クラシック・ジャズのライブ、CD、TVドラマ、落語の見聞録を中心に、何か皆さんが役に立つ情報が伝えられたらと思います。実につたないブログですが、ずっと前の記事にでも、1行でも、コメントなど頂けたら本当にうれしいです。
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【展覧会】日本の美術館名品展 《日本の絵画編》
2009年06月30日 (火) | 編集 |
 日本の美術館名品展
4/25~7/5  東京都美術館(HPはこちら)

日本全国100館の公立美術館所蔵の名品を集めた展覧会です。期日は7/5まで。開催期間はあとわずかです。最終週は開催時間延長も行われています。

今回は日本の絵画編。もうやだが特に印象に残ったものをピックアップしてみます。

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黒田清輝 ポプラの黄葉 1891年 島根県立石見美術館
・一面黄色く染まった奥行きのある森の風景です。パリ郊外のリグレー村の風景。

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岡鹿之助 遊蝶花 1951年 下関市立美術館
・雪景色の中の洋館と三色すみれの可憐さとが絶妙に対置された、夢幻的な作品。

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福田平八郎 鮎 1940年 大分市美術館
・川を悠々と泳ぐ鮎の動きが簡略な素描で印象的に描かれています。当方中学時代に大分に在住しておりまして、大分出身の福田平八郎の展覧会に行ったことがあり、氏はとてもなじみ深い画家です。高山辰雄氏も大分出身ですね。

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山本丘人 流水のうた 1973年 東京都現代美術館
・現代絵画の潮流の中で、あえて古典的な手法を貫いている作品。初夏の小川に菖蒲、まるで夢の中に出てくるような風景です。視線が釘付けになってしばらくは立ち去ることができませんでした。実に素晴らしいと思いました。

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萬鐵五郎 薬罐と茶道具のある静物 1918年 岩手県立美術館
・茶色を基調にした地味めな静物画ですが、何となくユーモラスなゆがみと茶器などからにじみ出てくるあたたかさのようなものが感じ取れます。もうやだはこの作品が一押しでした。

前期後期で入れ替えがありまして、見られなかった作品もいくつかありました。少し残念だったのは菱田春草の作品がみられなかったこと。もうやだの一番好きな日本画家です。大好きな理由など菱田春草への思い入れはまたいつか機会があったら書いてみたいと思います。レンタルCGI
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【展覧会】日本の美術館名品展 《西洋画編》
2009年06月29日 (月) | 編集 |
 日本の美術館名品展
4/25~7/5  東京都美術館(HPはこちら)

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藤田嗣治 私の夢 1947年 新潟県立美術館蔵

日本全国100館の公立美術館所蔵の名品を集めた展覧会です。期日は7/5まで。開催期間はあとわずかです。

今回は西洋絵画編。

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ボナール 「アンドレ・ボナール嬢の肖像 画家の妹」1890年 愛媛県美術館蔵
※日本の浮世絵に強く影響を受けた作品です。

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ミレー 「ポーリーヌ・V・オノの肖像」1841-42年 山梨県立美術館蔵
※ミレーの最初の妻。22歳で亡くなっています。

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ルノワール 「読書する2人」1877年 群馬県立近代美術館蔵
※恋人たちの幸せな時間が感じ取れます。

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カンディンスキー 「E.R.キャンベルのための壁画No.4」の習作 1914年 宮城県美術館蔵
※混沌とした色彩の乱舞のようにみえて、一点の非の打ちどころのない構成力に眼を奪われます。

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ユトリロ 「ノルヴァン通り」1910年 名古屋市美術館蔵
※人通りのない白い建物、白々とした空は、静寂さと孤独さを訴えかけてきます。

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カミーユ・ピサロ「エラニーの菜園」1899年 福島県立美術館蔵
※安定感のある構図と、優しい緑の菜園に溶け込むように人物が小さく描かれています。

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カミーユ・ピサロ 「エラニーの牛を追う娘」1884年 埼玉県立美術館蔵
※今回ももうやだの一押し作品は、上記2点のカミーユ・ピサロ。描かれた農村風景の中に安らぎがあふれています。自分がカミーユ・ピサロが好きな理由をつらつら考えると、田園風景の中に小さく描かれた人物の生活感でしょうか。親しげに話しかけてくる町の人、やさしい緑を貴重にした美しい自然に魅かれます。


作品数も半端なく多いので、じっくり見ているとかなりの時間(1時間ほど)がかかります。レンタルCGI
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よっしぃのお留守番
2009年06月28日 (日) | 編集 |
 ここ二日ほど、記事の更新をさぼってますね。とにかく爆睡してばかりでして(汗)今日はそんなことで、15分で書ける記事に!

 先日福島の大内宿のバスツアーに行ってきました。

 「よっしぃはお留守番だよ!」
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 「さあ、お土産買ってきたよ。」
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 「それは会津塗りのお椀 君のじゃないよ」

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 「リラックマとキューピーちゃんだよ。可愛いでしょ」

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 「さあ、これがよっしぃのお土産だよ!」
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よっしぃは、帰ってきてお土産を開けていると次から次に欲しそうに顔を出すんですよね。特に携帯ストラップのように可愛いものが大好きです。「ポチのお土産」はPAで売っている犬用のおやつで、飼い主心理をうまくくすぐっていますね。レンタルCGI
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テーマ:ちょっとおでかけ
ジャンル:旅行
都道府県庁所在地を使った人名
2009年06月25日 (木) | 編集 |
 都道府県庁所在地を使った有名人!
 今回は都道府県庁所在地。都道府県名と同じものは前回のお授業で扱ったのでパス。

 そのままの漢字を使うのが綺麗ですが、特にこだわりません。
 発音が同じだったり、漢字が同じだったりというのでもOK!

QUESTION:今回は、コメントにていろんな実例を先出ししてくださいませ。あとでここにまとめて載せさせていただきます。前後のあいさつぬきで人名だけ入れてくれてかまいません。

 ないのも多々ありそうな気がします。ありそうなものには○、なさそうなものには×をつけておきましょう。

【札幌】×
【盛岡】
【仙台】×
【水戸】
【前橋】○
【宇都宮】○
【横浜】×
【金沢】○
【甲府】
【名古屋】○
【津】○
【大津】○
【神戸】
【松江】×
【松山】○
【高松】○
【那覇】× アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク (全然関係ないか(汗))


ロックンロール県庁所在地 森高千里

あんまりなさそうなんですが、今頭をひねっています(^^ゞ
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テーマ:どうでもいいこと
ジャンル:
堀切菖蒲園
2009年06月24日 (水) | 編集 |
【堀切菖蒲園】

明治神宮の菖蒲をみてから、ちょっぴり菖蒲にとりつかれてしまい、柴又山本亭の菖蒲や堀切菖蒲園にも行ってみたくなりました。

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こちらは入園無料。京成線の堀切菖蒲園駅から徒歩12分ほど。わりと歩きますね。

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さまざまな品種の花菖蒲が所狭しと植えられています。

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紫の色が一番落ち着く気がしますね。

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ここでもハナショウブ、アヤメ、カキツバタの見分け方の案内がありました。

