クラシック・ジャズのライブ、CD、TVドラマ、落語の見聞録を中心に、何か皆さんが役に立つ情報が伝えられたらと思います。実につたないブログですが、ずっと前の記事にでも、1行でも、コメントなど頂けたら本当にうれしいです。
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海老原淳子 Live at Alfie (7/15) 見聞録
2008年07月19日 (土) | 編集 |
海老原淳子 Live at Alfie 
7/15(水) 20:00~ alfie(六本木)
   海老原淳子(vo/p)
  原とも也(guitar)  大角一飛(bass)
  今関和彦(drums) 中溝ひろみ(guest vo)  


《First Set》
1. Smile 2. Que Sera Sera 3. Tears In Heaven 4. Without You 5. Teach Me Tonight 6. Cheek To Cheek 7. Tennessee Waltz 8. Bie Mir Bist Du Schon 9. You've Got A Friend
(7-9 with 中溝ひろみ)

《Second Set》
1. Lovers Concerto  2. Tea For Two  3. You Make My Love Burn Bright  4. Close Your Eyes  5. Hallelujya I Love You So  6. Just Squeeze Me  7. Don't Know Why? 8. Side By Side 9. The Rose 10. Fly Me To The Moon
(8-10 with 中溝ひろみ)            



海老原淳子さんについて》
 海老原さんとは、以前からブログではおともだちさせて頂いていたのですが、当方ライブにうかがうのは初めてでした。ご存じない方のために、簡単にご紹介。⇒海老原さんのHPはこちら
 海老原さんは、都内のライブハウスを中心に活動されているジャズシンガーです。ピアノを弾きながらのボーカル(弾き語り)がメインですが、ボーカルのみでの演奏も行っておられます。2008年5月に初CD「Without You」をリリースされ、CD発表記念としてこの春から夏にかけて全国各地でライブ活動を展開されてきました。
 ⇒CD「Without You」の紹介: 海老原さんのブログ 当方のCDレビュー JohnさんのCDレビュー
s-2008-7-18.jpg

《alfieについて》
 CD「Without You」のプロデューサーは、世界的なジャズギタリスト増尾好秋氏ですが、今春増尾氏のalfieでのライブの際に、海老原さんが飛び入り参加したことがご縁で、今回alfieでの海老原さんの初リーダーライブとなったそうです。alfieは、ミュージシャンと身近な距離で接することができ、伝統を感じさせるツウ好みのライブハウスですね。
 店名の由来など深く考えず、漠然とヴァネッサ・ウィリアムスの「alfie」など思い浮かべていたのですが、大変失礼しました。化粧室にあったLPジャケットで思わず納得。ソニー・ロリンズのあれですか~。頭のフレーズすぐ口ずさめます(^^ゞ
s-al.jpg Alfie
 
お店は写真撮影不可なのですが、海老原さんのご配慮もあって、特別に許して頂きました。フラッシュが演奏の邪魔になってはと結構緊張するもんですね(凍汗)。

s-P7150006.jpg

《Live Review ~曲目を追って》
 1曲目のsmileから「ぐぐぐぐい」と引き込まれてしまいました。海老原さんのボサノバ調のリラックスした伸びやかなボーカルに、原とも也さんの潤いのあるメロディアスなソロが絡んで、どっぷりと海老原ワールドに浸りました。2部の1曲目のlovers concertもボサノバタッチで、しっとりとメロディーを歌いあげ、原さんのギターソロへと展開していく流れは絶妙でしたね。これらの曲調は、当方が今はまっているイリアーヌの「私のボサ・ノヴァ」にも通じるようなくつろいだ雰囲気が味わえました。
 s-BNS.jpg私のボサ・ノヴァ

 2曲目のケ・セラ・セラは、原曲のイメージとは違う大胆なアレンジで度肝を抜かれました。ダイナミックでパワフルな歌声が聴けました。
 3曲目Tears In Heavenでは、天国で懐かしい人に出会ったとき、お互いに気づくんでしょうか?というお話をされていて、「たぶんお互いの一番いい時、交流のあったときの姿でお互いがみえるんでしょうね。」という意味のことも話しておられましたが、何かしみじみするいいお話だなぁと思いながら聴いていました。そんな夢見心地の中でのTears in Heavenでした。
 2部1曲目のLovers Concertoは、情感豊かにしっとりとメロディーを歌いあげていました。情緒纏綿という表現がぴったりのボーカルでした。
 2部2曲目のTea For Twoは、早口のフレーズがとても耳に心地よく響きました。とても楽しい雰囲気に仕上がってました。海老原さんがピアニカを使ってのアドリブを披露してくださったのもこの曲でしたよね(ちょっと自信なし(^^ゞ) 
 2部3曲目You Make My Love Burn Brightは、alfie出演のきっかけを作ってくださった増尾好秋氏への感謝の気持ちをこめて、増尾氏のオリジナル曲。渡辺貞夫氏らが参加した下記アルバム収録曲です。
 s-JLO.jpgJust Like Old Times
 
 2部7曲目は、海老原さんの「今月の歌」としてDon't know Whyを披露してくれました。ノラ・ジョーンズで有名になったこの曲(下掲CD冒頭曲)。切々とした心情を歌いあげてくださいました。当方ノラ・ジョーンズのCD3枚持ってるんですが、全然真面目に聴いてないので、改めて聴き直してみました(^^ゞ憂愁たっぷりの歌ですよね。リズム刻んでない曲が多いので、当方にとっては超しんどいです。売れ筋を極端に嫌う天の邪鬼の部分も影響しているかも(+_+) ジャニス・イアン風にも聴こえたりしてε=(/*~▽)/
 s-DKW.jpgCome Away with Me

