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柳家小三治一門会 9/19 見聞録
2008年09月21日 (日) | 編集 |


柳家小三治一門会
■ 9/19(金)18:30 北トピアさくらホール


1. 柳家三之助:堀之内

2. 柳家はん治:背中で老いてる唐獅子牡丹

3. 柳貴家小雪:太神楽

4. 柳家〆治:池田大助

5. 柳家小三治:湯屋番



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【落語の寸評】
1. 柳家三之助「堀之内」
 そそっかしい亭主が堀之内のお祖師様に願掛けに出かけるという噺。忠実に丁寧に演じており、演じ分けもきちんとできていて聴きやすかった。小三治の9番目の弟子。

2. 柳家はん治「背中で老いてる唐獅子牡丹」
 桂三枝作の新作落語。やくざの大親分が若造の不義理に立ちあがるが、もはや老いてしまっていて、思うようにならないという噺。大親分の渋さが面白く伝わってきました。

3. 柳家〆治「池田大助」
 大岡越前が市中で見つけた子供のお奉行ごっこ。頓知の効いた見事なお裁きに感心した大岡越前は、父親と一緒に大助を上屋敷へ呼び出す。そこでの問答にも感心し、大助を武士に取り立てる。奉行役が「佐々木信濃守」の場合は、「佐々木政談」と呼ばれることもある。
 大助の遠慮のないふるまいや、それをみてあわてる父親やお役人たちの様子がとても面白く語られていました。白洲の光景やお裁きの説明なども臨場感を高めました。小三治の1番弟子。

4. 柳家小三治「湯屋番」 
 今回は独演会ではなかったせいか?それほど長いマクラではありませんでした。開口一番、弟子の〆治の「池田大助」を興味深く舞台袖で聴いていたという話から始まるマクラでした。

《〆治について》
 〆治は山形の新庄から上京し、小三治の門を叩いたそうです。そのとき小三治は「東北の訛りを1年後に直せば弟子入りさせてやる」と言いました。落語は江戸の伝統文化なので江戸言葉が話せないと落語家は務まらないとの考えからです。1年で訛りを消すのはとても難しいはずですし、小三治も「もう2度と来ることはあるまい」と思っていたそうです。
 ところが1年後に訛りを消して再び小三治のもとに現れたのだそうです。1年の間、ボーリング場でアルバイトをして東京の言葉を覚えたのだそうです。そこで入門を許したものの、落語家の資質の有無までは考慮してなかったことに気づいて、果たしてどうしたものかと思ったのだそうです。
 小三治の厳しい眼でみると、〆治は決して落語家に向いているとは思えなかったそうです。今日の落語を脇で聴いて、その成長ぶりを手放しで褒めていました。「次はどうなるかとわくわくして、話の続きが聴きたくなる」と言っていました。

《先代小さんについて》
 先代の柳家小さんの弟子には、鈴々舎馬風、柳家小三治、立川談志などがいます。小さんは弟子に稽古をつけることはなかったそうです。「噺は盗め」と言っていたので、師匠の噺を盗んで高座でやっていたところ、今度は「俺の噺を取るな」と言われたそうです。
 放任主義がゆえに、馬風、談志などの個性的で共通項のない落語家が育ったとも言えると言っていました。

《弟子の育成について》
 今はそうでもないそうですが、まだ小三治が若い頃には弟子に対して非常に厳しかったそうです。古今亭志ん朝の場合は、それ以上に厳しく「師匠1人の機嫌が取れなくて、大勢の客を相手にすることができるか!」というのが指導方針だったそうです。
 弟子からは授業料を取るわけでもありませんし、直接師匠にメリットになるものもほとんどないそうです。しかし、小三治が弟子の育成するのは、「自分が師匠に育ててもらった恩義」に対する恩返しの意味も大きいと話していました。

《湯屋番》
 道楽者の若旦那が、居候の家主から風呂屋の働き口を紹介され、風呂屋に勤めることになる。すると、若旦那は番台で夢想にふけり、お客の失笑を買うという噺。テンポよく、若旦那の滑稽ぶりがよく表現されていて、お腹を抱えて笑ってしまいました。

◆当方、僭越ながら小三治師匠の追っかけ隊です。なかなか行けてませんが、過去の記事はこちら
 
北とぴあは初めて行ってきました。さくらホールは1300人収容ですが、大入り満員でしたね。
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