クラシック・ジャズのライブ、CD、TVドラマ、落語の見聞録を中心に、何か皆さんが役に立つ情報が伝えられたらと思います。実につたないブログですが、ずっと前の記事にでも、1行でも、コメントなど頂けたら本当にうれしいです。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【展覧会】ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち
2009年06月03日 (水) | 編集 |
 ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち
 国立新美術館 3/25-6/1(終了) (HPはこちら)

 ルーヴル美術館の至宝から「子ども」を主題にした作品という視点から、古代ギリシアから18世紀までにわたる220余点の豪華作品群の展示でした。
 セミ最終日の5/31に万難を排して出かけました。全部を鑑賞するのに所要時間は1時間半。とことん味わい尽くす価値のある、充実のラインナップでした。

s-2009-6-2-0000.jpg
ティツィアーノ 「聖母子と聖ステパノ、聖ヒエロニムス、聖マウリティウス」1517年頃

 中央に聖母子を配するのが定番だった時代に、ティツィアーノの左寄りに聖母子を配した構図は画期的なものとされたそうです。ちなみに長寿関連ではティツィアーノは100歳で亡くなっています。

s-2009-6-2-0001.jpg
ショショア・レノルズ「マスター・ヘア」
 子どもらしい健気な姿と動きが瑞々しく描かれています。

s-2009-6-2-0003.jpg
コロー「幼いモーリス・ロベール」
 子どものおすましした表情と視線が眩しいですね。光の魔術師という部分のコローの特徴はあまりうかがわれませんが、細やかな透明感のある筆致で描かれた秀作だと思います。

s-2009-6-2-0005.jpg
ジャン=パティスト=マリー・ピエール「忠誠の勝利」
 天使たちの生き生きした動きと表情が新鮮ですね。肌の光沢やほてりまでもが伝わってくるようです。夢見心地にさせられる作品。

 本展の企画が素晴らしいと大いに評価したかったのは、次の点です。ふつう展覧会というと、個人別、時代別、潮流別、分野別という厳然たる区分で出品されることが多いです。「ミレー展」「近代日本工芸展」などなど。しかし、今回は「子ども」というテーマで、工芸品、調度品、彫刻、絵画という時代・地域・分野を超えたバラエティーに富んだ作品群が出品されていました。これは画期的ですね。もし「古代エジプト展」「ルーヴル工芸展」というようなくくりだったら、出かけようと思わなかったかもしれません。それだけに、まず見るチャンスのない作品を鑑賞できたことは大きな驚きでした。

s-2009-6-2-0006.jpg
 嗅ぎ煙草入れ 1768-1769 金、エマイユ、グワッシュによるミニアチュール、クリスタルガラス 
何とも贅沢で気品漂う調度品ですね。これのレプリカの入れ物がお土産コーナーで売っていたら、絶対買っていたのに。売ってなかったです。

s-2009-6-2-000000.jpg
幼子イエスを礼拝する聖母 テラコッタ
 色鮮やかで印象的なこの作品は、陶磁器なんですよ。お土産のペーパーウェイトを購入しました。
 
s-2009-6-2-0007.jpg
葡萄を収穫するアモールのタピスリー 古代エジプト4-5世紀 羊毛・麻製
 意外なものに感動するものですね。敷物自体は傷みも激しく、みすぼらしいぼろ布という雰囲気なのですが、そこに描かれている文様の彩りとデザインが実に見事ですね。今回これが一押し!

 この文様をデザインしたTシャツも売っていました。仲の良いご夫婦が、「俺これ似合うかな」「すごくよく似合う」と話していました。もうやだは今回1人で行ったので、「ちぇっ、のろけやがって」と早々にその場を立ち去ってしまいました。実のところは欲しかったんですよね(大汗)。
 
国立新美術館のルーヴル展は朝日新聞社主催、国立西洋美術館のルーヴル展は読売新聞主催。ライバル新聞主催の展覧会、コンサートの広告はほとんど見かけませんよね。自社主催の展覧会などは毎日のように紹介記事・広告が躍っています。これって、ある種情報操作に思えなくもないんです。Y誌購読中なので、ついついY誌主催のイベントについつい誘い込まれている自分に気づくことがあります。もう少しフェアな広告合戦ができないものなのでしょうか。今回のは、A誌主催でY誌では「ほとんど取り上げられない=価値が低い」という錯覚を知らず知らずに抱き、すんでのところで見逃すところでした。レンタルCGI
にほんブログ村 音楽ブログ ライブ・コンサートへFC2ブログランキング
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。