玉県立美術館 2/7-3/22

 昨年にBUNKAMURA ザ・ミュージアムでも行われたこの展覧会が、めぐりめぐって埼玉県立美術館で現在開催中です。20世紀初頭のロシア革命の前後に、ロシアで起こった若い芸術家たちによる新しい表現、それが、ロシア・アヴァンギャルドと呼ばれる作品群です。

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左上:アレクサンドラ・エクステル「コンポジション」、右上:カジミール・マレーヴィチ「農婦、スーパーナチュラリズム」、下:ニコ・ピロスマニ「イースターエッグを持つ女性」

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左:レントゥーロフ「ノーヴィ・エルサレム修道院の塔」、中左:マレーヴィチ「納付、1913年のモティーフ」、中右:ピロスマニ「タンバリンを持つグルジア女性」、右上:クリューン「蓄音機のあるコンポジション」、右下:ピロスマニ「ひよこを連れた雌鶏と雄鶏」

【ニコ・ピロスマニ】
 生活のために店の看板などの絵を描いていたグルジアの画家、ピロスマニ。我流で素朴な画風で、プリミティズム(原始主義)にも分類されます。ピロスマニの作品は計10点の出品です。ピロスマニは、当時の画壇からは「稚拙」と非難され、失意と貧困の中でこの世を去ります。「絵の何たるか」「絵画の原点」を彼の絵の中に見出すことができるような気がします。

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 ピロスマニ:「宴にようこそ!(居酒屋のための看板)」

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 ピロスマニ:「ロバにまたがる町の人」

【マレーヴィチ】
 斬新な形や鮮烈な色彩による抽象画への大きな流れを作ったマレーヴィチ。前衛芸術を極めた彼は、「黒の正方形」「白の上の白」などで抽象画の到達点に達するが、晩年には具象画へと回帰している。ちなみに本展覧会でも、晩年の自画像や妻の肖像画などで、それまでとは全く異なる作風の作品が見られます。ソ連政権による前衛主義の弾圧など、時代に翻弄されたマレーヴィチの悲哀さえ感じてしまいました。

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マレーヴィチ:「刈り入れ人、1909年のモティーフ」

【埼玉県立美術館って?】
 北浦和駅から徒歩10分。広大な公園の中に建つ美術館です。
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 ロビーには国吉康雄氏のリトグラフも展示されています。
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 国吉康雄:「ブランコの女」

BUNKAMURAで行われた際のレイコさんのブログでの紹介記事(こちら参照)で興味を持って出かけました。当初はシャガール作とされる作品の展示も含まれていましたが、真贋に疑問があるとのことで、今回の展示には含まれていませんでした。レンタルCGI
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