クラシック・ジャズのライブ、CD、TVドラマ、落語の見聞録を中心に、何か皆さんが役に立つ情報が伝えられたらと思います。実につたないブログですが、ずっと前の記事にでも、1行でも、コメントなど頂けたら本当にうれしいです。
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【寄席】 鈴本演芸場 8/15 昼の部
2011年09月26日 (月) | 編集 |


第22回 納涼名選会 鈴本夏まつり

爆笑暑中見舞い  三遊亭 圓歌

連日熱演仕り候


■ 8/15(火)12:00 鈴本演芸場


1. ホームラン:漫才

2. 桃月庵 白酒:「子ほめ」

3. 三遊亭 歌武蔵:「ぼやき居酒屋」

4. 三遊亭 小円歌:三味線漫談

5. 林家 正蔵:「竜馬がゆく」

6. 江戸家 猫八:ものまね

7. 古今亭 菊之丞:「法事の茶」

8. 大瀬ゆめじ・うたじ:漫才

9. 宝井 琴調:講談「寛永三馬術・愛宕山誉れの石段」

10. 柳亭 市馬:「かぼちゃ屋」

11. 伊藤 夢葉:奇術

12. 三遊亭 圓歌



【鈴本夏まつり】
  お盆の期間中ともなると、寄席の方でもお客さんが集まりますね。それを見越してか、通常は当日売しかしていない鈴本演芸場でも、期間中は前売座席指定券を発売していました。夜の部は、「吉例夏夜噺 さん喬・権太楼特選集」両人気噺家が交互にトリを務める人気イベントです。昼の部は夜ほどではないにしても、時節柄を反映してかかなりの集客でした。

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【当方のごひいき】
  演目のなかから、お気に入りのコメントだけを掲載します。三遊亭 圓歌師匠ももちろんですが、それ以上に当方大ファンの柳亭市馬、古今亭菊之丞の2人が楽しみでした。

 古今亭菊之丞の「法事の茶」。お茶をいぶすと会いたい人が出てくるというお話。思いっきり楽しかったですね。歴代の噺家、桂文楽、林家彦六、立川談志が、お囃子つきで次々と登場。本当に彼らが再来したかのような感動を覚えました。彦六師匠のときは、足腰が弱った体で、介添え付で登場。かつて寄席で何回か聴いた、枯れまくっていた晩年の彦六を思い出しました。甲高い声で、テンポもずれ気味で、若干ピンとはずれなのです。そして、急に言葉がつまると「おい大丈夫か」とお客さんの方が心配してしまうハラハラドキドキ?の高座だったことを思い出します。木久扇(木久蔵)も彦六師匠の弟子で、彼の彦六物真似も有名ですよね。菊之丞は、立ち居振る舞いや物言い、仕草それぞれに気品があってすばらしいですね。話術の巧みさもさることながら、雰囲気作りが秀逸です。

 柳亭市馬の「かぼちゃ屋」。与太郎が天秤棒担いで、おじさんの言いつけでかぼちゃ売りをする話。長屋の衆にかわいがって、全部売切れになりますが、「上見る」(利益分を値段に上乗せする)ことをせず、原価で売ってしまいます。
 わりとおなじみの与太郎話です。市馬師匠の与太郎は、可愛げがあっておとなしそうな与太郎ですね。機転が利かなくてもみんなに愛されるキャラというイメージの与太郎でした。爆笑を取るというよりも、ほのぼのとした味わいを感じさせる話芸でした。

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三遊亭 圓歌 
 そもそも、三遊亭圓歌師匠の話に、演題(タイトル)はあるのでしょうか。まあ言わば「半生を語る」的な内容ですが、相変わらず楽しい内容ですね。弁舌さわやかで実に風刺が効いています。独特の語り口調が説得力ありますし、うなずきながら聞く場面もたくさんありますね。
 「熱演仕り候」なんて書いてあるけど、「熱演なんてしやしねぇんだよ」という第一声から始まる長広舌でした。でも実は、「らしさ」満載の皮肉たっぷりの大熱演でした。

 1)宮中で落語:高松宮に似てると自身で言っていたら、「あの者を宮中へ呼べ」ということになって、昭和天皇皇后と高松宮夫妻の面前で宮中で落語をすることになったそうです。くすりとも笑わないのでとてもやりにくかったそうです。「宮中で落語をやったのはおれくらいのもんだよ」

 2)ジジババ6人衆:師匠自身の父母だけでなく、先妻の父母、さらには後妻も父母だけを残して先立って行ったそうで、圓歌の家にはジジババ6人が同居することになったそうです。師匠自身も80を超えてまだまだ元気です。このネタは以前にも聞いたことがありますが、女性陣はここのところ相次いで亡くなったのだそうです。師匠も語りながら悲しそうにしていました。感慨深いものがあるのでしょうね。おじいさんたち3人はまだ健在なんだそうです。

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お盆やお正月に寄席というのも、なかなか楽しいですよ。浅草演芸ホールでは、お盆にはイベント「住吉踊り」が行われます。こちらは前売りがないので、朝11時には並ばなければいけないそうです。でもぜひ今度行ってみたいです。
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【Classic Live】 祝祭と象徴  レジス・パスキエ
2011年09月21日 (水) | 編集 |
「祝祭と音楽」シリーズ 
第2回 祝祭の象徴
東京文化会館 レクチャーコンサート
 
2011/9/16(金)19:00開演 
 於:東京文化会館小ホール(HP

1. フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番
2. ドヴュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
3. ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
4. サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番
〈アンコール〉 ラヴェル:ハバネラ形式による小品

