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【Classic Live】 LFJ2014 5/4 273公演
2014年05月15日 (木) | 編集 |
ラ・フォル・ジュルネ・オ・
ジャポン 2014   273公演
 
5/4(日)15:00開演 
 於:よみうりホール

1)ブラームス:3つの間奏曲
2)シューマン:交響的練習曲
《アンコール》
シューマン:子供の情景より トロイメライ
エルガー:愛のあいさつ

ピアノ:仲道郁代


【簡単な感想】 
 プログラムの構成で、時間の枠が55分あったのですが、仲道さんいわく「2つをゆっくり演奏してもかなり時間が余ってしまう」とのことで、丁寧に楽曲の説明を交えながらプログラムを進めてくださいました。ブラームスとシューマンとの信頼・尊敬しあう関係、クララをめぐる人間関係、時代背景などとても興味深い内容を話してくださって、演奏以外の部分でも大変感激しました。
 ブラームスの3つの間奏曲は、ブラームスが50歳目前の時期に作曲した晩年の作品。枯れた境地、年を経て達した心の安らぎ、燃え尽きる美しさを感じる作品でした。子守歌のモチーフなど、心の深淵にまで迫るような趣き深い楽曲。仲道さんのピアノは、心のひだまで美しく照らすような繊細で、奥行きの深い演奏でした。

 シューマンの交響的練習曲は、ブラームスが未発表曲を加えて完成させた楽曲で、これもブラームス晩年の1890年に世に出た作品です。シューマンへの尊敬の念が、このような作品発表への意欲を駆り立てたのですね。作品自体は情熱的でダイナミックさが横溢し、随所に爆発的なエネルギーがこめられています。仲道さんいわく、シューマンは決してピアニストとしては上手な方ではなかったそうで、作品中にどことなく不器用な部分も何となく散見されてほほえましく思いました。

 たっぷり解説してくださって、それでもまだ時間があったので、アンコールも2曲演奏してくれました。これまた大感激ですね。トロイメライは、4度の音程が天使、6度はあこがれの象徴という説明を聴いてから鑑賞するとこれまた大変味わい深かったです。何気なく弾いてしまいがちなこの楽曲ですが、仲道さんは聴衆に向けてやさしく語りかけるような演奏だったのが、印象深いです。エルガーの愛のあいさつも、大変美しい人気曲ですね。
 
 仲道さんのユーモアあり、含蓄ありのMC、繊細で情感豊かな演奏いずれも本当にすばらしかったです。また、礼儀正しく隅々まで見渡して、丁寧に何度も頭を下げてくださったりと、人柄的にも大変惹かれました。来年のLFJではぜひ仲道さんのプログラムを狙いたいです。
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★★★★
 以上でようやくラ・フォル・ジュルネの2日間で聴いた全6公演レポートが終了しました。今年で当方7年目の参加ですが、年を経てもますます楽しみや喜びが大きくなってきています。また来年のLFJが本当に楽しみです。東京だけでなく、新潟、金沢にも足を伸ばしたい気もし始めています。来年のテーマは何でしょうね。
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