もし学校のテストで、アヤメとカキツバタの見分け方の問題が出たら、0点ですね。まったく理解できてなくてやばいです(汗)。レンタルCGI
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テーマ:ちょっと、お出かけ
ジャンル:地域情報
山本亭 柴又
2009年06月23日 (火) | 編集 |
【山本亭 柴又】

大正15年に建てられた和洋折衷の建物です。邸内は喫茶室にもなっていて、茶菓子や抹茶などのメニューを頼むことができます。
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玄関隣には、瀟洒な洋室(鳳凰の間)があります。

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庭園の菖蒲も自慢の一つですが、時期がかなり遅かった感じです。

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玄関には菖蒲の絵が飾られています。

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洋風造りを採用している長屋門。

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長屋門にはステンドグラスもあります。

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入園料は100円。入口に活けてある菖蒲の花が美しいです。


庭園や風情のある建物に、しばしうっとりしました。山本亭は、寅さん記念館に行く途中にあります。レンタルCGI
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テーマ:ちょっと、お出かけ
ジャンル:地域情報
寅さん記念館 柴又
2009年06月22日 (月) | 編集 |
【寅さん記念館】
 柴又の帝釈天の裏手に、「男はつらいよ」シリーズの記念館があります。

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 寅さんの実家、団子屋さんの映画セットです。
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 左奥の居間では、おいちゃん(下條正巳)、おばちゃん(三崎千恵子)、ひろし(前田吟)、さくら(倍賞千恵子)、たこ社長(太宰久雄)が集まり、歓談したり大喧嘩したりしますね。たこ社長と喧嘩するとぷいと階段を昇って去ってしまう寅さんが目に浮かぶようです。

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 くるまやのお品書きです。

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 昔懐かしい街並みのミニチュアセットです。

【寅さんシリーズ】
 全部で48作あった「男はつらいよ」。「偉大なるマンネリ」と評されるように、照れ屋の寅さんは、いろんな女性に思いを寄せますが、最後には優しさが災いしてか、いつも自分から身を引いてしまうという決まったパターンです。46作あたりから体調が優れず、吉岡秀隆と後藤久美子の恋愛がメインになってしまっていました。遺作の48作目は、浅丘ルリ子との共演。
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 寅さんシリーズで、個人的に一番好きなのは、38作目の「知床慕情」(写真右下)。日本一の俳優三船敏郎が、淡路恵子との不器用な恋愛に花を咲かせる。そのキューピットが寅さんでした。撮影直後に、結婚前の奥タマと知床に旅行したのですが、ホテル「アルバトロス」には、竹下景子や三船敏郎がロケで宿泊したときの写真が飾られていました。寅さんシリーズを映画館でみることは、ほとんどなかったですが、この「知床慕情」は映画館でみましたね。
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【寅さん映画 ベスト10】
1位:「男はつらいよ」第1作 光本幸子
2位:「寅次郎相合い傘」第15作。浅丘ルリ子、船越英二
3位:「寅次郎夕焼け小焼け」第17作。太地喜和子、宇野重吉
4位:「寅次郎忘れな草」第11作。浅丘ルリ子
5位:「続・男はつらいよ」第2作。佐藤オリエ、東野英治郎、ミヤコ蝶々
6位:「望郷篇」第5作。長山藍子、松山省二
7位:「知床慕情」第38作。竹下景子、三船敏郎、淡路恵子
8位:「寅次郎ハイビスカスの花」第25作。浅丘ルリ子
9位:「柴又慕情」第9作。 吉永小百合、宮口精二
10位:「口笛を吹く寅次郎」第32作。 竹下景子、中井貴一
10位:「寅次郎紅の花」第48作。浅丘ルリ子、後藤久美子
(キネマ旬報 2006年 評論家による投票結果)

 7位に知床慕情入ってますね。浅丘ルリ子のリリーさんは、寅さんにぴったりなマドンナですね。どの作品も心が熱くなるような想いがこめられていますね。

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江戸川土手に寅さんが空を見上げてごろりと横になっているような。笠智衆の御前様が「やぁ」と手を挙げるような。寺男の佐藤蛾次郎がほうきをもって庭を掃いているような・・・。そんな情景の中に溶けてしまいそうな錯覚を覚えました。

ちなみに、もうやだが一番好きな男優といえば、「三船敏郎」か「市川雷蔵」かを挙げます。三船敏郎は黒澤作品での「羅生門」「用心棒」「酔いどれ天使」「赤ひげ」「野良犬」。どれも大変な傑作です。三船が出なくなってから黒澤作品は面白みを欠くことになりましたね。「野良犬」での三船の演技力には、古今東西かなう人なんていないと思います。
 市川雷蔵は、日本映画のトップとして君臨し、いまだにその伝説は色あせることのない燦然と輝く光を放ち続けています。市川雷蔵の男の色香にかなう男優は、いまだに現れていないでしょうね。
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明治神宮の花菖蒲
2009年06月21日 (日) | 編集 |
【明治神宮の花菖蒲】

会社の昼休みに明治神宮の花菖蒲を見に出かけました。
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6月は花菖蒲が見頃で、500円にて明治神宮御苑に入園できます。少し盛りを過ぎていますが、たくさんの花菖蒲が咲き乱れていました。
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ショウブ、カキツバタ、アヤメ、ハナショウブ の見分け方を説明している案内板です。そもそもアヤメを漢字変換すると菖蒲と出るくらいですから、区別は本当に分からないですね。もうやだは早々に区別の理解ができずにギブアップです(^^ゞ
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奉納されたたくさんの酒樽。まさか神主さんが夜な夜な酒盛りってわけでもないでしょうね(汗)
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うちの会社では、昼休みの時間は自由なんですが、制限時間は1時間です。ですので食事込みで大急ぎで行ってきました。本殿への参拝は申し訳ありませんが割愛しましたm(__)m。レンタルCGI
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テーマ:ちょっと、お出かけ
ジャンル:地域情報
皆既日食 7/22
2009年06月20日 (土) | 編集 |
 7月22日には、関東でも部分日食がみられるそうです。皆既日食は、奄美大島北部、トカラ列島、屋久島、種子島南部、北硫黄島、硫黄島などでしかみられません。
 
 東京では最大約75%太陽が欠ける場面がみられるそうです。

開始時刻:9時55分33秒
最大時刻:11時12分58秒
終了時刻:12時30分20秒


 太陽が強い光を放つため、決して直接肉眼で見てはいけないそうです。専用の観察用フィルムも売っています。正しい観察方法はこちら。観察するときは本当に気をつけてくださいね。

こちらの観察用メガネは294円
こちらだと380円。
こちらのカードタイプは525円

2012年には金環日食もみられるそうです。デジカメで撮影しようかとも思ったのですが、減光フィルターが必要で、しかも何万円もします。素人は危険なので絶対やめた方がよさそうですね。レンタルCGI
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【展覧会】没後80年 岸田劉生 肖像画をこえて 
2009年06月19日 (金) | 編集 |
 没後80年 岸田劉生 肖像画をこえて4/25~7/5
  損保ジャパン東郷青児美術館(西新宿)(HPはこちら)

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 岸田劉生の肖像画が、なじみ深い自画像や麗子像を中心に約80点ほど展示されています。今回は肖像画のみの作品展です。