ヴァイオリン: レジス・パスキエ
ピアノ: 池田珠代


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【レクチャー・コンサート「祝祭と音楽」】 
 レクチャー・コンサートとは、第一線で活躍するアーティストが年間テーマにちなんだレクチャーと演奏を行うコンサートシリーズです。演奏者がナビゲーターとして楽曲・作曲家や時代背景など興味深いテーマを解説してくれる点や、小ホールでアーチストの演奏がを間近で味わえる点なども魅力ですね。
 今年のテーマは「祝祭と音楽」。10周年を迎えるレクチャー・コンサートのお祝いという意味での「祝祭」なのだそうです。
 第1回:「バンドネオンに乾杯!」三浦一馬
 第2回:「祝祭の象徴」 レジス・パスキエ
 第3回:「日本発信の輝かしきマリンバ音楽の歴史」安倍圭子
 第4回:「謝肉祭と神の祝福」小菅優
 第5回:「祈りと祭りと音楽と」村治佳織

 今年のラインナップです。バンドネオンの三浦一馬、ヴァイオリンのパスキエ、ギターの村治佳織など関心度の高い人がそろっていましたので、年間会員席を購入しました。今回2回目です。


【当夜のコンサート「祝祭と音楽」】 
 フランス人作曲家のヴァイオリンソナタを4曲並べた垂涎のプログラム。フランスのエスプリがぎっしりつまった充実のコンサートでした。 パスキエ氏がフランス語で解説したのをピアノの池田さんが通訳する形で、レクチャーコンサートは進みました。
 フォーレは「ハーモニーを科学した」作曲家で、晩年になると変調・移調が多いというパスキエ評。きめ細かいハーモニー・抒情的旋律と、感情的な昂揚とが見事に表現された演奏でした。
 ドビュッシーは「自然からのインスピレーション」による新しい処方を取り入れた作曲家で、時代のアカデミックな部分に反抗していたというパスキエ評。ドビュッシーの甘美で流麗な世界がとても新鮮に聴こえました。
 ラヴェルはジャズの要素を取り入れた作曲家。ラヴェルのヴァイオリンソナタは、1楽章の夢見心地のようななめらかな主題から、2楽章の不協和の美ともいうべきジャズ的作風。3楽章は絶え間なく続く16分音符による超絶技巧のヴァイオリン旋律が印象的でした。
 サン=サーンスは「構成・形式を重視した」作曲家。ヴァイオリンソナタの構成力も際立って秀逸です。しっとりしたよく歌うバイオリン、優雅でなめらかなヴァイオリンに魅了されました。

 パスキエ氏の技術・テクニックについては語る必要もないくらいですが、素人的に感じた印象としては、これらの楽曲群はパスキエ氏の中では、完全に咀嚼されてしまっていて、「どう弾こうか、どう聴かせようか」という次元ではなく、観客に訴える術と聞かせどころのポイントを自らリードして観客の意識を吸い寄せるくらいのハイレベルの解釈・訴求力があるように思いました。もっといえば、観衆を虜にするコツを熟知しているとでもいうのでしょうか。氏の自家薬籠中のフレンチ・レパートリーだけに、贅沢すぎる内容の演奏でしたね。


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パスキエ/ ラヴェル ヴァイオリンとピアノのための作品集(詳細はこちら)

★★★★☆
終演後のサイン会では、握手もしていただきました。笑顔の素敵なとてもすばらしいマエストロですね。
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【建物探訪】 自由学園 明日館  フレーム編?
2011年09月19日 (月) | 編集 |
自由学園 明日館
 
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6月末頃でしたので、ニュードーン(バラ)が垣根に咲いていました。

フレーム編
今回も明日館の記事を引っ張ったのは、窓枠・扉枠に施されたデザインについても注目してみたかったからです。題してフレーム編。それぞれの枠には細かい工夫のあとがあります。

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室内から外を望む


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屋外から室内を望む

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極めつけ!最もお気に入りの小景です。


サイモン&ガーファンクル "So Long Frank Lloyd Wright"

★★★★
フランク・ロイド・ライトを初めて知ったのは、結構若い頃でした。最初は建築家とは知らず、サイモン&ガーファンクルの"So Long Frank Lloyd Wright"を口ずさんでいたのは中学生の頃でした。上記のYOU TUBE参照。レンタルCGI
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【建物探訪】 自由学園 明日館
2011年09月18日 (日) | 編集 |
自由学園 明日館
 自由学園 南大沢キャンパスの記事に続いて、自由学園 明日館のレポートです。明日館へは2回ほど訪ねたことがありますが、何度でも行ってみたい「お気に入り」の場所です。HPはこちら。土日祝は結婚式などで見学不可の場合が多いので、見学日は事前にHPで要チェックです。池袋駅のメトロポリタン口から徒歩10分ほど。道が入り組んでいますが、道案内の看板に沿って行くと迷わずたどり着けます。


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 1921年築。巨匠フランク・ロイド・ライト作品で、日本に残存する数少ない名建築。五角形の縦スリットの正面が、とても印象的なモチーフとなっています。弟子の遠藤新設計の南大沢キャンパスでも、この五角形のモチーフは随所に用いられています。この五角形、車のロールスロイスの前面デザイン(グリル)ともよく似ている気がします。全くの主観ですが。


食堂
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右:食堂で用いられているオリジナルデザインの椅子(遠藤新)。照明はライトのデザインによるものです。

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NHKドラマ「胡桃の部屋」(HP)では、この食堂が、三女陽子(臼田あさ美)の働く喫茶店の撮影に用いられていました。俳優陣の名演技が光る人間の心の懊悩を描き出した秀作ドラマでしたね。没後30年にあたり向田邦子の原作をドラマ化した作品でしたが、視聴率も高く、根強い向田人気ぶりを如実に示しましたね。


ホール
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外から見た印象的な縦スリットの部分の裏面に位置するこのホール。光の差し込み方、神々しささえ感じさせる空間です。ここは、山崎豊子ドラマ不毛地帯(HP)で、主人公壱岐正(唐沢寿明)の娘直子(多部未華子)と敵対ライバル鮫島(遠藤憲一)の息子倫敦(石田卓也)とが知り合うきっかけになった図書館の舞台として印象的に使われていました。

