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日本フィル 第52回 さいたま定期 
2009年03月31日 (火) | 編集 |
第52回 さいたま定期
日本フィルハーモニー交響楽団
 
3/27(金)19:00開演 
 於:大宮ソニックシティ

1 .グリーグ:ピアノ協奏曲
2. チャイコフスキー:交響曲第5番

指揮:小林研一郎
ピアノ: 小林亜矢乃
日本フィルハーモニー交響楽団

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 【楽曲と感想】 
 グリーグのピアノ協奏曲は、コバケンと小林亜矢乃の親子共演。息がぴったり合った演奏でした。お互いの信頼感・連帯感によって土台のしっかりした安定感のある楽曲構成になっていたと思います。北欧の詩情という面でも、小林亜矢乃のピアノはときおり聴かせる宝石のようなタッチが印象的でした。小林さんのピアノは初めて聴きましたが、伝えるべきツボはしっかり役割として理解しているようで、お父さんの厳しい音楽志向にきちんと歩調を合わせているのだなぁというのが実感でした。
 
 チャイコフスキーの交響曲5番。大好きな楽曲です。随所にコバケンのこだわりと思い入れがあって、新鮮な部分も多く、非常に興味深く楽しめた演奏でした。日本フィルの面々も、かなり気合が入った演奏で、心を一つにして炎のコバケンの指揮ぶりに応えていました。約50分の演奏時間ですが、最初から最後まで、おぉーという口がふさがらないまま。入魂の演奏、弾丸のように飛来する各楽器の主題、うねり、実に感動的だったと思います。特にキーポイントで、テンポを大きく揺らす演出がありまして、これがとても効果的でした。終楽章でのクライマックス部分で行進のように高らかに歌い上げられていく部分。この直前で大きく間をおいて、テンポと曲調をがらりと変えましたね。それまでの流麗さから、威風堂々たる勇壮さへとシフトするところ、とても印象的でした。3楽章のワルツも、冗長に流れず、シャープなリズム感をもって、きらめくような雰囲気を醸し出していました。コバケンのチャイ5お勧めですね!
 コンサートマスターは扇谷泰朋氏。あまり行きあたるチャンスがなかったのですが、なかなかいいですね。一弓一弓にとても気持ちがこもっていて、弦楽器の要としてまさに切り込み隊長的な印象をもちました。余談ですが弓の糸が切れているときって、気持ちがとても入っている演奏では時々みかけますね。今回は弦楽器奏者の皆さんにそれが目立ちました。まさに巨大な火の玉が疾駆するというイメージでした。

先日のみゅーじんでも、コバケンさんと娘さんを取り上げていましたね。素顔のコバケンさんは、人柄が温厚でとても謙虚ですが、音楽に対する姿勢は極めて貪欲で、妥協を一切許さない感じではないでしょうか。それだけに、今回の日本フィルの面々の集中度は、生半可なものではなかったように思います。同じように娘さんに対しても、とても高いハードルを課していると思います。それに応えて、娘さんもより一層磨きがかかって行くことが期待できそうです。レンタルCGI
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