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岸田劉生の自画像のほか、右上が奥様蓁(しげる)の肖像画、下段左から3つ目は16歳の麗子像です。

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麗子坐像 大正8年 ポーラ美術館蔵
 今回はこの絵に一番惹かれました。陰翳、物憂い麗子の表情、しぼりの着物の細かい描写など、実に見事な完成度です。麗子の画題としての興味は劉生にとって尽きることがありませんでした。油彩画だと描くのに時間がかかりすぎるからと、水彩画の麗子像も残しています。そして、麗子をモチーフにして、無限の想像力が触発されていきます。

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野童図
 麗子を中国の寒山拾得にみたてた絵です。寒山拾得は中国の禅画のテーマとしてもよく用いられる人物です。

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二人麗子図 童女飾髪図
 こちらは2人の麗子を組み合せた遊び心にあふれた作品です。

こちらを訪れたのは大学生のとき以来でした。本展示の東郷青児の方も、私もうやだは大好きなので、また回を改めて紹介してみます。レンタルCGI
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パパは牛乳屋 Part2
2009年06月18日 (木) | 編集 |
 以前「パパは牛乳屋」の記事を書いた(前回の記事はこちら)ところ、意外にもこの検索ワードでの来訪者が多いようでございます。そこで、このネタも頑張ってみます。

《例題》 パプア・ニューギニア ⇒ パパは牛乳屋
 週刊朝日にて連載中のダジャレコーナーです。弘兼憲史氏監修。

《愚作その1》 下調べ⇒舌平目
《愚作その2》 水質汚濁⇒スィーツおたく
《愚作その3》 マラカイボ油田⇒まだ解剖ゆうてへん
 ※マラカイボ油田はベネズエラの巨大油田。関西弁風にこじつけてみました。関東語に訳しますと「まだ解剖って言ってねぇだろ」。非常に苦しいですね。

 あえて言うなら、その2が多少ましな出来でしょうか(汗)。良いのができたら、週刊朝日に投稿してみたいです。

右列下の方に「検索ワードランキング」というブログツールをつけておりますが、現在「パパは牛乳屋」にて26回検索されております。Googleで検索すると1番目、Yahooだと3番目に当サイトが出てまいります。
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テーマ:どーでもいいこと。
ジャンル:ブログ
N響 ロビー室内楽 6/12 ハイドン/3台のチェロのためのディヴェルティメント
2009年06月17日 (水) | 編集 |
N響 ロビー室内楽 
6/12(金)18:15開演 
 於:NHKホール内北側ロビー

ハイドン:3台のチェロのためのディヴェルティメント

平野秀清、藤村俊介、l銅銀久弥(vc)


【チェロ3重奏曲】 
 今回はN響に35年間在勤し、今年8月に定年退職するチェロ奏者平野秀清氏を送る演奏会でした。軽快で愉悦に満ちた楽曲ですが、三者三様の旋律のからみが耳に心地よく、どっしりとした安定感のある平野氏のファーストチェロが印象的でした。

 夕方の定期公演は、少しお腹が減りますので、ロビーで軽く食事をとります。700円のミックスサンドや、高菜のおにぎり、カツサンドなどが売っていまして、数も少なめなので売り切れてしまうことも多いです。カツサンドは4切れほど入っていますが、最初の1切れ、2切れめは美味しいのですが、カツばかりだと少し飽きてしまいます。 無難によく食べるのがミックスサンドですね。

 9月の定期公演では、また誰かのお別れ会かもしれません。クラリネットの横川さんも今年で定年退職ですね。後任首席奏者のオーディションの推移が気になります。レンタルCGI
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テーマ:NHK交響楽団
ジャンル:音楽
ヨーロッパの工芸とデザイン 東京国立近代美術館
2009年06月16日 (火) | 編集 |
  ヨーロッパの工芸とデザイン
アール・ヌーヴォーから現代まで

 5/16-6/28 東京国立近代美術館工芸館(竹橋)(HPはこちら)

 工芸館は建物自体も1910年に建設された旧近衛師団司令部庁舎で、重要文化財に指定されているネオゴシック調の建築です。
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 バーナード・リーチ、ルーシー・リー、ハンス・コパーなどの陶芸家の作品を中心に、ヨーロッパ工芸が約120点展示されています。館内は展示物を含めて受付で許可を得れば撮影可。諸注意を聞いて右腕にカメラマークのシールをつけて撮影できます。
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バーナード・リーチ 1934年 ブリタニーの玉葱売り

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ルーシー・リー 1960年 コーヒーセット

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恋の炎 ウルリカ・ヒードマン=ヴァリーン 1992年

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チェスワフ・ズベル 野獣 1992年

 実際に調度品として用いるものから、飾るものまでさまざまな用途をもった工芸品ですが、それぞれに意匠を凝らした深みのある芸術品に昇華されていますね。特にもうやだの一押しは、すぐ上のズベルの野獣。ガラス素材に色彩が乱舞し、まばゆいほどの美があります。

最近、美術館巡りが思いのほか楽しくなってきたので、美術館・博物館等共通入場券&割引券の「ぐるっとパス」を購入しました。2ヶ月でどれだけ回れるか楽しみです。
 10日前にドンキで買ったばかりのデジカメ。さあ撮影と思ったら壊れてました(唖然)。ですので、携帯写真です(泣)。早速修理に出さないと。
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銀行でスクラッチが大当たり!(他愛のないおバカネタ)
2009年06月15日 (月) | 編集 |
 もうやだは、毎朝最寄駅まで奥タマと自転車で出かけます。銀行の前を通るとき、いつも元気にあいさつしてくれる警備の方がいます。もう2年以上続いているでしょうか。

 実は私たち、この銀行の預金者でも何でもないんです。ときどきこの銀行のATMを使うことがあるのですが、そのときの私たちの印象がよほど強烈だったんでしょうか??ヘラヘラちゃらちゃらしてたので多分記憶に残っちゃったんですね。どんなオバカ夫婦なんでしょうか(凍汗)。それ以来毎朝あいさつしてくれます。

 もうやだは貯金を趣味とする立派な方々とは真逆の、エンタメ三昧でなけなしの給料を全注入してしまうとことん無計画な人種に属しています。そんな我々が、この銀行に預金してみようかなどとふと考えたのです。

 10万円1単位で1年定期で預けると、スクラッチくじをひくことができて、当たりマークが4つでると金利が0.75%、3つなら0.3%、2つなら0.2%、1つなら0.1%金利が上乗せになるキャンペーンを行っています。

 表にいる警備のおじさんに、「今日はスクラッチくじをしにきたんですよ」と奥タマ。「当たるといいですね」ってことで、カウンターへ。窓口のおねえさんには、「警備の人がとても感じが良いので、預金しにきました~」と奥タマ。よくこういう気安いノリの言葉が臆面もなくでてくるもんですね。私には全くマネができません(^^ゞ

 「50万預けるのでしたら、スクラッチ10万円ごとに5回ひきますか、それともまとめて50万円で1回ひきますか?」とおねえさんに言われて、奥タマはもうやだにヘルプを求めてきました。
 
