クラシック・ジャズのライブ、CD、TVドラマ、落語の見聞録を中心に、何か皆さんが役に立つ情報が伝えられたらと思います。実につたないブログですが、ずっと前の記事にでも、1行でも、コメントなど頂けたら本当にうれしいです。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ローマの松 (不得意に挑戦!その1)
2008年08月19日 (火) | 編集 |
ローマの松(レスピーギ)は名曲との世評も高い曲です。
当方もそれなりに幾度となく聴いてはいますが、積極的に喜々として聴くことはなかなか難しいんです。「ローマ3部作」が演目に入っている演奏会は、間違いなくパスします。

【苦手克服への道?】
でも、不得意・苦手分野があってはいけないんです(爆)
「苦手分野は克服せよ」と学校時代から耳が痛くなるくらいに聴かされてきましたよね。
なぜこの曲が広く愛好され、名曲として讃えられるのかを苦手サイドの観点からお勉強してみたいと思います。。。φ(◎◎へ)

苦手の理由をつらつら考えるに・・・
1)口ずさめたり覚えられる旋律が少なく、意識がついていかない。
2)ダイナミックス(音の強弱)が激しく、超弱音のときによく聴こえなくて意識が途絶する。
3)いい旋律だなと身を委ねようとすると、不協和音が混ざる。そして意識が途絶する。
   要するに寝ちゃうわけなんですm(__)m

【学習教材(これでお勉強してみました)】
教材1.マッシモ・ザネッティ指揮 NHK交響楽団 08.6.20 NHKホール
 (第1623回定期公演 Cプログラム/08.08.08 10:00放送 NHK BS2「N響演奏会」)
教材2.金聖響指揮 読売日本交響楽団 08.9.20 すみだトリフォニーホール(08.08.08 2:35放送 日本テレビ TANTOクラシック)より
 ※何と同日に「ローマの松」が放映されていたのでした。
教材3.ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 ASIN: B00005EGZM
 レスピーギ:ローマ三部作

【教材1】
当日の全プロブラムは、下記4曲。
1.ラヴェル / スペイン狂詩曲
2.フォーレ / 組曲「ペレアスとメリザンド」作品80
3.レスピーギ / 交響詩「ローマの松
4.レスピーギ / 交響詩「ローマの祭り」

1.2曲目は大好きな演目。胸を高鳴らせ、息をはずませるようにしながら聴き終わりました。
3曲目に入って、とたんに爆睡。 改めて翌日3曲目からチャレンジ!

マッシモ・ザネッティはイタリア人指揮者なので、同じくイタリアの作曲家レスピーギは自家薬籠中の演目ですね。歴史を感じさせる荘重な響きと、懐古的な風味に特徴がみられました。

【教材2】
1.レスピーギ/交響詩「ローマの松
※2008年6月19日 すみだトリフォニーホールにて収録
2.リムスキー=コルサコフ/スペイン奇想曲 小林研一郎指揮
※2008年7月7日 東京芸術劇場にて収録

金聖響氏の指揮は、歴史絵巻のような、豪華絢爛な色彩美を表現していました。緊張感のある荘厳な演奏が特徴的でした。

「松の視点からみた風景」を描いたもの(金聖響氏のコメント)なんですが、歴史的な風物・事件が松に近づいては遠ざかっていくわけなんですね。それで、各部が弱→強→弱と構成されている理由も納得しました。

第4部のアッチラ街道の松。教材1では、金管楽器が客席中央に、教材2ではひな壇の最上段に陣取り、勇壮なファンファーレを奏でていたのが印象的でした。

【教材3】
 レスピーギ自らが、フィラデルフィア管弦楽団を指揮して演奏している(1926年)こともあって、フィラ管はゆかりの深いオーケストラです。
 「松」「噴水」「祭り」の3部作を収録したこのCDでは、フィラデルフィアサウンドと呼ばれる輝くばかりに華やかな色彩美が展開します。

 「 レスピーギの、ともすればくすんでしまうほどに渋い色合いも、磨きあげた音質が身上のこのコンビは徹底的に明るく、華やかにきらきらと輝かせ、エンタテインメントのるつぼにわれわれを叩き込む。スペクタクルなカタルシスの頂点が、ここにある(奈良与志雄)」Amazonより
 と評価の高い演奏です。

【で、どうなのよ?】
 3つの演奏を立て続けに聴いてガリ勉君したおかげで、かなり親しみを持って味わうことができるくらいまでにはなりました。でも、やはり不得意科目は一朝一夕にクリアできるものでもなさそうですね(・_・;) 反復学習が大切でしょうか・・(>_<)

 当方、好き嫌いが激しく、好きなものはとことん好きなんですが、守備範囲が極めて少ないのです。公開学習を義務づけて、少しずつでも苦手なものを減らせればよいのですが・・・。
 当方、クラシックではオペラ、宗教曲(オラトリオ、メサイア)、歌曲の分野は超不得意(落第しまくり)で、作曲家ではシェーンベルク、プロコフィエフ、ストラヴィンスキーあたりは赤点の嵐といったところ。

