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日本フィル さいたま定期 メンデルスゾーン特集
2009年07月04日 (土) | 編集 |
第54回 さいたま定期
日本フィルハーモニー交響楽団
 
7/3(金)19:00開演 
 於:大宮ソニックシティ
《メンデルスゾーン生誕200年》

1 .「ルイ・ブラス」序曲
2. ヴァイオリン協奏曲第1番
 チャールズ・ウェザビー(vn)
アンコール:As time goes by

3. 真夏の夜の夢
アンコール:リャードフ「8つのロシア民謡」より第3曲

指揮:広上淳一
日本フィルハーモニー交響楽団


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 【楽曲と感想】 
 メンデルスゾーンの生誕200年を祝してのプログラム。先日N響定期でも同じ趣向のプログラムがありまして、N響定期では、真夏の夜の夢が歌・ナレーション付きで全曲演奏されました(記事はこちら)。今回はオーケストラ演奏の曲目をピックアップしての演奏でした。

 メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲での、チャールズ・ウェザビー。動きがしなやかでなめらかですね。アクセントを無理につけようとせず、流麗にしかも軽妙に演奏するスタイルには大いに共感を覚えました。アメリカ人らしい飄々としたいでたちで、演奏がないところではリズムをとったり、聴衆に微笑みかける姿も印象的でした。高度のテクニックが必要なこの楽曲ですが、いとも簡単そうに余裕をもって楽しみながら演奏している姿勢が、余韻と奥行きを感じさせてとてもよい演奏だと思いました。これからももっともっと人気が出ていいヴァイオリン奏者ですね。アンコール曲のアズ・タイム・ゴズ・バイはくつろいだ雰囲気での演奏で、まるでカフェで演奏してくれているようなお洒落な気分になりました。

 真夏の夜の夢は、序曲だけはメンデルスゾーンが10代の若い頃完成させています。ピアニッシモで入るヴァイオリンと、間に入るフルートなどの管楽器群とのかけあいがとても楽しいですね。広上氏の指揮は、リズム感と歓喜あふれる曲想を十分に引き出した、とてもメリハリのある軽快な演奏でした。スケルツォなどでは指揮棒をもたず、まるで踊るような指揮ぶり。個人的に大好きな指揮者なのですが、期待通りメンコンでも真夏の夜の夢でも、聴き応えのある演奏を聞かせてくれたと思います。
 
 メンデルスゾーンといえば、有名曲はやはりこのあたりでしょうか。他に交響曲スコットランドとか。あとはピアノ曲の無言歌集とか、室内楽曲が多くなってしまいますね。改めて思ったのは、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の完成度の高さ。とにかく次から次にあふれ出す美しいフレーズで、聴く側としても一瞬も気が抜けないですね。チャイコン、シベコン、ベトコンなどなどヴァイオリン協奏曲の名曲は数限りなくありますが、やはりとにかく全く飽きさせない、惹きつけて離さないだけの充実した内容をもつこの曲は、ひょっとしてナンバーワンなのではないかと思いました。

広上さんが今回の演奏会とメンデルスゾーンについて語ったコメントが、ソニックシティの会報誌「SET」に掲載されていました。まさに言い得て妙という印象を受けたので、引用掲載します。「メンデルスゾーンの作品は、指揮者・演奏者にとって非常に難しく、技術的にもきめ細かく作られています。その反面、お客様にとっては非常に美しく感じられ、とても楽しく聴いていただける音楽です。それは料理にたとえると、厨房の中ではコックが忙しく手の込んだ料理を作り上げ、一方、テーブルではお客様が(そんな手が込んでいるとは気づかず)「まあ、おいしいわ!」と心から味わいを楽しんでる、そんな音楽です

ヴァイオリンのウェザビーさんのCDはまだあまり出てないようですね。売っていたら是非買おうと思ったくらい印象深かったです。レンタルCGI
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テーマ:日本フィル
ジャンル:音楽
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