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都民芸術フェスティバル 東フィル 3/22
2009年03月24日 (火) | 編集 |
2009 都民芸術フェスティバル
東京フィルハーモニー管弦楽団
 
3/22(日)14:00開演 
 於:東京芸術劇場

《オール・チャイコフスキー・プログラム》
1 .歌劇「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ
2. ピアノ協奏曲1番
3. 交響曲第6番「悲愴」

指揮:渡邊 一正
ピアノ: 小山 実稚恵
東京フィルハーモニー管弦楽団

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 【楽曲と感想】 
 チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番は、小山実稚恵さんのピアノ。ダイナミックな烈しさと、情緒纏綿と透明感あふれるタッチとのコントラストが見事に使い分けられていたのが、非常に印象的でした。特に第3楽章では、情感豊かにメロディーを歌い上げた後、オケに堂々と対峙するクライマックスでの豪快な演奏は、鮮烈な印象として記憶に残りました。ピアノのソロパートでは、華麗できらびやかな音色にすっかり悩殺されてしまいました。渡邊一正氏の指揮は、テンポをひっぱり過ぎることなく、オケとピアノの間合いをしっかりと見極めた的確な指揮ぶりだったと思います。

 チャイコフスキーのピアノ協奏曲1番は、最近生演奏で聴く機会が多く、昨年11/3のサンクトペテルブルク・フィル(テルミカーノフ/マツーエフ・・記事はこちら)、今年3/1のウィーン放送響(キタエンコ/シュフ・・記事はこちら)でも堪能したばかりでした。ウィーン放送響でのシュフ氏の演奏が、迫りくる怒涛のような演奏だとすると、今回の小山さんのピアノは、透明感あふれる繊細さと、豪快さとのコントラストが光った演奏でした。そして、サンクトペテルブルクフィルでのマツーエフ氏の演奏では、ロシアの血、北の大地を伝える貴重な演奏だと思いました。それぞれの印象に残る演奏だと思います。

 「悲愴」は、音の強弱よりも旋律の美しさを大切にした演奏でした。ややもすると3楽章での躍動感や力強さを強調し、終楽章では暗欝たる情感を誇張する演奏が多いですが、渡邊一正氏の指揮による終楽章は、どんよりとした情感よりも、旋律をよく歌わせていて、むしろ心が洗われるような美しさが引き出されていて、大変感心しました。身につまされるような終楽章ではなく、味わい深く心穏やかな気持ちで聴けたのは、初めてかもしれません。

今年の都民芸術フェスティバル(オーケストラ編)は、本公演で最後ですね。また来年も心待ちにしています。武蔵野線が止まってたので、つくばエクスプレスの三郷中央駅までタクシー!会社に遅れるより大事だっちゅうの!レンタルCGI
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