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左:喫茶付見学(600円)は、ホールで茶菓子付きのコーヒー/紅茶を味わうことができます。これは贅沢な時間ですよ。
右:食堂付近にはライトの資料室があります。

大会議室
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講堂
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1927年築。遠藤新設計。ホール最後部の部分もおなじみの五角形縦スリットのモチーフが効果的に用いられていますね。

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左:最後部2階。臙脂色の椅子が特徴的です。
右:講堂の外観。南大沢キャンパスの女子部講堂(同じく遠藤新設計)とも造りが似ていますね。

帝国ホテル 玄関
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フランク・ロイド・ライト作の帝国ホテルは解体されましたが、玄関部分だけは、明治村(HP)に保存されています。
玄関部分だけとは客室部分などがないだけで、かなりの広さで保存されています。外容は明日館とは共通項が全くないユニークなデザインですが、2階にある喫茶室の雰囲気は明日館の食堂とも大いに近似するところがありました。

明治村にも先日行ってきました。記事を書かねばと思いつつ、めげてるのは、計60くらいある建築物を1日1個ずつ書くべきなのかを本気で迷ってるんです(^^ゞ それに、調子に乗ってデジカメ写真を撮ってたら360枚撮影した時点でバッテリー切れ。スペアを用意しておくべきなんですね。こういうときって(泣)。従いまして、後半にたどりついたロイドの帝国ホテルは携帯写真です(青汗)。

★★★★★
当方つたない「建物探訪」の記事をいたずらに書き続けています。まあまあそこそこ数も見てきました。単刀直入に「一番のお勧めは?」と問われたら、当方、この自由学園 明日館、ベスト3には必ず入れると思います。レンタルCGI
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【建物探訪】 自由学園南澤キャンパス
2011年09月17日 (土) | 編集 |
自由学園 南澤キャンパス
自由学園の公開講座として、年4回開催される「「四季折々の自由学園南沢キャンパス―遠藤新の建築―」 に参加することで、東京都選定歴史的建造物5棟(初等部食堂、女子部講堂、女子部食堂、女子部体操館、男子部体育館)と自然あふれるキャンパスを見学することが出来ます。通常は外部者非公開の施設です。
 受講料2,000円。詳しいガイドつきで2時間の見学ツアーです。詳細はこちら 次回は11/28(土)と2012年1/28に予定されています(HP)。

池袋にある自由学園明日館(F.ライト作)と紛らわしいですが、自由学園 南澤キャンパスはひばりが丘駅が最寄の現役校舎。ライトの日本人弟子である遠藤新設計の建物群です。女子部食堂の5角形で縦枠という基本デザインは明日館を踏まえています。


初等部食堂
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1931年 遠藤新設計

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内部の椅子やテーブルなども手作り感あふれるオリジナルデザインの調度です。


女子部講堂
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1934年 遠藤新設計

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左右両側の列は、中央よりやや高い位置に座席が設けられています。木製の長椅子などのデザインも含めて、池袋の自由学園 明日館講堂と共通点が拾い上げられます。

女子部食堂
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1934年 遠藤新設計

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内部は改装・補修工事を行っていました。次回の公開日には修復は終わっているそうです。むき出しになった木組みを見学できるのは貴重な体験とのことでしたが、当方そこまでの建築マニアではないかも(^^ゞ


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左:改修工事の際に出た木材(米松)を使ったメモ立てが、参加者にプレゼントされました。
右:キャンパスで飼われている鶏。キャンパス内の植物や芝生の手入れも全部生徒たちが行います。本校の教育理念は「自労自治の精神」です。


女子部体操館
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1934年 遠藤新設計
内部は見学できませんでしたが、とても絵になる情景ですよね。今回の一押し!中央の後ろの大木の陰に隠れていますが、女子部食堂の五角形縦スリットが辛うじて見えますね。

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体操館の前に広がる芝生がきれいに手入れされています。


男子部体育館
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1936年 遠藤新設計

男子部の方は、予算が尽きたのであまり建築にお金をかけられなかったのだそうです。何だかさびしい話だなと思いました。


女子部教室
特別に女子部の教室もみせてもらいました。
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★★★☆
参加者は総勢30名ほどで、大変にぎわっている印象でした。公開講座と名のつくものには初参加でしたが、楽しいものですね。他にも建築散歩ツアーなどの公開講座もありますので、機会をみつけて参加したいです。とても充実した内容の公開講座でしたよ。年4回南澤キャンパスツアーは行われます。
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【Classic Live】 工藤重典、ワルター・アウアー、クリストファー・ヒュンターフーバー
2011年09月14日 (水) | 編集 |
工藤重典、ワルター・アウアー、
クリストファー・ヒュンターフーバー
ウィーンの風が、田園ホール・エローラに舞う
 
2011/8/28(日)14:00開演 
 於:田園ホール・エローラ(HP

1 .J.C.フリードリッヒ・バッハ:2本のフルートとピアノのための三重奏曲
2. シューベルト:ハンガリアン・メロディ
3. ドップラー:小二重奏曲
4. シューベルト:しぼめる花の主題による変奏曲

5. フリードリヒ・クーラウ:無伴奏ファンタジー
6. フランツ・リスト:スペイン狂詩曲
〈アンコール〉 J.S.バッハ:アダージオとプレスト


※曲目・曲順は変更があったため不正確です。
ご了承下さい。


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【フルート2管+ピアノ】 
 フルートの名手二人の魅力を満喫したコンサートでした。プログラムの内容は、フルート2管+ピアノの三重奏だったり、フルートとピアノのデュオだったり、それぞれのソロだったりと多彩な編成でした。圧巻は2人のフルート奏者の掛け合いが聞けた4曲目の「しぼめる花」。フリードリッヒ・バッハ(JSバッハの子)の作曲によるフルート曲も清涼感あふれる演奏でした。