 もうやだ:「5回ひいたら、1口ごとに利息が違うんですよね。大当たりが出ても1口分だけだとメリットが少ないですよねぇ。逆に全部まとめて1回ひいて、それが一番しょぼいやつだとショックですよね。」とブツブツ。でも、思いきって全部まとめて1回ひくことにしました。

 「私クジ運いいから大丈夫」という奥タマは、見事に大当たりを引き当ててしまいました。

 もうやだ:「えっ!すっごいじゃん。当たりくじ入ってないかと思ってた
 おねえさん:「いえいえ(汗)、それだと詐欺になっちゃいますから

 おねえさんも喜んでくれて、カウンター奥の上司にも「大当たり出たんですよ」報告していました。
 奥タマは、外の警備のおじさんに「大当たりだったんですよ~」と喜んで話していました。

 はずれだと金利0.35%ですから、1年で1750円。当たりだと金利1%ですから1年で5000円なわけですね。要は3250円もうかったわけです(汗)。

 他愛のない話ですが、何かおバカな会話とか面白かったので、記事にしたくなっちゃいました~。銀行名載せたいのですが、筆者が特定されると照れくさいのであえて掲載しませんm(__)m とてもアットホームな雰囲気の素敵な信用金庫なんですよね。
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N響定期 Cプロ 6/12 夏の夜の夢
2009年06月14日 (日) | 編集 |
N響 定期公演 Cプロ 
6/12(金)19:00開演 
 於:NHKホール

1. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲1番
ピアノ:ジャン・フレデリック・ヌーブルジェ
  2. メンデルスゾーン:劇音楽「夏の夜の夢」
 ソプラノ:半田美和子
 メゾ・ソプラノ:加納悦子
 合唱:東京音楽大学
 語り:中井貴惠
  
指揮:準・メルクル
コンサートマスター:篠崎史紀
NHK交響楽団


 本年度の定期公演は今回がラスト。9月から来シーズンが始まります。そんなこともあってか?とにかく盛りだくさんで贅沢限りないプログラムでした。ヌーブルジェ氏も、ラ・フォル・ジュルネや先般のショパンの音楽日記でなじみ深い人気ピアニストですし、夏の夜の夢の豪華な編成にも驚きました。

 【ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番】 
 ベートーヴェン初期の若さみなぎる作品。過去の巨匠の作品にも肩を並べるだけの意気込みとオリジナリティもあわせもっています。ヌーブルジェというと、フランス系のラヴェル、フォーレ、ドビュッシーなどが最もふさわしいかと思っていましたが、音階旋律が多用される場面での正確無比で乱れのない透明な音色にも、卓抜した才能をうかがい知ることができました。オケと丁々発止渡り合うだけの迫力も持っていましたし、勝手に先入観として持っていた青白き風インテリというイメージを払拭するだけの迫力がありました。

 【メンデルスゾーン:夏の夜の夢】 
 管弦楽曲の部分だけを取り上げたものにはなじみがありましたが、劇音楽形式で通して聴くのは初めてでした。随分とよいものを聴けて大喜びです。歌の部分は時間にしてトータルで10分もないと思いますが、東京音大女声コーラスの大合唱、ソリスト2人を招いての実に贅沢な編成です。中井貴惠の語りで物語の展開も楽しく鑑賞することができました。オケ演奏にかぶせて語りをするのは初めてでしたが、なかなか重要な役どころになりますね。
 結婚行進曲の高らかに鳴り響くトランペットが特に印象深かったです。序曲もなじみ深い楽曲ですね。ピアニシモで繊細に美しく響く弦楽器群にN響の真骨頂を見た思いがします。メルクル氏の指揮も、N響とかなり息があってきており、以前の共演より遥かによくなってきています。今後もとても楽しみな共演です。

中井貴惠さんは、大学4年生で在学している際に市川昆監督の映画「女王蜂」のヒロインに抜擢された貴一氏のお姉さん。キャンパスで会えるかと期待したのですが、1回も会えず仕舞いでした。他には当時大学で芸能系の有名人っていなかったんですよね。高校野球で鳴らした三谷、阪神の岡田監督、西武でデッドボール王だった金森選手あたりは、大学野球でみたことがあります。
 貴一、貴惠さんのお父さんは薄命の役者佐田啓二氏。貴一氏は3歳のとき、喜惠さんは7歳のときにお父さんを交通事故で亡くしているんですね。佐田啓二・木下恵介の「喜びも悲しみも幾年月」、「カルメン故郷に帰る」あたりは古き良き映画黄金時代の名作ですね。
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テーマ:NHK交響楽団
ジャンル:音楽
理想の花嫁ランキング
2009年06月13日 (土) | 編集 |
理想の花嫁ランキング (週刊プレイボーイより)

1. 上戸彩
2. 南明奈 安めぐみ
4 綾瀬はるか 5. 皆藤愛子 6. 川村ゆきえ 7. 優木まおみ 8. 新垣結衣 9. 長澤まさみ 10. 堀北真希 11. 杉本有美 12. 原幹恵 13. 石原さとみ 14. 優香 15. スザンヌ 16. 井上和香 17. 仲間由紀恵 18. 安田美沙子 19. 高島彩 20. 吉瀬美智子
 
 皆藤愛子、杉本有美って知らないんです(^^ゞ この中で選ぶとしたら、うーん。ないかも。
 安田美沙子ってお茶目で可愛らしい気がします。上戸、新垣、長澤、綾瀬はドラマ・映画ではみたいですが、身近にいてほしいとも思わないですねぇ。
 やっぱり年相応?なのかも。常盤貴子、夏川結衣、稲森いずみあたりに惹かれますかねぇ。(逃亡)

結婚したい有名人ランキング(マルチ・ドットコム ジャパンより)

   《男》     《女》
1位 福山雅治  綾瀬はるか
2位 水嶋ヒロ  上戸彩
3位 堤真一   仲間由紀恵
4位 草なぎ剛  スザンヌ
5位 妻夫木聡  小林麻央
 
 水嶋ヒロってなんか良いフェロモンが出ていて魅力的ですね。堤真一は男からみても非常にかっこいいし、ダンディです。 

 何だか俗っぽい記事ですよね(恥)。音楽・絵画鑑賞もっと頑張らねば!コンカツなんて言葉が流行ってますが、コンカツ頑張ってもこんな人に一歩でも近づけるものなんでしょうか。有名人の日常って全く想像できないわけですから、単なる妄想の世界なんですよね。だったらこんな記事書くなよって話か(爆)。
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旧前田侯爵邸 ロマネスクな洋館
2009年06月12日 (金) | 編集 |
旧前田侯爵家駒場本邸
 ◆京王井の頭線 駒場東大前徒歩12分
 ◇土日祝日のみ公開(9:00-16:30)

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 加賀前田家の16代当主前田利為の居宅として昭和4年に建設されたイギリスのチューダー様式の建物です。前田利家が初代ですから、加賀の前田家は長く繁栄が続いたんですね。

 気分はすっかり映画監督気分?
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 このテラスにマントを着て身を躍らせるのは、怪人二十面相の金城武でしょうね。

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 階段はとりわけいい絵がとれますよね。黄色いステンドグラスの光が、大正ロマンの世界へタイムスリップさせてくれます。

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 この階段を降りてくるのは、令嬢姿の松たか子か、はたまた、奥山監督の「RAMPO」和服姿の羽田美智子か。真野あずさもいいかも。

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 この窓から憂いのある表情で外を眺める1人娘は、葉月里緒菜か、北川景子か、吉高由里子か、はたまた佐藤めぐみか。もうやだ監督は佐藤めぐみさんにします(汗)。他は却下!

