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柳家小三治独演会 7/28(火) 松戸市民会館
2009年07月31日 (金) | 編集 |


柳家小三治独演会

■ 7/28(火)18:30 松戸市民会館


1. 柳家三之助:のめる

2. 柳家小三治:禁酒番屋

3. 柳家小三治:かんしゃく



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【落語の寸評】
  柳家三之助の「のめる」。今年2月20日の小三治独演会でも同じ演目をやってました(記事はこちら)。そのときと比べると格段にテンポが良くて、話も生き生きとふくらませていたように思います。来春彼は真打昇進ですね。
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柳家小三治「禁酒番屋」 
 まくらは、夏のお祭り。師匠が先ごろ鬼子母神の盆踊りに出かけた際、音楽がオバQ音頭、ドラえもん音頭だった。屋台にはヨーヨー釣り、金魚つり、たこ焼き・・。たこ焼きは、大阪に限るというお話などなど。特に今回のまくらは、あっさりという感じで、長編力作ではありませんでした。

 禁酒番屋は先代の小さんの十八番。小さんが演じる番屋のお役人は迫力があって怖かったですね。それにすっかり気押されてしまう酒屋の使いの狼狽ぶりも見事だったです。
 小三治師匠の禁酒番屋は初めてでした。「役目の手前、手落ちがあってはならぬ。控えておれ」という口上は、先代小さん師匠譲りのセリフですね。カステラと偽って、領内で禁じられている酒を持ち込もうとした酒屋の使いを待たせておいて、お役人は中身の吟味と利き酒を楽しみます。

 1回目にほろ酔いになったお役人は、2回目には呂律も回らなくなって、泥酔気味になっていました。その辺のお役人の酔い加減の違いが、際立っていてとても面白かったですね。

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柳家小三治「かんしゃく」 
 古典落語と新作(創作)落語との違いを小三治師匠なりに解説してくれました。「古典か新作かの区別は、初めて演題として話す場合は新作で、それを師匠から弟子という具合に2代にわたって語られたり、何人かがその話を演じるようになったらその話は古典と考えてよい」とのことでした。小三治師匠も、「古典落語が好きだからやっているというより、話の中に共感できる内容が含まれているからこそ演じたい」と考えるのだそうです。「古典落語だから何でもよいというわけではなく、内容を膨らませたり別の切り口で演じてみようという興味がわいてくる話だからこそ取り上げている」とのことでした。

 「共感できる内容だからこそ、言葉で覚えるのではなく、心で覚えているのだ」とも話していました。小三治師匠の噺は、いつも内容が違って新鮮だという評を受けるそうです。ところが、師匠が言うには、「実は一言一句きちんと言葉で覚えるのが苦手で、、何となくあらましを心で覚えているから、いつも噺や言葉が微妙に違っちゃうんです。」とのことでした。それだけアドリブができるということもあるんでしょうし、どうも師匠の言うことは、自虐的で謙遜が過ぎるような面もあって(笑)、鵜呑みにはできないような気もします。皆様はいかがお考えですか?

 「かんしゃく」は、益田太郎冠者(たろうかじゃ)という明治~昭和期に活躍した劇作家の書いた落語。「宗論」という話も、彼の作品です。古典落語には珍しく、自動車が登場しますね。旦那さんのお小言に耐えかねて、実家に戻った静子を諭す実家の両親。娘思いで優しい父親の気配りに心打たれますね。

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今後の小三治師匠の公演チケットは全く入手できていません。8月上席は池袋演芸場の昼席でトリです。何とかどこかでもぐりこみたいです。
 今回のチケット「へ列の1○番」だったんです。ふつう「いろはにほへ」の6列目と思うじゃないですか。久々に前の方だって喜び勇んででかけたんですよ。すると何ですか「あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへ」の29列目じゃないですか!後ろから4列目だし(泣)。なんでいつも後ろぎりぎりの席ばっかりなんでしょうね(号泣)。

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