 フルート2管は室内楽でもめずらい編成ですよね。ワルター・アウアーさんは、ウィーンフィルのソロフルート奏者。透明感のあるピュアサウンドを聴かせてくれます。工藤重典さんのフルートは情感豊かで余韻の残る演奏ですね。それぞれの特徴が生かされた充実した演奏内容でした。ピアノのヒュンターフーバーさんも伴奏だけでなく、ピアノソロの出番がありました。この方は、CDもいくつか出しているソロプレーヤーとしても有名な方だったんですね。難曲スペイン狂詩曲を軽々とこなし、聴かせどころを上手についてくる芸達者ぶりをみせてくれました。

終演後のサイン会。3人がそれぞれ自分のCDを買ってくれた人にサインしてくれました。自分は大いに迷ったのですが、アウアーさんのCDにしました。

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ワルターアルアーBrilliant Flute


★★★☆
フルートの爽やかな音色が涼風のように体全体を駆け抜けました。夏のまだ暑い時節でしたが、一服の清涼剤のような素敵なコンサートでした。

 曲目変更を事前にアナウンスで紹介していましたが、よく聞き取れませんでした。みなさん書き留めるすべもないはずです。やはり演奏曲目を演奏後に貼り出すとか、演奏会終了後にコンサートホールのHPでプログラムを詳しく紹介するとか、そういったファンサービスは不可欠ではないでしょうか。どうかよろしくお願いいたします。
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【建物探訪】 旧横浜ゴム平塚製造所記念館
2011年09月13日 (火) | 編集 |
旧横浜ゴム平塚製造所記念館
平塚駅から徒歩15分。八幡山の洋館とも呼ばれ、小高い丘の上にあります。現在の建物は明治44年に再建されたもの。もともとは日本火薬製造株式会社の英国人住宅として建てられたもので、その後横浜ゴムの施設となり、現在は平塚市の公共施設として保管展示されています。

HP。入館無料。月曜休館。内部見学、写真撮影も自由です。

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丘の上に涼やかなたたずまいで建つ洋館です。

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よく手入れされた前庭から望むテラスも印象的です。

ディテールにも注目してみましょう。
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塔屋(左)と上部がアーチ型の窓(右)

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軒下の方丈のデザイン(左)と外灯照明(右)

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床下の換気口に施された文様

受付であいさつして内部を見学。
灯りが消えてましたので、自分で点灯して見学。
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とても落ち着いた雰囲気の応接室ですよね。時が止まったような錯覚を覚えました。

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そういえばお土産買ってなかったなと駅前に引き返しました。
にゃんこのしっぽ平塚店(HP)。
『にゃんこのしっぽ』は豆乳とオカラを使用したヘルシー「焼きドーナツ」です。「焼きドーナツ」の形状はねこのしっぽをイメージしています。(HPより) 
あっさりしておいしいドーナツでした。棒状のユニークな形とネコの足跡のワンポイントが可愛かったです。


★★★★
平塚まで自宅から往復4時間ほどですが、お盆休みのひとときを、平塚市美術館のエコール・ド・パリ展とこの洋館のセットで大いに満喫でしました。どちらか1つだけだとさすがにしんどいですが…。レンタルCGI
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【Classic Live】 N響 9月 A定期 ブロムシュテット
2011年09月12日 (月) | 編集 |
9月定期公演Aプロ
NHK交響楽団
 
2011/9/12(日)15:00開演 
 於:NHKホール

1 .シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
 ヴァイオリン:竹澤 恭子
2. ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」

指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
NHK交響楽団


 【新シーズン到来】 
 今年春シーズンの定期はお休みしていましたが、秋シーズンから定期会員に復帰しました。9月はブロムシュテット、10月はプレヴィンのドイツレクイエム、11月はイルジー・コウトのマーラー第4番、12月はデュトワのマーラー千人の交響曲というラインナップが楽しみで、A定期にしました。2月のベルトラン・ド・ビリーはCDではよく聴いている指揮者なので初めて生で聴けるのを楽しみにしています。

 今まではS席で購入していたのですが、今回趣向を変えてD席。3階の最前列中央です。金額もさることながら、当方の大きな楽しみの一つである管楽器群がよく見渡せて、思った以上にいい席ですね。コンサート用の双眼鏡も大活躍です。

  【ごく簡単な感想】 
 事前に演目を確認してなかったのですが、今回の演目が「新世界より」と聴いてびっくり。もう何度目かなぁ。日本人はホントこの曲好きですよね。日本フィルのさいたま定期でも毎年取り上げていました。
 シベリウスのヴァイオリン協奏曲。ソリストとして予定されていたレオニダス・カヴァコス氏の病気休演により、竹澤恭子氏の代演となりました。木管特にクラリネットの活躍場面も多い曲ですが、松本健司氏のソロパートは聴きごたえがありましたね。竹澤氏のヴァイオリンは野太い気迫十分の脂の乗った快演でした。
 ドヴォルザークの新世界より。池田昭子さんのイングリッシュ・ホルンは優美で端正で実にすばらしいですね。例の「家路」の主旋律ですが、身の引き締まる思いのする情感豊かな演奏でした。3階席からだと一挙手一投足まではっきりチェックできたのが嬉しかったです。
 ブロムシュテット氏は、着実・確実に聴かせ所を把握した手堅い指揮ですね。あおらないし、ひっぱらないし、自然体でのびやかにという雰囲気なんですか。新世界よりというと盛り上げたり、メリハリをつけようとしたりする演奏が多いですが、ブロムシュテットさんらしいスタイルでした。
 