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 中庭を隔てた向かいの窓から、闇をつんざくような若い女性の鋭い悲鳴が。長澤まさみ綾瀬はるか相田翔子・・・?もうやだ監督は、矢田亜希子でいきます。おいおい、相田さんも矢田さんも既婚者でしょ。いいの!

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 てなわけで、勝手な盛り上がりをみせた洋館探索でしたm(__)m

 すっかり間抜けな映画監督気分でした。混んでませんし、ゆっくり時を忘れて夢心地になれる素敵な空間ですよね。デートスポットとしてもお薦め。
皆様もぜひキャスティング考えてくださいませ。

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テーマ:建築デザイン
ジャンル:学問・文化・芸術
【展覧会】 村内美術館 八王子
2009年06月11日 (木) | 編集 |
 ミレー、コロー、クールベとバルビゾン派
 印象派、エコール・ド・パリ、現代
 村内美術館(八王子)(HPはこちら)

 八王子駅から無料シャトルバスが出ています。バス15分。家具店の2階にあるこじんまりした落ち着いた雰囲気の美術館です。常設展示では、バルビゾン派のコレクションを中心に、印象派、エコール・ド・パリ、現代まで約140点が展示されています。

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左:コロー 「ヴィル・ダヴレーのカバスュ邸」1835-40年
右:ミレー「鏡の前のアントワネット・エベール」1844-5年

 左のコローの絵は名作ですね。昨年国立西洋美術館で開催された「コロー展」でも本作品が展示されていました。(コロー展の記事はこちら)
 右は、「落ち穂拾い」「晩鐘」「種蒔く人」などで知られるバルビゾン派の巨匠ミレーの作品です。初期の傑作とされるこの作品は、鏡に映る少女の姿を描いたユニークな構図を用いています。少女の素足が見える点や、鏡をしげしげとのぞきこむ少女のおしゃまな様子は、従来の貴族の肖像画などとは一線を画すもので、庶民的な生活臭のするミレーらしい作品となっています。

 そのほか、当美術館で印象に残った作品は、次の通りです。
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マリー・ローランサン「小犬を抱いた若い女」1925年
 ※花飾りの帽子をかぶり、小犬を抱いた女性は、ローランサンの養女スュザンヌです。輪郭が比較的はっきりしており、後のパステルタッチの作品とは少し異なる作風となっています。

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ルノワール「ジャン・ルノワールと一緒のガブリエルと少女」1895-6年
※赤い服のガブリエルが抱いているのが、2歳のジャン・ルノワール。「大いなる幻影」「どん底」などの映画監督として知られています。3人の表情・動きとふくよかな手、衣装の陰影が際立っている作品です。

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シャガール「二頭の緑のロバ」1980年
※緑の頭が特徴的な作品。画面狭しとさまざまなモチーフが飛び交い浮遊するシャガールらしい作品となっています。

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ブグロー「レディ マスクウェル」1890年
※透き通るような肌と、射るような視線、膝に置いた左手のしなやかさが鮮明に記憶に残る作品です。写真がなかった時代には、家族の肖像画を描かせて家に飾る習慣がありました。今は写真で簡単に保存することができます。しかし、当時の肖像画は、写真よりも人の内面をえぐり取るような迫真性があるような気がしますね。今回のもうやだの一押しはコレ!

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八王子に落語を聞きに行った際に、せっかくの機会だからと、村内美術館と東京冨士美術館を訪れました。村内美術館は規模は大きくありませんが、コレクションにもこだわりを持ったとてもセンスの良い美術館ですね。レンタルCGI
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読響 ザビーネ・マイヤー 6/9
2009年06月10日 (水) | 編集 |
読売日響  第162回
東京芸術劇場 名曲シリーズ
 
6/9(火)19:00開演 
 於:東京芸術劇場

1. ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
  2. ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番
 《アンコール》 ストラヴィンスキー:「3つの小品」から第3曲
 3. ドヴォルザーク:交響曲第1番「ズロニツェの鐘」
 《アンコール》 ドヴォルザーク:わが母の教えたまえし歌  
指揮:下野 竜也
クラリネット:ザビーネ・マイヤー
コンサートマスター:デヴィッド・ノーラン
読売日本交響楽団


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 【ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番】 
 クラリネット協奏曲としては、モーツァルトに次いで、ウェーバーの2曲が有名でしょうか。フィンジ、コープランド、シュポアの4曲、クルーセルあたりとなると、クラリネット奏者にとっては定番レパートリーでも、一般には有名曲ではないように思います。ウェーバーの2曲のクラリネット協奏曲はいずれも軽快で躍動感にあふれた秀作ですが、どちらかというと1番の方が演奏回数は多いようです。
 ザビーネ・マイヤーのクラリネットが何としても聴きたくてはせ参じたこのコンサート。3楽章の目の覚めるような印象深いフレーズと、全音域を目まぐるしく駆使した難易度の高いスリリングな演奏にほれぼれしました。2楽章でのしっとりとした情感も、第一人者のザビーネさんならではの味わいが出ていました。
 ザビーネさんは長身で見た目もとてもスマート。こぼれるような笑顔で爽快・軽快なウェーバーの1番を聴かせてくれました。アンコールにもストラヴィンスキーの難曲を演奏してくれました。超絶技巧と楽曲のもつ寂寞感・焦燥感を見事に表出していました。大きく手を上げて、合図を絶えず送りながら、オーケストラ・指揮者とも呼吸をはかっているあたり、さすがだなぁと思いました。

 【ズロニツェの鐘】
 ドヴォルザークの第1番は、CDでは聴く機会が多いですが、演奏会のプログラムとしては非常にレアですね。下野氏はドヴォルザークの交響曲全曲演奏を目指しているので、今回のプログラムはその企画の1つでもあります。
 1楽章の音の積み重ねと美しいフレーズ、3楽章の民族的な香り漂う旋律など、隠れた魅力がまだまだある楽曲だという感想を持ちました。下野氏も、かなりの思い入れを持ってこの曲に臨んでおり、独特の魅力を引き出せていたように思います。オーボエソロも大変素晴らしかったし、聴く価値のある好演だったと思います。
 ドイツの作曲家コンクールに提出するも入選せず、その後はスコアが行方不明になっていたそうです。ドヴォルザークの没年1904年の後、1936年にようやく初演され日の目を見ることになった楽曲だそうです。

下野氏のナイスチャレンジは、応援していきたいですね。読響のときは他流試合よりも数段力を発揮するように思いました。クラリネット関係では、12月にフランスの管楽器アンサンブルの一員として、ポール・メイエが来日・公演します。メイエは今年2度目ですが、こちらも出かけたいと思っています。レンタルCGI
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テーマ:クラシック
ジャンル:音楽
100GOLD FINGERS 2009 6/7 ゆうぽうとホール
2009年06月09日 (火) | 編集 |
100GOLD FINGERS part11 
6/7(日)16:30開演 
 於:ゆうぽうとホール(五反田)

