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【Classic Live】 LFJ2014 5/3 125公演
2014年05月13日 (火) | 編集 |
ラ・フォル・ジュルネ・オ・
ジャポン 2014   125公演
 
5/3(土)17:45開演 
 於:国際フォーラムホールB7

1)ラヴェル:序奏とアレグロ
2)ラヴェル:弦楽四重奏曲

クラリネット:ラファエル・セヴェール 1)
フルート:ジュリエット・ユレル 1)
ハープ:吉野直子 1)
プラジャーク弦楽四重奏団


【ラヴェルの序奏とアレグロ】 
 ラヴェルの序奏とアレグロは、当方が今回聴いたLFJの全プログラムの中で最も期待の大きかった楽曲。以前クラリネットの横川晴児氏がプロデュースしたサロン・コンサート(記事はこちら。習志野文化会館/2008.5.18)で聴いて大いに感銘を受けて以来、約6年ぶりに聴きました。ハープ+クラリネット+フルート+弦楽四重奏団という組み合わせが、一般のコンサートではなかなか集めにくいというのもあまり演奏される機会が少ない理由のようです。
 吉野直子さんのハープと、クラリネットのラファエル・セヴェールは、同日の朝、112公演(記事はこちら)のモーツァルトプログラムでも聴いたので本日2度目。ハープ、フルート、クラリネットのソロパートも多く、個々の奏者の魅力が十二分に満喫できる楽曲構成になってます。吉野さんのハープは、前プログラム同様に、それこそ心の琴線をくすぐられる繊細で華麗な響きには繰り返し息を呑みました。セヴェール氏のクラリネットは、清涼感あふれる瑞々しいフレーズを奏でました。
 
【ハープのCM?】 
 ところで、このラヴェルの序奏とアレグロ(1907年初演)ですが、フランスのハープメーカー・エラール社からペダル式ハープの新製品の広告のため、ラヴェルに作曲が依頼されました。ハープを含む七重奏曲という非常にユニークな編成は、こういう経緯にあるんですね。このときのハープが現在主流となっているハープの原型なのだそうです。
 一方、ドビュッシーは、ライバルのハープメーカー(プレイエル社)から依頼され、半音階ハープの新製品広告のため、神聖な舞曲と世俗的な舞曲(1904年)というハープと弦楽で奏される楽曲を作曲しています。こちらのハープはあまり普及せず、今このドビュッシーの楽曲もペダル式ハープにより演奏されているそうです。何となく皮肉な結果ですね。
 面白いエピソードですよね。これらの知識は前述の横川晴児氏の解説で教えてもらいました。

【ラヴェルの弦楽四重奏曲】 
 ラヴェルの弦楽四重奏曲は1曲のみ。熟成度・完成度の高い楽曲です。1楽章では、異風な旋律を基本パターンとする斬新なハーモニックスが印象的。2楽章はピチカートを用いたジプシー風な旋律。3楽章は昔語りのような感興深い趣。4楽章では感情の波が騒ぎ出すような感慨を受けました。
 弦楽四重奏曲は1曲のみ。ワンアンドオンリーというのが素晴らしい気がしますね。ドビュッシー、フォーレ、ラヴェルはいずれも、1曲だけ珠玉のような弦楽四重奏曲を残しています。潔いというか、一発勝負というかそんな受け取り方をしてしまいます。当方のようななまけもの・不勉強者にとっては、ハイドン、ベートーヴェン、ショスタコーヴィッチのように複数あるよりも、随分楽なんですよ。ショスタコーヴィッチの何番とかというより、ラヴェルのSQとか、ドビュッシーのSQというだけで話が通じるし、曲のイメージも一元化されて楽という、図々しい利点も大いにあるのでございますm(_ _)m

★★★★★
 今回で5/3参加分の4公演のレポートが終了。ようやく次は5/4分の2公演のレポートに移ります。
 序奏とアレグロ、またいつかぜひ聴きたいと思います。ドビュッシーの前述の神聖な舞曲と世俗的な舞曲も何とか聞く機会があればと渉猟したいと思います。レンタルCGI
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