  【あれ?日フィルの村中さん?】 
 しつこくてすみませんが、3階席からだと木管・金管がよくみえるんです。ホルンは4人でしたが、その中に「あれ?日本フィルの村中美菜さんじゃない?」と目を疑いました。「日本フィル奏者もエキストラでお手伝いすることがあるのかなぁ。見間違えかなぁ。今日は日本フィルの演奏ない日かなぁ。あとで調べてみよう。」と思いました。
 この記事書き始めるときにちょっとチェックしてみたら、ツィッターに彼女自身がつぶやいてましたね。(リンク貼っときます)「正解」でよかったです。村中さんをはじめ、ホルンが忙しい2曲でしたが、ホントにとてもよい演奏だったと思います。
 自分、フォローとかなんとか、ツィッター全然できない、わからないんです。ってか勉強しようとしてない。上記の村中さんのツィッターにコメントでも入れられればいいのですが、「まず登録せよ」「メアドを入れよ」とかなんとかで、すぐ挫折。

★★★☆
地震以後、ロビー室内楽はしばらく行われていません。残念です。防災上の配慮などが気になるところなのでしょう。大きな楽しみのひとつでしたし、楽団員の皆さんにも励みになっていたと思うのです。いっそのことステージで立ってやったらどうなのでしょう?
 早めに並ぶ必要もないので、お昼をゆっくり食べて、開演ぎりぎりの入場でした。
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【展覧会】 花ひらくエコール・ド・パリの画家たち 平塚市美術館
2011年09月11日 (日) | 編集 |
花ひらくエコール・ド・パリの画家たち 
 平塚市美術館 2011/7/16~9/4 (終了) HPはこちら

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ジュル・パスキン「女学生」 1908年

平塚市美術館の開館20周年記念展の第2弾として企画された展覧会。
第3弾は 10月22日より、湘南を拠点としていた日本画の巨匠、伊東深水展が行われます(HP)。こちらも楽しみですね。

平塚市美術館は、平塚駅から15分くらい。けっこう歩きますね。係りの人の対応も親切で、比較的空いていて落ち着いて鑑賞できる美術館でした。

【エコール・ド・パリ】
 エコール・ド・パリの画家というと、皆さんは誰を思い出しますか?ユトリロ、モジリアニ、ローランサン、シャガール、藤田嗣治‥‥こんなところがまず思い浮かびます。もうやだは、最初に挙げた4人の画家は甲乙つけがたくどれも大好きですね。そのほかに…と調べると、スーチン、パスキン、キスリングらが加えられます。
 今回の展覧会は、やや他の画家に比べて注目を浴びることの少ないパスキンに焦点をあてた展覧会という点も特徴的でした。北海道立近代美術館(HP)のパスキンコレクションを中心にした展覧会です。

 モジリアーニはイタリア、シャガールはロシア、キスリングはポーランド、藤田嗣治は日本…などのように、エコール・ド・パリの画家たちは「異邦人」が主流です。例外的にローランサンとユトリロはフランス人です。

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 ジュル・パスキン花束をもつ少女」1925-6年
 今回の主役パスキン(1885-1930)はブルガリア生まれの画家。淡い色彩による素描画を特徴とするパスキンの油絵は、一見パステル画のような軽いタッチです。パスキンの作品をまとめてみたことがなかったので、とてもよい勉強になりました。

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左:マイク・シャガールパリの空に花」1967年 
右:マリー・ローランサン三人の娘」1943年
 シャガールの飛ぶ花嫁は代表的な画題ですね。ローランサンは女性だけの不思議な世界を描く画家。淡い色調の衣装や背景が美しいです。上記2点も北海道立近代美術館蔵です。貴重なコレクションですね。そのほか、ユトリロは最も充実していた白の時代の作品が1点出品されていました。

 本展覧会ではカラー図録も掲載された「鑑賞ガイド」も渡されました。解説も丁寧でとてもよいサービスだと思いました。とてもありがたいです。あまたの美術館・展覧会の催行者・企画者の皆様へ、有料(高額?)の図録販売やイヤホン解説にばかり走らず、来訪者へのサービスを改めて考えてほしい気がします。

★★★★
あまり商売っ気がないのか、グッズはパスキンの2枚のポストカードのみ売られていて、しかも、チラシ掲載の「女学生」の方は売り切れ。「花束をもつ少女」だけ売っていました。1枚105円でしたが、100円玉しか持っていなくて、95円お釣りもらうのもちょっと変てこな気分でした(^^ゞ。

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【Jazz Live】 MJQ ジャパンツアー2011 松戸公演
2011年09月10日 (土) | 編集 |
MJQ ジャパンツア-2011
松戸公演
 

8/14(日) 16:00開演 
於:森のホール21 小ホール

《曲 目》
1. アイ・ガット・リズム 2. 日本への祈り
3. ラ・フィエスタ  4. サマータイムummer Time 
5. テイク・ファイブ 6. 危険な関係のテーマ

1. マンテカ 2. アランフェス協奏曲
3. リカード・ボッサ  4. 枯葉
(アンコール)  キャラバン

曲目・曲順間違いがあると思います。
お許し下さい。
)

デビッド・マシューズ (p) ウォルター・ホワイト(tp)
クリス・ハンター (sax) ジョン・バー (b) 
ジミー・マディソン (ds)



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【MJQの新生来日メンバー】
 当初予定されていたオリジナルメンバーのうち、デビッド・マシューズ以外の4人が来日を渋ったため、新メンバーでのジャパンツアーでした。とはいっても、ウォルター・ホワイト(tp)やクリス・ハンター(sax)は、MJO(マンハッタン・ジャズ・オーケストラ)の方で、いつも大活躍しているメンバーなので、全く違和感はありませんでした。 MJOでの彼らのソロやプレイは強く印象に残っています(記事はこちら)。
 もちろん、オリジナル・メンバーもジャズの真髄を聴かせてくれる達人ばかりですが、新生メンバーによるMJQはそれ以上に、勢いもあり、アドリブの妙技・楽しさを満喫させてくれました。クリス・ハンターのうねるようなサックス、切れ味鋭いブリリアントなウォルター・ホワイトのトランペット、さらには、手堅くハートフルなジョン・バーのベースも立派なものです。そして、ジミー・マディソンのドラムにはホント驚きました。正確なシンバルドラムのリズムが何と心地よかったことか。ずっと聞き入っていたいそんな味わい深いドラムプレイでした。
 
