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風のガーデン 第7話
2008年11月21日 (金) | 編集 |
風のガーデン」(番組HPはこちら)の第7話

 過去の記事: 番組紹介記事 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
 
【あらすじ】
 白鳥貞美(中井貴一)は、いったん東京に戻りマンションを整理し、内山妙子(伊藤蘭)や姉(木内みどり)に別れを告げる。再び富良野に戻った貞美はルイ(黒木メイサ)と久しぶりに親子の再会を果たす。貞美の父貞三(緒形拳)はターミナルケアで多忙な日々を過ごしているが、貞美が富良野に帰ってきたことを人の噂で知ることになる。

【他愛のない感想】
 貞美は、身辺整理をしながら、内山妙子に父への遺書を託す。また、姉の家を訪問し、しばらく富良野にいることを告げる。この2人へは、今生の別れを告げているように思えてなりませんでした。貞美の体のことが気がかりで必死の思いでみつめる妙子に、貞美は富良野で会った岳のことを楽しそうに話します。姉との会話では、「姉さん、子供って何を喜ぶんだろう。父親に何をして欲しいんだろう」と問いかけます。残された時間の中で、子供たちにしてやれることを模索する貞美の姿が描かれていました。
 
 富良野では、ルイが父親に会いに行きます。気まずそうに会話がない2人。「よぉ」と貞美が一声かけることにより、2人の間にあった壁が崩れ、心が急接近します。「今でもまだ父さんのことを恨んでいるか?」「よくわかんない。ときどきすごく恨めしくなった。だけど、ときどきすごく会いたくなった」という偽りのない心情を吐露したルイに、貞美は大粒の涙を流します。何でもないことにこだわっていて、無駄にした長い月日が悔やまれてならないでしょうね。変な意地を捨てて、相手にぶつかってさえいれば、こんな溝なんて一瞬で埋まってしまうものなのに・・。人ってつまらないことにこだわって損しているんだなぁと、改めて感じてしまうシーンでした。

 巡廻先の家族で、おじいちゃんの往生を見守ってきた家族たちに貞三は「皆さんとてもよくなさいましたね」とねぎらいの言葉をかけます。家族はおじいちゃんに「よくがんばったね」と声をかけ、自然と拍手がわきおこりました。実に優しく美しい門出を見送る形ですね。 

 巡回先の家族で最後まで患者を看取った貞三は、介護婦との別れ際に、「カマキリさんもこれで終わりだね」と語りかけます。「お疲れのでませんように」と答える介護婦。何と美しく相手に対する思いやりのこもった素敵な言葉なのでしょう。この言葉に強く打たれました。

 次週の予告編で、キャンピングカーで苦痛に煩悶する貞美のもとを訪れ愕然とする父貞三の姿が映っていました。こんな場面は、とても心穏やかにはみられませんね。あまりにも残酷です。涙なしには見られないかもしれません。

 貞美は、少しずつ悟ったような心穏やかな気持ちになってきていますね。父子の確執ができるだけ早く氷解することを祈りながら、乞う次回!
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テーマ:風のガーデン
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
この記事へのコメント
苦悩
海外生活のストレス、主人の病、娘の教育・・・色々悩める中でこのドラマに出会えたことを感謝しています。
本当に人間って1人では生きていけないんですね。風のガーデンの花々を見ているだけでも癒されます。
他愛のない感想を読むのも楽しみです。日本語っていいですよね。日本の若い世代の方は、英語を話せるとかっこいいと思っているようですがいやいや日本語をきちんと話せるって、書けるって読めるって本当にCOOL(かっこいい・ステキ)ですよ!
私もこちらに(米国)来て俳句に目覚めました。
2008/11/21(Fri) 09:07 | URL  | NY #o/PXu/q6[ 編集]
>NYさんへ
NYさん 初めまして。コメント頂きましてありがとうございます。
風のガーデンは、夢の楽園のようですよね。素敵な花々や、花言葉を語る岳君のせりふに癒されます。胸のつかえがおりるような気持ちにもなりますよね。

