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読響 ザビーネ・マイヤー 6/9
2009年06月10日 (水) | 編集 |
読売日響  第162回
東京芸術劇場 名曲シリーズ
 
6/9(火)19:00開演 
 於:東京芸術劇場

1. ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
  2. ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番
 《アンコール》 ストラヴィンスキー:「3つの小品」から第3曲
 3. ドヴォルザーク:交響曲第1番「ズロニツェの鐘」
 《アンコール》 ドヴォルザーク:わが母の教えたまえし歌  
指揮:下野 竜也
クラリネット:ザビーネ・マイヤー
コンサートマスター:デヴィッド・ノーラン
読売日本交響楽団


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 【ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番】 
 クラリネット協奏曲としては、モーツァルトに次いで、ウェーバーの2曲が有名でしょうか。フィンジ、コープランド、シュポアの4曲、クルーセルあたりとなると、クラリネット奏者にとっては定番レパートリーでも、一般には有名曲ではないように思います。ウェーバーの2曲のクラリネット協奏曲はいずれも軽快で躍動感にあふれた秀作ですが、どちらかというと1番の方が演奏回数は多いようです。
 ザビーネ・マイヤーのクラリネットが何としても聴きたくてはせ参じたこのコンサート。3楽章の目の覚めるような印象深いフレーズと、全音域を目まぐるしく駆使した難易度の高いスリリングな演奏にほれぼれしました。2楽章でのしっとりとした情感も、第一人者のザビーネさんならではの味わいが出ていました。
 ザビーネさんは長身で見た目もとてもスマート。こぼれるような笑顔で爽快・軽快なウェーバーの1番を聴かせてくれました。アンコールにもストラヴィンスキーの難曲を演奏してくれました。超絶技巧と楽曲のもつ寂寞感・焦燥感を見事に表出していました。大きく手を上げて、合図を絶えず送りながら、オーケストラ・指揮者とも呼吸をはかっているあたり、さすがだなぁと思いました。

 【ズロニツェの鐘】
 ドヴォルザークの第1番は、CDでは聴く機会が多いですが、演奏会のプログラムとしては非常にレアですね。下野氏はドヴォルザークの交響曲全曲演奏を目指しているので、今回のプログラムはその企画の1つでもあります。
 1楽章の音の積み重ねと美しいフレーズ、3楽章の民族的な香り漂う旋律など、隠れた魅力がまだまだある楽曲だという感想を持ちました。下野氏も、かなりの思い入れを持ってこの曲に臨んでおり、独特の魅力を引き出せていたように思います。オーボエソロも大変素晴らしかったし、聴く価値のある好演だったと思います。
 ドイツの作曲家コンクールに提出するも入選せず、その後はスコアが行方不明になっていたそうです。ドヴォルザークの没年1904年の後、1936年にようやく初演され日の目を見ることになった楽曲だそうです。

下野氏のナイスチャレンジは、応援していきたいですね。読響のときは他流試合よりも数段力を発揮するように思いました。クラリネット関係では、12月にフランスの管楽器アンサンブルの一員として、ポール・メイエが来日・公演します。メイエは今年2度目ですが、こちらも出かけたいと思っています。レンタルCGI
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テーマ:クラシック
ジャンル:音楽
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