【マーちゃん語録】
 親日家のマーちゃんことデビッド・マシューズ氏は、全編日本語でのMC。氏が作曲した2曲目の「日本への祈り」は、震災での被害を受けた日本への思いを込めたとても美しい曲でした。
 1)つまらないものですが  日本人はどんなに素敵なものをプレゼントするときでも「つまらないものですが・・」といって渡します。これが外国人には理解しにくいそうです。「MJQのつまらない演奏ですが、どうぞ」と言って笑いを取っていました。
 2)女子と助詞 「てにをは」など日本語の助詞はとても難しいです。同じく「女子」も扱いがとても難しいです。というギャグも披露。

 マーちゃんは、MCのときはにこやかで好好爺風の笑みを全面にたたえているのですが、プレイ中の厳しいこと!今回トランペットやサックスの2人はかなりのスーパープレイで観客を魅了していたのですが、マーちゃんはにこりともしないですね。本当に真剣そのものという厳しいリーダーなんだなぁと傍からみていて実感しました。

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デビッド・マシューズ・プレゼンツ~MJQ スーパー・コレクション

 今回来日記念盤として発売していた2枚組3,000円のCDです。残念ながら新生メンバーは入っていません。でも、マーちゃんにサインしてもらって、挨拶できたからまぁそれでいいのでしょう(笑)。

 今回の公演は自由席でした。後からできた列に、1時間半も前から待ってた人が並び遅れたりと、会場側の不手際が見え隠れしました。ここで並んでいてくださいとかいう誘導を最初からうまくやってくれた方がよかったでしょう。係りの人に詰め寄る人もいたりしましたし、何せ楽しみにきてるんですから、その辺お客さんの身になってくれないと!かく言う自分も1時間前から待っていて、席は一番前のまん真ん中と占めることができました。一番前の席ってみんなわりと遠慮するんですね。大学の授業じゃないんですから、当てられないって!(爆)

★★★★★
むしろ新生メンバーだったからこその緊張感。めったにつけないですが、今回の演奏5点満点つけます!
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MJQのCDを物色していたら、今1000円で名盤が売ってるんですね。これはお買い得。
【寄席】 正楽師匠の紙切りにリクエスト!
2011年09月09日 (金) | 編集 |
小三治がトリの末廣亭6月下席に行ったとき、紙切りの正楽師匠にリクエストをする人をみて、無性に自分もリクエストしたくなってしまいました。

それ以来何をリクエストするかをさんざん悩んだ果てに「岡本太郎」という妙案を思いつきました。「今年生誕百周年だし、太陽の塔なんかもいいしなぁ」という理由です。声が通らなければいけませんので、「お・か・も・と・たろぉー」と毎朝毎夕大きい声で発声練習

そして正楽師匠の次の出番は…。7月上席の鈴本演芸場と決めました。大好きな柳亭市馬師匠のトリだし。ここを狙って開場前に並びました。もちろん1番前の席を目指して一目散。最前列右端席をゲット!

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すると後ろの男女からこんな会話が
男:「今日は正楽師匠が出てんじゃん。お客さんのリクエストで何でも切ってくれるんだよ。切ったのもリクエストした人がもらえるんだよ。」
女:「へぇ~。何でもいいの?」
男:「そうだよ。レディ・ガガとか何でも言えばいいんだよ。絶対言わなきゃだめだよ。来た意味ないじゃん。」
・・・とすごくパワフルな会話。

「やべ。負けちゃいそう」もうやだにはドキドキのプレッシャーです。正楽師匠にリクエストして紙切りをしてもらうことが、ここ10日ほどの私の目標。寝ても覚めても、岡本太郎だったのですから(^^ゞ

そして、正楽師匠の出番が近づいて・・
女:「やっぱ私、言えないわ」
男:「それなら俺が絶対に・・」

もうやだは、またもハラハラドキドキ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
正楽師匠の登場!
毎度おなじみの紙切りでございます。お客様から注文を頂く前にまずは…」と

線香花火」線香花火をもつ浴衣の女性の美しい図柄。線香花火のひとつひとつも実にきめ細かいです。

どなたか欲しい方」という前にもう立って高座の前に出て行く人。「早い、行動が早すぎる」。またも多大なるプレッシャーを感じてしまったもうやだでした。

それではお客様の…」と言いかけた時点で「夕涼み」「藤娘」「AKB」…など5、6つの声が入り乱れます。ここでもすっかり気後れしてしまいました。ここでは「夕涼み」が採用。正楽師匠の日本美がよく出るお題です。浴衣の女性が団扇をもって軒先に座っている図です。

続いて‥」と正楽師匠が言うと、例の後ろの方は「AKB」と3回ぐらい連呼しました。パワフルです。またも負けてしまいました。「AKB、実は良く知らないんですよね」と言いつつ、ミニスカートのフリフリ衣装の女の子がステージ上で並んで歌う姿と観衆という図柄が出来上がりました。「うーん、負けてなるものか!」

それじゃあ、最後に‥」 「おかもとたろう」(said もうやだ)今度は気合の入った声が響きました。(ホントかな(^^ゞ) 「岡本太郎?岡本太郎ですか。」と意外そうな正楽師匠。「岡本太郎が出るとは思いませんでしたね。」と取り上げてくれました。特大ラッキーです。「実はわたし、岡本太郎の前で紙切りをしたことがあるんです。そのときは全然受けませんでしたね」と話してくれました。何となく目がギョロギョロの岡本太郎が紙切りを見ている絵が思い浮かびますね。

 意外そうにしていましたが、正楽師匠は実はこのお題を喜んでくれたのかもしれません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
岡本太郎 by林家正楽

