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【Classic Live】 ニューヨーク・フィル アラン・ギルバート 10/9
2009年10月15日 (木) | 編集 |
ニューヨーク・フィル
アラン・ギルバート
 
10/9(金)19:00開演 
 於:サントリー・ホール(HP)

1. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
 ヴァイオリン:フランク・ペーター・ツィンマーマン
〈アンコール〉
J.S.バッハ:無伴奏ソナタ第3番BWV1005よりラルゴ

2. ベルリオーズ:幻想交響曲
〈アンコール〉
ワーグナー:オペラ『ローエングリン』第3幕への前奏曲
ブラームス:ハンガリー舞曲第6番 ニ長調

指揮:アラン・ギルバート
ニューヨーク・フィルハーモニック


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【音楽監督就任直後のアラン・ギルバート】 
 今年9月12日からニューヨーク・フィルの音楽監督に就任したアラン・ギルバート。以前N響を振ったときに感じた爽快感・鮮烈さがNYフィルでは、どのように花開くのかが本当に楽しみでした。実際その結論は、もう大絶賛しても飽き足らないほどの舌を巻くくらいの圧倒的な完成度でした。

 お母さんが日本人であるアラン・ギルバート氏は、アンコールの曲紹介も日本語で行っていました。日本が第2の故郷と話す氏にとって、今回の日本公演は、ある意味凱旋公演ともとらえていいわけですね。

【ブラームスのヴァイオリン協奏曲】 
 当代随一のヴァイオリニストと言って良いツィンマーマン氏の雄渾で情感たっぷりの演奏。ギルバート氏の指揮は、オケ全体でソロヴァイオリンをあたたかく包み込むような、そんな風情でした。あたかも優しいゆりかごに抱かれてツィンマーマンのヴァイオリンが、時には火を噴き、時には纏綿とメロディーを歌い上げる演奏でした。何とも言葉にできない絶妙なコラボレーションでした。聴いていて、体中から熱いものがこみあげてくるように感じました。
 
 【幻想交響曲】 
 ウィーンフィルの気品、ベルリンフィルの技量という、強引勝手なレッテルを貼るとすれば、ニューヨークフィルは何と当てればいいでしょう。「統制」感で当たってるでしょうか?求道者のような厳しい姿勢と日々の研鑽で、統制感とまとまりでは特筆するものをもったニューヨーク・フィル。
 幻想でも全体を通して、弾丸のように駆け抜けたという印象でした。1つの有機体のように弦、管、打楽器が手足となってお互いを支え合い、相乗しながらより高次の協調へと導かれていく演奏。
 現代的なセンスを体得しながら進化し続けるニューヨーク・フィル。斬新鮮烈なリズム感・統制感でぐいぐいと引き込まれてしまいました。観衆全体がもはや夢遊病者となってしまうようなうっとりした恍惚感の中に投げ込まれてしまいました。
 
 こうなったら、この部分のどこがよかったとか、この楽器がすばらしかったなどということは、もう言えませんね。ただただ開いた口が最後までふさがらない。目をむいて驚いた顔が最後までそのままだったとしか言えません。

 余談ですが、同行の奥タマ。ふだんはいつも感想ゼロですが、次の日になっても、「すごく良かったねぇ」と感動しきり。もうやだが、「国内オケの5倍くらいの値段がするんだよ。だからって国内オケの5倍違うと思うか?」と問いかけたところ、「全然違う。10倍くらい違う」とのたまう始末。そんなもんかなぁ、門外漢・ド素人をここまでしびれさせる力が、超一流にはあるのか・・・と心底恐れ入った次第でございます(汗)。

★★★★★ +∞
 もうやだの今までの半生で、ベスト3には絶対入る演奏会でした。ベストワンじゃないかなとさえ思えます。ふだんそんなにいい演奏を聴いてないのか(爆)。いえいえ、そんな恐れ多いm(__)m アラン・ギルバート、追いかけてみて本当に良かったです。レンタルCGI
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