1. I Love You Porgy 2. Alone Together
  /テッド・ローゼンタール
3. 中山千尋/八木節
4. Caravan/ジェラルド・クレイトン&中山千尋
5. Sunny Day Go/ジェラルド・クレイトン
6. 枯葉 7. サテン・ドール 8. Cジャムブルース
/ケニー・バロン、サイラス・チェスナット、ベニー・グリーン

9. Holy Land 10. Ceder's Blues/シダー・ウォルトン
11. ステラ・バイ・スターライト/ドン・フリードマン
12. A Ra Nagoya/ジョアン・ドナート
13. ボディ アンド ソウル/ドン・フリードマン&ジョアン・ドナート
14. Emily 15. Jubilation/ジュニア・マンス
《アンコール》
16. A列車で行こう 全員で
ボブ・クランショウ(b)
ジョー・ラバーベラ(ds)



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 【100Gold Fingers】 
 今回で11回目を迎える100Gold Fingers企画。10人のジャズピアニストが次から次にソロ演奏、トリオ演奏、ピアノ2台での競演というバラエティに富む演奏を聴かせてくれます。ジャズピアニストの10人はいずれ劣らぬ名手・達人揃いです。どちらかというとビッグネームはいませんが、独自のスタイルと唸らせるものを各人にもったツウ好みのピアニストばかりです。

 正直言って料理があまりにもたくさんありすぎて、食べきれずにもったいないというくらい豪華でした。不勉強なので、ジェラルド・クレイトン、ジョアン・ドナート、中山千尋の3人は初めて聴きました。ジョアン・ドナートは開演前に喫煙所に来ておられたのですが、とても陽気に周囲の人に話しかけていました。そのときはまさか出演者だとは思わず誰だろうと思っていましたが(汗)。

 ジュニア・マンス、シダー・ウォルトン、ジョアン・ドナート、ドン・フリードマン、ケニー・バロン、テッド・ローゼンタール、サイラス・チェスナット、ベニー・グリーン、山中千尋、ジェラルド・クレイトンの10人が順番にソロを演奏するアンコールの「A列車で行こう」。めまいがしそうなくらい豪華で素晴らしかったです。皆さん個性的で持ち味がとても良く出ています。

 せっかくの名手の演奏が、1~2曲しか聴けないのも実にもったいないのですが、たかだか1曲だけでも自分のセールスポイントをしっかり聴衆に印象付けることができるピアニストたちのセンスというのも抜群に素晴らしいですね。

 個人的には一番興味を持っている大好きなピアニストはシダー・ウォルトンでした。きらびやかな高音でのフレーズを普段から愛好しています。大いに堪能できましたね。

1人ひとり評釈を詳しく加えたい気も大いにあるのですが、とてつもない長文になりそうなので、簡略な記事ですませます。またの企画をとても楽しみにしています。11/1にも恒例のコンコード・ジャズ・フェスティヴァルが行われます。今回はクラリネットのケン・ペプロフスキーが出演。今から楽しみです。レンタルCGI
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テーマ:JAZZ
ジャンル:音楽
アイシテル~海容 春ドラマレビュー11
2009年06月08日 (月) | 編集 |
 アイシテル~海容
(HPはこちら) 日本テレビ 水曜 22:00~

《キャスト》- 稲森いずみ、山本太郎、板谷由夏、佐野史郎、川島海荷、田中美佐子、田畑智子、藤田弓子

【あらすじ】
 主人公・野口さつきは(稲森いずみ)、一人息子の智也が口を利いてくれなくなったことに不安を覚えていた。そんな中、小沢家の長男・清貴が殺害され、容疑者として智也の名前が挙がり、さつきは容疑者の母となってしまう。

 【感 想】
 殺人者の息子を持つ母の驚きと深い悲しみというどろどろ、じめじめしたテーマで、見ていて身につまされるようないたたまれない気持ちになります。とにかくどんよりと暗いテーマを扱っているので、気安くみられるようなドラマではないですね。
 
 被害者の家族と加害者の母とが接触をもってしまうあたり、どうもあってはならないことのような気もしますが、一度世界に浸ってしまうと、極限状態の中で人はどんなことができるか、人の本性のような部分も描かれていて、なかなか奥の深いドラマだということに気づきます。

 稲森いずみの母親役、田中美佐子の調査官役が子役も含めて、なかなかの好演ですね。特に私もうやだは、田畑智子さんはとてもいい演技をするので大好きなんです。ここでも照れくさそうに姉をバックアップするけなげな妹役に大いに感心しています。

 いよいよ終盤にさしかかり、なぜ殺害(過失致死?)に至ったかという心の部分が明らかにされてきます。中核には母への愛があるというあたり、重いテーマですね。

テーマの暗さをある程度甘受できれば、じっくり味わえるドラマですね。海容とは、「他人の過ちや罪を広い海のような心を持って許す」という意味なんだそうですね。
音楽メインのブログのつもりが、最近とんと音楽記事がないですね。がんばらねば(汗)
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テーマ:テレビドラマ
ジャンル:テレビ・ラジオ
東京富士美術館 八王子
2009年06月07日 (日) | 編集 |
  西洋絵画コレクション
 東京富士美術館(八王子)(HPはこちら)

 八王子からバス。当美術館は、3万点のコレクションを誇り、常設展示も古今の名品が揃っています。じっくり見学すると優に1時間はかかります。

 代表的な作品を紹介するとなると、どの作品も価値が高くて全部を紹介しなくてはいけなくなってしまいますので、ここは思い切って個人的に好きな作品を。

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少女と犬 ジョシュア・レノルズ 1780年頃
 あったかい雰囲気が伝わってくる作品ですね。犬のうれしそうな表情が印象的です。先のルーヴル展でも可愛らしい少女の絵が出品されていました。こちらにも掲げています。

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モディリアーニ  アレクサンドル博士 1909年
 モディリアーニを支援した医師です。25歳のときの作品。後の作風の面長な表情、なで肩などの特徴は出ていますが、色を重ねて奥深い表情を出している点は、後の作風とは異なります。

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ルノワール 赤い服の女 1892年
 柔和な表情のふくよかな女性が、まろやかな色彩に溶け込んでいます。赤のモチーフがとても優しい印象を受けます。

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ローランサン 2人の女
 夢みるような乙女をテーマにパステルタッチの優美な作品を描き続けたローランサンの持ち味がよくでている作品。スカーフの柔らかさや、黄色の布地が印象に残ります。


 私もうやだが、最も推したいのは次の2点。
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カミーユ・ピサロ 春、朝、曇り、エラニー 1900年

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カミーユ・ピサロ 秋、朝、曇り、エラニー 1900年

 2点は連作です。印象派のさきがけとなったカミーユ・ピサロは、穏やかな田園風景をテーマにした作品を数多く残しています。ピサロの絵をみると、心が和み、胸がすくような感慨を覚えます。