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「芸術は爆発だ!」と叫ぶ岡本氏の表情もしぐさもズバリよく捉えられていますね。遠方のオブジェも岡本氏風の芸術作品ですし、配置も素晴らしいですね。わたしの予想だと「太陽の塔」を切ってくれるかと思っていたのですが、ご本人も登場ということで、予想以上の完成度に驚嘆いたしました。

後ろの方が
女:「何で岡本太郎なの?」
男:「だって生誕百周年じゃん」
もうやだ:(さすが!えらい!)心の声

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こんな紙封筒も一緒にくれるんですよ。切り絵は下に黒字の台紙を置いて、額に入れて飾っています。家宝ですね。

《切り絵をゲットするための戦略的アドバイス?》
1)開場前に並んで一番前の席を確保すること
2)短いキーワードを叫ぶこと
せめて通路に面した席とか、すぐに前に出ていける場所でないと、悪戦苦闘します。
鈴本だと、お弁当を載せる前の台を倒すのにホント手間取るんですよ。

やりました!今年のベスト3には絶対入る出来事ですね。
またお題を考えて再度チャレンジしてみたいです。スカイツリーとかいいかな?

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【Jazz Live】 東京Jazz 2011 9/4 夜公演 "The Jazz Special"
2011年09月08日 (木) | 編集 |
東京JAZZ2011
於:東京国際フォーラム ホールA

The Jazz Special
9/4(日) 18:00開演   
1. 日野皓正SPECIAL PROJECT

2. Tokyo Jazz Super Guitar Session:
 リー・リトナー、マイク・スターン、布袋寅泰

3. DMS :ジョージ・デューク、マーカス・ミラー、
デヴィド・サンボーン

今年も行って参りました「東京Jazz」。連続4年目。9/2~4の3日間行われるジャズのビッグイベントです。
 公式HPはこちらです。

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 今年の出演者は、去年・一昨年ほど自分にとってツボではなかったので、デヴィッド・サンボーンとリー・リトナー目当て、日曜夜の部を聴いてきました。デヴィッド・サンボーンは2008年以来の登場ですね(2008年の記事はこちら)。国際フォーラムホールAは、5月のGWのラ・フォル・ジュルネ(LFJ)では使えなかったので、今回は久しぶりのホールAで随分嬉しい気がしました。

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 地上広場では、ファーマーズ・マーケットの無料ライブが行われていました。否が応でも盛り上がりますね。しかも、大企業が協賛した大イベントだけに、演出が凝っています。舞台背景や照明、広告、アナウンスなどなども斬新で、魅力的です。これも見所のひとつなんですよね。

日野皓正SPECIAL PROJECT 》★★
 PROJECT feat. 佐藤允彦、dj honda with 石井彰、日野JINO賢二、須川崇志、田中徳崇、矢野沙織、荻原亮

 「シティ・コネクション」「TKNYO2」ほか3曲。ロックジャズのスタイル。現代のジャズを追求したパフォーマンスでした。矢野沙織の爆裂するアルトソロと日野の新境地的なトランペットソロは、なかなか充実していたと思います。ただ、自分は、マイルスのエレクトリックジャズなど後年の作品を一切聴こうとはしない典型的なジャズファンですので、演奏に「感動」したということではありません。日野のtpはシャープ&フラッツのゲストで出演したとき以来(記事はこちら)でしたが、随分演奏スタイルが斬新でしたね。古いジャズファンにはちょっと無理です。観客も、リー・リトナーやマーカス・ミラーあたりのフュージョンファンが大半を占めていたと思われ、そんなこともあり、拍手もかなりまばらな感じでした。
 久しぶりにジャズ界の重鎮・実力者である佐藤允彦氏のソロを聴けたのも収穫でした。彼は、枠にはまらない音の魔術師的な存在ですね。

Tokyo Jazz Super Guitar Sesson》★★★
 ウエストコーストの風のような爽快感のあふれるリー・リトナーのギター。健在ぶりを発揮してくれました。冒頭曲ののリリカルでメロディアスなプレイは大変印象的でした。その後マイク・スターンとのエネルギッシュなバトルが続きました。マイク・スターンとの相性もばっちりですね。そして、最後に布袋寅泰が加わっての大フィーバー。コンセプト的に接点が少なそうな3人ですが、リー・リトナーの懐の深さなんでしょうか。3人が触発し合いながら、個性が十二分に表出したセッションだったと思います。布袋氏は、黒づくめのスタイルで、しぐさ一つ一つがサマになっていて、ジャパニーズ・ロックスターと紹介された通りのパフォーマンスでした。アコースティック・ジャズから、ロックへと演奏スタイルがめまぐるしく変わったステージでした。

DMS》★★★★☆
 フュージョン界の大物3人、ジョージ・デューク、マーカス・ミラー、デヴィド・サンボーンで結成されたDMSというグループ。マーカス・ミラーのMCはサービス精神に富んでいてとても楽しいですね。マーカス・ミラーは歌はもちろん、バス・クラリネットを吹いたのにもびっくりしました。ジョージ・デュークは、ショルダー・キーボードでステージ上を駆け回り、伸びのある声での「スウィート・ベイビー」も聴かせましたね。何よりデヴィド・サンボーンの充実ぶりには驚きました。絶好調ですね。3年前の同じく東京Jazzのステージのときと比べても格段に充実したアドリブプレイでした。ときには情感豊かに、ときには火を吹くようなアルトサックスでした。最後にはハミングだけでなく歌まで聴かせてくれました。
 楽しいパフォーマンス集団であり、最高のテクニシャンたちでもある彼らのステージは、実に楽しめました。一昔前なら、メインストリームではないという辛口評価もありうるのでしょうが、彼らの良質で楽しさにあふれるエンターテイメントは、1つの頂点を極めているのだと間違いなく言えるでしょう。

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グッズも人気がありますね。Tシャツは最終日最終ステージともなると売り切れでした。今回はボールペンとトートバックを購入しました。
 