「あえてそこまでして」という気がしなくもないのですが・・・(^_^;) 皆さんは、「世間一般の人気は高いけれど、どうしても自分は好みではないなぁ」みたいなものってありますか?
にほんブログ村 クラシックブログ クラシックCD鑑賞へFC2ブログランキング
スポンサーサイト
テーマ:クラシック
ジャンル:音楽
コメント
この記事へのコメント
過去の記事ですが投稿してみました
面白い記事でしたので 過去記事ですが ついつい投稿してみました。
理由を読んで思わず 自己分析鋭いなぁと思いました

『☆要するに寝ちゃうわけ』
やはり まずは ↑でしょうか。分野問わず。

美しいとか良いとか悪いとか、煩いとかとにかく抜きにして
これ、納得!!です。

私ですが 高校時代。ヘヴィメタ好きの友人にライブに連れて行かれ
あの爆音の中、居眠りしかけたんです、つまり爆音(私が爆音と捉えた)に飽きて。。。

分野問わずその奏でる音(刺激?)が 私のツボに合わなかったのでしょう。

そしてローマ・・・、私も絶賛されるので何回か聴きましたが
いいなぁくらいまで行きましたが 未だにピンと来ません。

1)口ずさめたり覚えられる旋律が少なく、意識がついていかない。
2)ダイナミックス(音の強弱)が激しく、超弱音のときによく聴こえなくて意識が途絶する。
3)いい旋律だなと身を委ねようとすると、不協和音が混ざる。そして意識が途絶する。

これ、プロコフィエフ網羅してますよ、
確かにオール ど真ん中ストレート(笑)

プロコフィエフの旋律を口ずさむと
「あなた 音痴なんですか?」状態になってしまうし
美しい旋律を突如ぶち壊す?皮肉 鋭さが入り込んだりですから。

ストラヴィンスキーの「火の鳥」(ただし一部分)
シェーンベルクは「浄夜」あたりは 一部分セーフかなと思いましたが・・・

ちなみに私、プロコフィエフが大好きです かなり上位です。
小学生の頃に聴かされた不協和音が当時 ダメでハタチまで離れてましたが
ある日 ある演奏で突然好きに転換しました。

バッハもそうでした
苦手時代;まさに夏休み宿題計算ドリル退屈状態 
     ある日 NHKFMで耳に入ったリヒテルの平均律で大転換

歌曲も大の苦手でしたが
ヤノヴィッツとヴンダーリヒという歌手の声で一部好きになりました。

私の場合は 自分にとってどうにもツボ!という演奏に接すると
大好きに大転換するものがあるかもと。
感性も変わってその時代時代で好みが変わるようです

ああ、明確なルールがない 分析にもなってません・・・

<好きなものはとことん好きなんですが、守備範囲が極めて少ないのです。>

苦手としていたものが好きになって それからもっとその作曲家の音楽が好きになった
(少ないですが)は
合わないと思っていた人 ケンカしていた友人と和解して
その後も お互い思いやりながらうまく続いていく感じで
人生開けた感じがします

長々と失礼しました・
2012/11/17(Sat) 14:25 | URL  | ぶひ #TKwih1Is[ 編集]
貴重なコメント感謝です!
大変興味深いコメントを頂きまして、本当にどうもありがとうございます。

おっしゃるように理屈ではなく、自分の感性を刺激する魅力的な演奏に出会うことで、状況や受け止め方は一変するのでしょうね。レスピーギはいまだにダメなままですが、プロコフィエフは、少しずつ好きになりかけています。ラザレフ、プレヴィンなどの生を聴いていたら、あの「不思議な違和感」が何とも心地よく、はぐらかしの連続が逆に快感に思えてきたり、少しずつ深みにはまれそうです。楽しいご指摘うれしいです。

歌曲は、林美智子さん、森麻季さん、幸田浩子さんくらいまでは、画像ありならかなり集中して聴けるんですが、特に男声の場合は、まだまだ難しいです。ビジュアルの問題に興味の中心があるようで、当方非常に低レベルなんです(^^ゞ

そうですね、バッハもお勉強、計算ドリル的な印象ありますよね。リヒテルの平均律は自分にとってもバイブル的演奏です。

ぶひさまの転機のように、自分もいろいろと苦手克服のための名盤、名演探しを楽しみにしていきたいと思います。ある意味、「いいな」に転じたときの快感は、何にも代えがたい喜びがありますもんね。

つたないブログですが、またよかったら遊びに来てください。暮れにはクラヲタの会を同好者で行っていたりもします。私が初級レベルとすると、皆さん有段者の集まりなんです。
2012/11/18(Sun) 12:43 | URL  | もうやだ #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。