ナポレオン王妃の豪華ディアラも展示されていて、そのまぶしさに息をのみました。実はこのティアラをこっそりデジカメに収めたのですが、その後デジカメを紛失。悪いことはしちゃいけませんね。
 見つからなかったので新しいデジカメをドンキで買いました(^^ゞ ちなみに当方OLYMPUSの大ファンでして、それ以外のカメラは持ちません。アナログカメラ時代から数えてOLYMPUSのカメラは5代目になります。
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紫陽花とよっしぃ
2009年06月06日 (土) | 編集 |
【紫陽花とよっしぃ】
 雨模様の午後。まったりしているよっしぃ。
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 おい、お散歩行くぞ~
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 紫陽花が色鮮やかな季節ですね。向島百花園に紫陽花見に行きたいです。

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 庭に咲いているサクラソウの一種です。線香花火のような風情です。


【迷い犬だったワイヤーちゃん】
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 秋田中央署で迷い犬だったワイヤーフォックステリアが保護され、10日ほどして新しい飼い主が見つかったそうです。「人懐こく、屈強な署員さえメロメロにするほどの人気者だった」(笑)とのこと。(読売新聞 話の港より)。こういった警察の心温まるエピソードは大歓迎ですね。

 本当に余計なお世話なんですけどm(__)m 先日の冤罪報道には寒気がしました。義憤と正義に燃えての暴走だと思いますが、「無実の人を殺した」に等しい蛮行ですね。
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早朝 六本木散策 乃木神社~檜町公園
2009年06月05日 (金) | 編集 |
 新国立美術館のルーヴル展に出かけたときのこと。到着が早過ぎて10時の開館まで1時間ありました。それで周辺をぶらぶらと散策してみました。

【乃木神社】
 乃木坂駅から徒歩2分くらい。日露戦争で活躍し、明治天皇の後を追って殉死したことで知られる乃木希典を祭った神社と、旧住居が無料公開されています。

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外から家の中を見学することができます。殉死した部屋もそのまま残されています。

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馬小屋跡です。

【檜町公園】
 六本木方面まで歩きますと、先日芸能ネタで話題になった檜町公園があります。

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 ビルの谷間に広々とした公園があります。ここだと遮るものが全くないので、どこにいても丸見えの状態になっちゃいますね。逃げも隠れもできません。

【青山ユニマット美術館】
 シャガールをはじめ、エコール・ド・パリの画家を中心に集めた青山ユニマット美術館にも行ってきました。着いてみたらびっくり。いつの間にか閉館していたんですね。
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2009年3月末で閉館したようです。
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全くの無駄足でした。閉館しているとも知らず、もうやだはかなりボケてますね。名品・逸品の数多く所有していた当美術館ですが、その後名品たちはどこへ行ったのでしょうか。シャガールの絵が泣いています。

 青山ユニマット美術館は、看板などは開館中のものがそのまま残っています。
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テーマ:ちょっとおでかけ
ジャンル:旅行
第549回 三越落語会 5/29
2009年06月04日 (木) | 編集 |


第549回 三越落語会

■ 5/29(日)18:00 日本橋三越 三越劇場


1. 三遊亭兼好:元犬

2. 古今亭志ん弥:締め込み

3. 立川ぜん馬:お化け長屋

4. 桂平治:位牌屋

5. 柳家小三治:船徳


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【三越落語会】
  日本橋三越で定期的に開催される伝統ある落語会。1人の持ち時間は25分程度なので、寄席の定席とだいたい同じくらいのサイクルですね。トリの柳家小三治は、約50分くらいの持ち時間でした。
 常連さんや熱心なファンが多いためか、発売開始日に購入するも、入手できた座席は最後部でした。日本橋という場に似つかわしい雰囲気のシニアご夫婦が多く、ある種独特のハイソな風情が感じられる落語会でした。
 それにしても「549回」ってすごいですよね。現在は2か月に1回開催なので、このペースだと年6回、100年で600回ですからね。昔はもう少し頻度が高かったとしても、毎月開催で、年12回、50年で600回ですから。

 三遊亭兼好の「元犬」。犬が八幡様に願掛けをして人間になり、周囲がそのヘンテコな動作や言動に驚くというお話。テンポよくスマートにまとめていました。

 古今亭志ん弥の「締め込み」。家人が帰ってきて、縁の下から出られなくなった泥棒が、夫婦喧嘩に巻き込まれるというお話。メリハリが効いていて、登場人物のキャラクターの使い分けも巧みでした。師匠の志ん朝を彷彿とされるような歯切れの良さがありましたね。志ん朝の名人芸の1つとも言えるのが、要約された短い言葉で、情景が目に浮かぶように的確に説明するという点でしたが、志ん弥の場合も、長屋のたたずまい、部屋の様子などが目に浮かぶような的確な情景描写がなされていて感心しました。

 立川ぜん馬の「お化け長屋」。長屋の住人が新しく越してこようとする人に、お化けが出るとだまして入居させないようにたくらむお話。ベテランらしい落ち着いた話芸ですね。「庶民」をいかにも庶民らしく描写するのが師匠の持ち味でしょうか。話の展開などは極めてオーソドックスです。

 桂平治の「位牌屋」。どケチな旦那が、行商の芋売り、八百屋から値切って物を買う様子を見て、番頭の定吉は位牌屋に行って、小さい位牌をおまけにもらってくるというお話。とにかく旦那の値切りの口上がくどくどしいですね。同じパターンが3回続きますので、もう少し変化を持たせないとちと辛い気が。平治の師匠は、故桂文治。落語芸術協会の会長も務めていたギョロ目の文治師匠は、落語芸術協会の持ち番のときはほぼフル稼働で、トリをつとめることも多かった大熱演が印象的な噺家でしたね。
 
 《落語協会と落語芸術協会》
 僭越ながらワンポイント解説。落語界は落語協会(約350人)と落語芸術協会(約200人)の2団体に大きく2分されていて、それ以外に円楽一門と立川流とがあります。寄席定席(新宿末広亭、池袋演芸場、浅草演芸ホール)は、10日ごとに落語協会と落語芸術協会とが交替で出演します。都内4大寄席(新宿末広亭、池袋演芸場、浅草演芸ホール、上野鈴本演芸場)のうち、鈴本は落語協会だけの出演です。立川流や円楽一門は、国立演芸場か各開催の落語会でしか聴くことができません。
 落語協会は、先代の柳家小さんが長年会長を務め、現在は鈴々舎馬風が会長。古今亭~、林家~、橘家~、柳家~、柳亭などの一門はこの落語協会所属です。
 一方、落語芸術協会は、桂米丸が長年会長を務め、現在は桂歌丸が会長。桂歌丸、春風亭昇太、三遊亭小遊三らが代表的。
 個人的には柳家小さん、古今亭志ん朝の流れをくむ噺家が大のひいきなので、寄席では落語協会をお目当てにしています。ところで上記桂文治は、落語芸術協会の持ち番のときは、ほとんどトリを務めていまして、私がまだ初心者だった頃は、何でいつも文治なんだろうと思ったりしました。

柳家小三治「船徳」 
 今回も地デジの一方的強制反対についてのくだりがありました。三越落語会では演目が決まっているので、本当はもっと語りたいのだが・・とのことでした。船徳は40分ほどの熱演。久しぶりに聴きましたが、やはり小三治の演じる若旦那は、飄々として毒がなく、純粋培養のような無垢さが素敵な愛すべきキャラですね。若旦那がんばれ~!と声援を送りたくなってしまいます。