《Live Review ~CD収録曲について》 
1-4.5.6と2-4.5.6はCD「Without You」の収録ナンバーです。CDの編成ではギターは加わっていませんし、海老原さんもボーカルのみでの参加です(ただし、1-4Without Youは、CDでも海老原さんのピアノです)。CDとはまた格別に違う演奏が楽しめたのは、ギターの参入とピアノ奏者の違いが大きいと思います。ちなみにCDでのピアノ奏者は、ソニー・ロリンズとの共演歴が長いマーク・ソスキンで、演奏スタイルとしては、ビートでガンガンに押してくるスタイルと言ってよいと思います。たとえば、ソニー・ロリンズのDon't Stop the Carnivalなどでも、迫りくる圧倒的なパワーに息をのみます。
 s-DSC.jpgドント・ストップ・ザ・カーニヴァル
 
 一方、海老原さんのピアノは、ご自身のボーカルと表裏一体ですので、伝えたい思い、感情の機微などをボーカル表現と合わせてピアノプレイでも表出することが可能になるわけですね。特にジャズでは譜面通りではない部分(アドリブ)にこそ眼目があるわけで、そこで歌とピアノという2つの手段を駆使する多彩な表現が可能になるんですね。そこに、「ピアノだけ」、「歌だけ」というミュージシャンとはまた違った妙味がありそうです。ご本人はごく自然にこなしてらっしゃることが、実はすごいことなんだなと改めて考えてしまいました。
 言いたかったのは、「CDで聴いただけではまだまだ足りないよ」ってこと。CDで聴いて知っているつもりになっていても、実はライブでは様々な変化・進化形が堪能できるんですよね。それが刻々生み出される瞬間芸術としてのジャズの魅力でもあるんですね。おこがましい言い方ですがm(__)m

s-P7150015.jpg
左:海老原淳子さん 中央:中溝ひろみさん 右:大角一飛さん

《中溝ひろみさんとのDUO》 
 中溝ひろみさんが加わってのデュオ・ボーカルを聴くのは初めてでしたが、これには正直絶句しました。卑近な例ですが、あみんとか、狩人とかのような(古い・・(+_+))ハーモニーを想像していたのですが、全然違いましたね。
 中溝さんは華奢な体つきなのに、ものすごい迫力の声量あるボーカル。あふれる歌心を持ち、ツボをしっかり心得た素晴らしい歌手ですね。その中溝さんと海老原さんとは、アップテンポでフルボリューム、しかもハイトーンで、寸分狂いなくぴったりハモっているわけでして、限界にチャレンジして成功していると言っても過言ではないでしょう。
 テネシー・ワルツを2人が絶唱して息がぴったり、ズバリ決まっていて、脱帽・感動という状態でした。フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンは大好きな曲。スリルあふれる2人の掛け合いはたまらなく素晴らしかったです!
 海老原さんにお話をうかがったら、日頃から2人でかなり練習しないとうまくいかないとおっしゃっていました。一流でありながらの努力のたまものなんですね。
 
《サイドメンの方々》 
 原とも也(guitar)さんは、ボサノバ調の曲を始めとして、随所に素敵なフレーズを盛り込んだいいソロを展開してくれました。メロディアスなソロに乾杯!
 大角一飛(bass)さんは、海老原さんとの共演も多いベーシスト。びしっと曲の土台を固めてくれていて、ソロも泣きが入った感じのフレーズが実に渋いです。
 今関和彦(drums)さんは、荒削りなところがなくて、繊細できめ細かいですね。スネアドラムの使い方なども、ホントにデリケートで一級品だと思いました。

 以上、知ったようなことを生意気につらつら書いてしまいましたが、どこまで核心を突いているのかは自信がありません。全く的外れなのかもしれません。ただ一言「心からうきうきするほど楽しかった」というのが飾りのない素直な感想です。
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昨夜は深夜のみの仕事。一昨日の alfie の入りは酷いものでした。容子さぁ~ん、すみませんでしたなんか、自分で来て下さいって言うの苦手なんですよね。んで最近チラシを配りまくっている訳です(笑)。この Blog にも載せているような、あれです。だってねぇ、HPも有り宣伝はしている訳ですし、勿論Blogも…。その上ねぇ~、『来て来て』って言えないですよ、中々ね。難しいところですね。今回はBlogの友人”もうやださん”が来て下さ...
alfie の Live

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コメント
この記事へのコメント
こんにちは~(^^)/
もうやださんがalfieに行かれることは実は偶然聞いてました~笑
また丁寧なLiveレビューを書かれていますね~
おいらは5月17日のLiveは2ndステージしか見れず消化不良のままです(;^_^A アセアセ
しかもあのときは増尾さんのゲストだったのでもうやださんがちょっと羨ましいなぁ~笑
いつかおいらも行きたいですね~
東京にも久しぶりに遊びに行きたいといつも思っているので、そのときは是非淳子さんのLiveスケジュールに合わせて行きたいです
彼女の歌は生で聴くとホンマにええでしょ?
さすがプロ!と感心したもんです

それではまたぁ~(^^♪
2008/07/19(Sat) 14:09 | URL  | John #dp6IxwUE[ 編集]
コメントありがとうございます!
おっしゃる通り、生もホントにすごかったですね。
私の方こそ、増尾さんとの共演がうらやましいなぁと思ってたんです(^^ゞ よく考えたら、曲数でいえば、リーダーとしてのライブの方が多いんですよね。またぜひ!
お話もすごく上手でしたし、ホント楽しかったです。

ペットもお友達になって頂いて、うれしいです。またこちらからも遊びにうかがいますねm(__)m
2008/07/20(Sun) 09:29 | URL  | もうやだ #-[ 編集]
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