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河野通勢展 松濤美術館 見聞録
2008年06月10日 (火) | 編集 |
河野通勢展 於:松濤美術館 6/3~7/21

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 河野通勢(こうのみちせい/1895–1950)は、大正期を中心に活躍した洋画家で、早くから岸田劉生に見出され、岸田主宰の草土社に参加。細密な写実描写で、風景画、宗教画、肖像画などの幅広いジャンルで作品を残し、昭和期には、小説の挿画などを中心に作品を残した。本展示では、資料などを含めて約150点が展示されている。画家・写真家であった父河野次郎に絵を学んだが、美術学校へは行かず独学で作風を習得している。

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 「粘りつくような写実描写で知られ、奇想のイマジネーションを発揮する」画家などと評されます。宗教画は濃い色調の中で一見物々しい印象を受けますが、表情や動きにどことなくコミカルな雰囲気が漂っています。そして画題は西欧文化なのですが、人物は日本人そのものです。そんなところに親しみと愛着を感じました。

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 河野通勢は白樺派の武者小路実篤らとも親しくしていました。2階には河野と武者小路の写真や、麗子像で有名な岸田劉生の娘の写真なども展示されており、麗子の実物を見るのは初めてだったので、じっくり見入ってしまいました。

 展示室はB1と2Fの2か所で、2階では周囲の壁に絵画が展示されているのですが、中央のソファーとテーブルが喫茶席になっており、飲食しながら鑑賞することもできます。とてもユニークですね。最初は、2階の展示室に入ると人がお茶してたので、喫茶店かと思って引き返しそうになっちゃいました(^^ゞ もちろん飲食しない人も自由に入れます。入場料が一般300円と良心的なのもうれしいです。

このあと夜9時からの映画に向かいますm(__)m
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コメント
この記事へのコメント
はじめまして
こんばんは
この展覧会は楽しみに待ってましたので、喜んで出掛けましたが、本当によかったです。
見どころの多い展覧会でした。

麗子さんたちの写真だけでなく、家族写真を見ると、気さくな家庭人ぽいのに、不思議な迫力のある絵との落差が面白かったです。
2008/06/22(Sun) 22:30 | URL  | 遊行七恵 #-[ 編集]
はじめまして!
TB、コメントありがとうございます。
実に印象的な展覧会でしたね。
写真の展示も、人柄をよく知るきっかけになりましたし、微笑ましい部分も感じ取れましたよね。
後半は展示内容が変わるようですので、また足を運んでみたい気がしています。
2008/06/23(Mon) 03:24 | URL  | もうやだ #-[ 編集]
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