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ウィーン放送響 キタエンコ指揮 3/1
2009年03月06日 (金) | 編集 |
ウィーン放送交響楽団 
3/1(日)14:00開演 
 於:東京オペラシティ・コンサートホール

1. グリンカ「 リュスランとリュドミラ」序曲
  2. チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
   ピアノ:ヘルベルト・シュフ
 〈アンコール〉ベートーヴェン:バガテル

3. チャイコフスキー:交響曲第4番
 〈アンコール〉J.シュトラウス「憂いもなく」

指揮:ドミトリー・キタエンコ
ウィーン放送交響楽団


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 【楽曲と感想】 
 「すばらしい!」を連呼したいコンサートでした。最近コンサート中毒で、少々感覚も麻痺しており、なかなか「これぞ」というものに巡り合えなくなってきている状態だったのですが、今回は大絶賛の拍手を贈りたく思いました。

 1曲目の「リュスランとリュドミラ」。「《ちゃーちゃちゃちゃーちゃちゃちゃ》ってあれでしょ?よくやる演目だよね。」くらいにやや横柄に構えていたのですが、いやホントびっくり! どんだけ気持ちが入ってるのってばかりに出だしから鋭い切れ味でしたね。度肝を抜かれました。プログラムの味付け的な小品ではなかったんです。自分たちの力と意気込みを聴けと言わんばかりの迫力がありました。

 2曲目のチャイコフスキーピアノ協奏曲第1番。難曲です。ルーマニア出身のシュフ氏は30歳の新進気鋭のピアニストですが、全くこの難曲を苦にしません。譜面に追い立てられるというレベルを遥かに超えて、余裕をもって完璧にこなしきっています。それだけの下地とテクニックがありますから、聴かせどころをじっくり情感をこめて歌いきることができるんですね。2列目のピアノ鍵盤がすぐ前に見える座席位置でしたので、彼の正確で無駄のない指遣いを間近にみることができたのも感動ものでした。唯一シュフ氏が深呼吸して身がまえたのは、最後のクライマックスの部分のみ。指揮者キタエンコの間合いをつかみ、オケの音もきちんと聴いて演奏していましたので、オケとの息もぴったりあった見事な演奏でした。指揮よし、ピアノよし、オケよしという文句のない秀逸な演奏!

 3曲目のチャイコフスキー交響曲第4番。ピチカートだけで演奏される3楽章では息をのむ美しさでした。コンバスから第1ヴァイオリンに音がバトンタッチされていくところの揺れ動くような機微、寸分の狂いのない正確で美しいピチカートにウィーン放送響のレベルの高さを痛感しました。いやぁ何日かした今でもあの息をのむような美しさ躍動感の記憶がまざまざと残っています。キタエンコ氏の指揮は、オケの統一感を重視し、緊迫感あふれる指揮でしたね。全編を通しての起承転結を描ききった壮大でドラマティックな名演でした。

 キタエンコ氏によるアンコール曲は、本場のウィンナワルツ。観客に向けて拍手を誘導したり、とっても楽しいひと時でした。キタエンコ氏は、美しいものをより美しく響かせることに重きをおいた指揮ぶりで、それに応えるだけの力量をもつウィーン放送響にも手放しで賛辞をおくります。

【シュフ氏のサイン会】
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 気さくに笑顔で握手にも応えてくれました。現在CD化されているシュフ氏の作品は、

   

チャイコフスキーを家で聴くとき、音の強弱が極端なので、ピアニシッシモでは音量を上げ、フォルテティッシモではあわてて音量を下げるという繰り返し。音量を気にせず聴くには生がふさわしいんでしょうか。レンタルCGI
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