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東フィル オーチャード定期 第760回
2008年10月22日 (水) | 編集 |
東フィル 第760回オーチャード定期 
10/19(日)15:00開演 
 於:オーチャードホール

1. ドヴォルザーク:スラヴ舞曲
 第1集4番、第2集2番、第1集8番 

  2. ドヴォルザーク:チェロ協奏曲第1番
    (チェロ:ルイジ・ピオヴァーノ)
 3. ショスタコーヴィチ:交響曲第9番

指揮:ミハイル・プレトニョフ
東京フィルハーモニー交響楽団


◎ドボコン大好きの当方は、「ドボコン聴かなきゃ年が明けない」とばかりに、ドボコンプログラムは必須のレパートリー!

 【演目と演奏について】 
 ドヴォルザークのスラヴ舞曲は、手慣れた軽快なタッチの演奏でした。軽快な中にも、指揮者プレトニョフのロシアのスピリッツが随所に見られました。

 ドヴォルザークのチェロ協奏曲は、常々主題提示のホルンでまず感動するわけですが、ここのホルンソロを完璧に吹き、さらに哀愁漂うフレーズを澱みなく情感豊かに演奏してくれるだけで、当方はもう大満足なのです。ところがこのホルンソロが意外に難関でして、ここが素直に伝わってこなかったり、音が息切れ気味だったりと、納得できない場合も多いのです。
 今回のホルンソロは十二分に満喫しました。正確かつ流麗に演奏してくれました。そして、その後、いよいよチェロ独奏により、同じ主題が提示されます。ここのチェロで聴衆をぐいとひきつけられるかどうかが勝負です。ルイジ・ピオヴァーノのチェロは、期待に十分応えるだけの感動的な主題提示でした。ここからはもう妙なるチェロのフレーズに身をゆだねていくだけです。味わい深く、またときには、迫力のこもった弓遣いにただただ酔い痴れたひと時でした。
 ピオヴァーノのチェロは初めて聴きましたが、かなりすごいのでは?という印象をもちました。琴線をくすぐるような美しいフレーズをスラブ情緒をこめながら、丁寧に響かせてくれます。指揮者プレトニョフにも常に視線を配り、瞬時の間も無駄にしない姿勢と、気迫のこもった演奏スタイルにはすっかり脱帽してしまいました。実によく歌うチェロだと思います。
 アンコールでは、東フィルのチェロセクション全員でのアンサンブルで、「赤とんぼ」を演奏してくれました。筆舌に尽くしがたい郷愁の響きに思わず涙がこぼれそうになってしまいました。涙が出そうになったことなんて初めてです。何とも素晴らしいチェロの音色でした。ピオヴァーノは、10/16オペラシティ定期公演のショスタコーヴィチ交響曲第1番で、東フィルのチェロ首席を務めたそうですが、そんなこともあってチェロセクションとの息もぴったりでした。楽団員も実に生き生きとした演奏をしていたと思います。終わった後の皆さんの満面の笑みも忘れられません。編曲も非常に良かったです。編曲者の情報などがわかるとありがたいと思っています(主催者の方へ)。

 ショスタコーヴィチの第9番は、小編成の佳品。ただし、ショスタコーヴィチの反体制的で諧謔的な趣味で、不可思議な魅力もあわせもった曲です。あまり記憶に残っていない曲なので、事前に予習してから臨みました。次回のN響定期Cプロでも、この曲が演奏されるので、聴き比べも楽しみです。
 交響曲第9番と言えば、ベートーヴェン、シューベルト、ドヴォルザーク、マーラーらが9番を作曲した後、死去しているという「第9の呪い」と言われる俗説もありますが、ショスタコーヴィッチはあえて、第9を作曲するに当たり拍子抜けのするような作品を作っています。小編成で歌を入れるでもなく、古典回帰のような作風を取り入れた交響曲で、演奏時間25分程度という肩すかしのような作品でもあります。それだけに、聴かせどころを工夫したり、面白味をうまく引き出す演奏をするためには、指揮者の力量が問われるところでもあります。プレトニョフは、事前に予習で聴いた演奏よりも、シニカルな部分は滑稽に、高揚してくる部分については意気高らかに演奏していて、作曲家の意図をよく汲みとった演奏だと感じました。

 次に当方が赴くドボコン・ターゲットは、都響のこの演奏会。さらにその次のドボコン・ターゲットは、N響のこの演奏会です。
 まぁ、どこまで調子こんでるのやらと、我ながらあきれ返るばかりでございますm(__)m

【こんな場面みたことあります?】
 演奏会で、弦が切れたのを皆さんみたことあります?今回ヴィオラのまん前にいたのですが、弦が切れるトラブル。すぐ後ろの方に楽器を借りて、演奏を始めました。そして、順番に後ろの人の楽器を前に渡して演奏していきます。そして一番後ろの人は、予備の楽器がなかったので弦の切れたヴィオラを修理すべく退出。それで1人欠けたままで最後まで演奏し終わるのかと思いました。ところがしばらくして楽器を直してまた戻ってきて、修理済みの楽器をまた前に送っていきました。
 せっかく気持ちを込めて演奏しているのに、演奏を中断して他人の楽器を修理に持っていくときの心境って、さぞかし残念でしょうね。「せっかく練習したのに」とか思ったりはしないでしょうか?序列のシビアさなんかも感じたりして・・・。考えすぎかな?余計な心配ごめんなさいm(__)m
 でもさすがにプロオケですね。少しもあわてず騒がずの連係プレーで、演奏には全く支障がなく切り抜けていました。
 ヴァイオリンは一番後ろに予備の楽器を置いてることが多いですよね。チェロとかコンバスとかが弦が切れたときはどうするんでしょうね。コンバスは特に(・。・;

「ドボコン聴かなきゃ年が越せない」当方は、逆に、「第九聴かなきゃ・・」という気持ちがゼロでして、行きたいとは少しも思わないのです。なぜかって理由は、クラシックの歌はどうしても苦手。大げさなんだよなぁってつい思ってしまうんです(^^ゞ
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 ショスタコの交響曲全集は、どの曲も演奏水準が高い下のCDを持っています。今回の予習で使ったCDでもあります。全曲通して知りたい方には値段もお手頃ですし、お勧めです。11枚組のバルシャイ指揮、ケルン放送響によるショスタコーヴィッチ交響曲全集。
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テーマ:クラシック
ジャンル:音楽
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