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お江戸日本橋ですね。

時間が自由に取れるような年代になったら、ぜひ毎回訪れたいと思う三越落語会でした。
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テーマ:落語
ジャンル:お笑い
【展覧会】ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち
2009年06月03日 (水) | 編集 |
 ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち
 国立新美術館 3/25-6/1(終了) (HPはこちら)

 ルーヴル美術館の至宝から「子ども」を主題にした作品という視点から、古代ギリシアから18世紀までにわたる220余点の豪華作品群の展示でした。
 セミ最終日の5/31に万難を排して出かけました。全部を鑑賞するのに所要時間は1時間半。とことん味わい尽くす価値のある、充実のラインナップでした。

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ティツィアーノ 「聖母子と聖ステパノ、聖ヒエロニムス、聖マウリティウス」1517年頃

 中央に聖母子を配するのが定番だった時代に、ティツィアーノの左寄りに聖母子を配した構図は画期的なものとされたそうです。ちなみに長寿関連ではティツィアーノは100歳で亡くなっています。

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ショショア・レノルズ「マスター・ヘア」
 子どもらしい健気な姿と動きが瑞々しく描かれています。

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コロー「幼いモーリス・ロベール」
 子どものおすましした表情と視線が眩しいですね。光の魔術師という部分のコローの特徴はあまりうかがわれませんが、細やかな透明感のある筆致で描かれた秀作だと思います。

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ジャン=パティスト=マリー・ピエール「忠誠の勝利」
 天使たちの生き生きした動きと表情が新鮮ですね。肌の光沢やほてりまでもが伝わってくるようです。夢見心地にさせられる作品。

 本展の企画が素晴らしいと大いに評価したかったのは、次の点です。ふつう展覧会というと、個人別、時代別、潮流別、分野別という厳然たる区分で出品されることが多いです。「ミレー展」「近代日本工芸展」などなど。しかし、今回は「子ども」というテーマで、工芸品、調度品、彫刻、絵画という時代・地域・分野を超えたバラエティーに富んだ作品群が出品されていました。これは画期的ですね。もし「古代エジプト展」「ルーヴル工芸展」というようなくくりだったら、出かけようと思わなかったかもしれません。それだけに、まず見るチャンスのない作品を鑑賞できたことは大きな驚きでした。

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 嗅ぎ煙草入れ 1768-1769 金、エマイユ、グワッシュによるミニアチュール、クリスタルガラス 
何とも贅沢で気品漂う調度品ですね。これのレプリカの入れ物がお土産コーナーで売っていたら、絶対買っていたのに。売ってなかったです。

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幼子イエスを礼拝する聖母 テラコッタ
 色鮮やかで印象的なこの作品は、陶磁器なんですよ。お土産のペーパーウェイトを購入しました。
 
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葡萄を収穫するアモールのタピスリー 古代エジプト4-5世紀 羊毛・麻製
 意外なものに感動するものですね。敷物自体は傷みも激しく、みすぼらしいぼろ布という雰囲気なのですが、そこに描かれている文様の彩りとデザインが実に見事ですね。今回これが一押し!

 この文様をデザインしたTシャツも売っていました。仲の良いご夫婦が、「俺これ似合うかな」「すごくよく似合う」と話していました。もうやだは今回1人で行ったので、「ちぇっ、のろけやがって」と早々にその場を立ち去ってしまいました。実のところは欲しかったんですよね(大汗)。
 
国立新美術館のルーヴル展は朝日新聞社主催、国立西洋美術館のルーヴル展は読売新聞主催。ライバル新聞主催の展覧会、コンサートの広告はほとんど見かけませんよね。自社主催の展覧会などは毎日のように紹介記事・広告が躍っています。これって、ある種情報操作に思えなくもないんです。Y誌購読中なので、ついついY誌主催のイベントについつい誘い込まれている自分に気づくことがあります。もう少しフェアな広告合戦ができないものなのでしょうか。今回のは、A誌主催でY誌では「ほとんど取り上げられない=価値が低い」という錯覚を知らず知らずに抱き、すんでのところで見逃すところでした。レンタルCGI
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【展覧会】 片岡球子展 日本橋高島屋
2009年06月02日 (火) | 編集 |
 片岡球子展 追悼103歳 天に捧げる地上の花
 日本橋高島屋 5/20-6/1(終了)
 
 片岡球子(1905~2008年)は、独創的で奔放な作品を数多く残し、昨年103歳で亡くなった日本画家。歴史上の人物を描いた面構(つらがまえ)シリーズ、火山シリーズなど約50点の展示です。

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富士に献花 1990年
 私が一番見たかったのは豪放なタッチで描いた富士山のシリーズ。期待通りの作品群でした。
上の「富士に献花」は、色とりどりに咲き誇る花とのコントラスト、大胆なデフォルメが強く印象に残る作品で、胸のすくような爽快さを感じます。

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富士山 1998年 
 豪壮な富士の圧倒的存在感のもと、遥かふもとには一艘の小舟と船人が描かれています。手前の岸の木々も実にキュートですね。

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冨士 1975年 
 鬱蒼と林立する木立が縁取りをつけて描かれていて、まるで童話の世界のような優しさと可愛らしさを感じます。また、滝の描写も鮮烈で躍動的な動きがあります。

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面構 葛飾北斎 1971年
 歴史上の人物を独自の発想で描き、その魅力を存分に惹きだした面構シリーズでは、上の葛飾北斎が代表作ですよね。

【画家は長寿?】
 日本画家では、小倉遊亀104歳、片岡球子103歳、奥村土牛101歳ら100歳超えの3人を筆頭に、上村松篁99歳、中川一政97歳、鏑木清方・安田靭彦95歳、前田青邨93歳、東山魁夷・横山大観91歳と長寿の方が多いですね。
 好きなことを自由気ままに続けていくことが長寿の秘訣でしょうか。

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日本橋高島屋
 
私事ですが、先般90を超えて亡くなった叔父も、気ままに海外や日本を旅して絵を描くのが趣味でした。皆さんも絵を描くと長生きしますよ。きっと若さのエキスが絵を描くことによって分泌されるのでしょう。ただし、私もうやだのように、ド下手な絵ではきっと長生きできません(汗)。レンタルCGI
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これからのラインナップ?
2009年06月01日 (月) | 編集 |
 記事を書かなきゃと思いつつ、心地よい眠りに誘われて、たまる一方です。

美術館巡りをしました。八王子の村内美術館、東京冨士美術館。白銀台の松岡美術館。日本橋高島屋での片岡球子展。新国立のルーヴル展。

三越落語会で小三治の船徳きいてきました。

春ドラマのレビュー、名探偵の掟、アイシテル~海容、臨場 まだ残っています。

映画重力ピエロみてきました。

とこれからの記事のラインナップでした。
演奏会には最近ちょっといけてません。6/9の100フィンガーズ(10人のジャズピアニスト)が最も近い予定です。

ちょっとサボってしまいましたが、また頑張ります!絵をスキャンするのがテキパキできないんですよね(汗)。
レンタルCGI
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