日本語を上手にきれいに使うのは本当に難しいですよね。自分は、英語も日本語もうまく使えませんけれど、確かに若い人は英語に興味を持つあまり、日本語をおざなりにしていることも多そうです。風のガーデンの美しい日本語など、改めて振り返ってくれるといいですけどね。俳句は、言葉に凝縮された簡潔の美学がありますよね。あまり作りませんが、読むのは好きです。また、よかったら、ぜひ感想をお寄せ下さいね。
2008/11/22(Sat) 08:49 | URL  | もうやだ #-[ 編集]
貞美が子どもたちにしてきたことは?
はじめまして。あんなママです。美しいガーデンの四季、悲しくもせつない音楽の中で描かれるこのドラマを楽しみに見ています。でも、もうやださんのブログでちょっと気になる事が有りました。「何でもないことにこだわっていて、無駄にした長い年月」「変な意地を捨てて相手にぶつかってさえいれば」と、もうやださんはおっしゃいますが、そんな簡単なことでしょうか。何故貞美が子どもたちと離れて暮らすことになったのか、おわかりですか?貞美は障害のある子どもを妻にまかせきりで好き勝手に不倫をしたために、妻を自殺においやったのです。そのため激怒した貞三が勘当したのです。その後、罪の意識を感じながらも新たな若い愛人とも付き合っていた貞美ですが、自分の死期を知り流石に家族に会いたくなって富良野に来たのです。母の死によって人生が変わったはずの娘ですが、その娘も大人の恋を知り、その貞美を優しく受け入れました。もうじき死んでしまうということだけで全てが許されるのか、これから貞三さんや岳がどう貞美と過ごしていくのか、私は興味深く思っています。
2008/12/04(Thu) 23:40 | URL  | あんなママ #-[ 編集]
>あんなママさんへ
初めまして。大変示唆に富むご意見を頂き、深く感謝します。私の勝手な思い込みと言いますか、楽観論だと思いますが、死を前にした人に対して、人はすべてを許すべきだという前提を、当たり前のように思っていたような気がします。おっしゃるように貞美が家族たちにしてきたことは、きわめて最低で許されることではないと思います。そんな罪深い父であっても、ほかにはないたった1人の父親なのだから、行きつく先は家族同士許しあうことしかないのではという気持ち・願望があって書いたと思います。「何でもないこと」って言い方は確かにまずいですね。「死の間際になって改心したんじゃ遅すぎるぞ」ってニュアンスも込めたかったのですが、あまりうまく表現できていませんでしたね。意味深いご意見本当にありがとうございました。
2008/12/05(Fri) 02:30 | URL  | もうやだ #-[ 編集]
ありがとうございます
もうやださん わかって下さってありがとうございます。うれしいです。
今週の放送では貞三が貞美にわびるシーンがありました。「こんなことになるなら親子を引き離すのではなかった。いくら何でもそこまでする権利が自分になかった」と悔いても日々は帰りません。この後、貞美と家族が残された日々を大切に過ごしていくしかないのですね。
いろんな思いが駆け巡っているであろう、貞美の滂沱の涙を見て、私も目頭が熱くなりました。
人間はいつ死ぬか分からない。家族への愛情の出し惜しみをせず、精一杯日々を送りたいと改めて感じました。
このブログへ初めて来ましたが、素敵ですね!
今後もおじゃまさせていただきますね。よろしくお願いします。
2008/12/07(Sun) 09:26 | URL  | あんなママ #-[ 編集]
>あんなママさんへ
 おいで頂きありがとうございます。先日のご指摘とても感謝しています。またもう1回考えなおすきっかけにもなりましたし、今回のドラマもより深く味わうことができた気がします。
 今回の内容は息をもつかせぬ展開で、しかも涙腺がゆるみっぱなしでした。第9回の感想も遅ればせながらアップしましたので、またご意見ください。
 こんなつたないブログですが、よろしかったらまたぜひお越しください。楽しみにお待ちしております。
2008/12/08(Mon) 07:25 | URL  | もうやだ #-[ 編集]
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