ステージ終了が夜10時。長くて楽しいジャズのお祭りでした。「どジャズ」そのものではない幅広いアーチストの参加があるのも、それはそれでにぎやかですね。来年もジャズを愛好する皆さんと盛り上がりたいです。
 「本格ジャズ」が楽しみたい向きにはやはり「コンコード・ジャズ・フェスティバル」がつぼでしょうね。今年はこちら。こちらでも日野皓正登場ですね。スコット・ハミルトンも久々の登場で今から待ち遠しいです。
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【建物探訪】 軽井沢タリアセン
2011年09月05日 (月) | 編集 |
軽井沢近代建築のコンプリートを目指し、再来訪。レンタサイクルで軽井沢駅から約30分。高原の涼風が心地よかったです。タリアセン(HP)は、スポーツ設備、美術館、建造物などがある総合レジャー公園。

明治四十四年館(旧軽井沢郵便局舎)

明治44年建造。かつては旧軽井沢銀座にあった木造2階建て洋館の郵便局を移築保存したもの。2階は深沢紅子野の花美術館として利用されています。
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右:夏季特別展「深沢紅子野の花かるた展」が開催されていました。

睡鳩荘(旧朝吹山荘)

睡鳩荘(すいきゅうそう)はヴォーリズ設計による昭和6年築の旧別荘。
フランス文学者の朝吹登水子の別荘として使用されました。
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見る角度によっても、いろいろな表情が楽しめます。この建物はとても見所の多いナイス建築でした。

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凝った作りの内装・調度です。落ち着いた重厚な趣味ですね。

軽井沢・夏の家(レーモンド別荘)

アントニン・レーモンド設計。昭和8年に建設したレーモンドのアトリエ「軽井沢・夏の家」。現在はペイネ美術館として使用されています。
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レイモン・ペイネ(1908-1999)はフランスのイラストレーター、漫画家。メルヘンチックな男女の絵が特徴です。興味をもった作品はたくさんありましたが、上2枚のポストカードを買いました。

建物自体は大分痛みがあり、かなり改築された感じです。ただ涼を取るにはとても好都合な構造をしていると思いました。


★★★
今年二度目の軽井沢散策でしたが、まだまだコンプリートには程遠いですね(^-^;次からの探訪は、名古屋、大阪、京都、滋賀あたりを目指します。
 お盆休みは8/12~8/15のたった4日間。初日は軽井沢散策。二日目はマーちゃんのサイン欲しさにマンハッタン・ジャズ・クインテットのコンサート。三日目はエコール・ド・パリと聞くと馬鹿の一つ覚え的、というかパブロフの犬的というのか?必ず行ってしまうもうやだを大変温かく迎えてくれた平塚美術館。四日目は、まさか伝説の大ネタ「山の穴」はやらないだろうとは思いつつ、「熱演仕り候」てな安易な誘い文句に釣られて円歌師匠がトリの鈴本演芸場へ。・・・・と貧乏暇なし?のエンタメ三昧でございましたm(__)mレンタルCGI

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【Classic Live】 日本フィル 9月東京定期 
2011年09月03日 (土) | 編集 |
9月東京定期公演
日本フィル
 
9/3(金)19:00開演 
 於:サントリーホール

マーラー:交響曲第3番
   メゾ・ソプラノ:アンネリー・ペーボ
   合唱:栗友会
   児童合唱:杉並児童合唱団

指揮:ピエタリ・インキネン
日本フィルハーモニー交響楽団



 【大熱演のマーラー3番】 
 当方、最近も月に2回くらいはコンサートには出かけています。感受性がやや薄くなったのか、表現する筆力・パワーが欠如しているのか、ここのところ何とも記事に起こすにはいたりませんでした。
 今日のマーラー3番は、大きく気持ちを揺り動かされましたね。演奏時間100分に及ぶこの大曲を固唾を呑んで聴き入り、曲の流れに身をゆだねることのできたことは何と幸せな体験であったことでしょうか。冒頭のホルン8管、金管の咆哮に身が引き締まり、メゾソプラノ、合唱が始まる4,5楽章の緊張感の高揚。最終楽章では、静寂な深淵の中に引き込まれるような美しさ。瞑目したまま席を立ちかねかねた名演でした。
 日本フィルの金管木管の大奮闘ぶりも特筆ですが、コンサートミストレスの江口有香が大変素晴らしいですね。楽想に優美な彩りを加える見事なヴァイオリンソロでした。指揮のインキネンを聴くのは初めてでした。統率力があり、オケの信頼感も厚そうで、無理に引っ張らずにオケの底力をうまく引き出すような堅実な指揮ぶりのように思いました。
 
 100分にもわたるマーラーの3番ですが、ふだん何の邪魔も入らず集中してこれだけの時間没頭して聴く機会があるでしょうか。1時間くらいならそういう時間もあるかもしれませんが、これだけの長時間この空間に大勢の聴衆とともにいられたこと自体が、またとない素晴らしい体験だったように思います。

 サントリーホールのお客さんはさすがですね。曲が終わって指揮者が手を下ろして、少し間をおいてからの拍手は絶妙のタイミング。フライングも一切なく、優秀なお客さんたちだった点も喜びでした。

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 今回の公演はバック席(P席)に合唱団が入りました。当初年間会員券を買い求める際、最も安いP席の年間会員席を購入しようかとも思ったのですが、今回のマーラー3番が聴けないのは残念なので、舞台左側のB席にしました。また正面とは違った興味深い景色ですね。ホルン、パーカッションが間近です。

★★★★
2012年シーズンから、日本フィルの東京定期年間会員になりました。インキネンのマーラーシリーズ、ラザレフのロシア作曲家シリーズなどもとても魅力的です。来年4月には、インキネンのマーラーの5番が予定されています。

 日本フィルは前シーズンまでさいたま定期会員でしたが、今季は抜けました。秋川雅史、山下洋輔などゲストにあまり興味が持てなかったからです。来春からのさいたま定期は魅力的なプログラムになっています。
レンタルCGI

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