クラシック・ジャズのライブ、CD、TVドラマ、落語の見聞録を中心に、何か皆さんが役に立つ情報が伝えられたらと思います。実につたないブログですが、ずっと前の記事にでも、1行でも、コメントなど頂けたら本当にうれしいです。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
アンドリュー・ワイエス展 ザ・ミュージアム
2008年11月26日 (水) | 編集 |
アンドリュー・ワイエス展 創造への道程
 ザ・ミュージアム 11/8~12/23 HPはこちら

s-2008-11-25-0000.jpg

【展覧会の概要】
 アンドリュー・ワイエス(1917-)は、アメリカの原風景を描くアメリカン・リアリズム画家と言われます。オルソン家の建物と、そこに住むクリスティーナとアルヴァロ姉弟を約30年間描き続けたことでも知られています。
 今回は計150点の展示で、制作過程を検証するために、数多くの習作が展示されていました。数多くの試作を通して、構図、テーマとなる事物の位置、大小、角度などさまざまな方向性を確認したうえで、実際に完成させていることがうかがわれ、慎重かつ几帳面な人柄がよく出ていました。
 残念ながら下記「クリスティーナの世界」、「オルソン家の終焉」などは、習作だけで完成作は展示されていませんでした。

s-0356797.jpg
 クリスティーナの世界 1948年

 ちなみに、「あしたの喜多善男」というテレビドラマでも、ワイエスの「クリスティーナの世界」が取り上げられていて(記事はこちら)、ここでも強い興味を持ちました。展示されていた習作では、クリスティーナの手の描写、オルソン家の位置・角度などさまざまな可能性を試しています。

s-5626449546.jpg
 オルソン家の終焉 1969年

 当方としては、オルソン家の建物を題材にした作品に最も惹かれました。「早い雪」「粉挽き小屋」は独自の視点で風物を描くワイエスの特徴がよく表れた作品でした。
 そのほか、「747」では、飛行機雲と建物の開いた窓、女性という3つの配置が巧みで、ぜひ注目してほしい作品だと思いました。「そよ風」も印象深い作品です。
 
事前に展示内容を確認すればよかったのですが、完成作品自体が少なかったので、正直なところやや欲求不満気味であったのも事実です。
にほんブログ村 音楽ブログへFC2ブログランキング
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
アンドリュー・ワイエスは、あしたの喜多善男でもちょくちょく出ましたね。
面白い構図で絵を描く人ですよね。
でも計算されているっていう、色々な鑑賞の仕方がある人だと思いました。
展示が少なかったんですね。
私まだ行ってないのですが、どうしようか迷います。
2008/11/26(Wed) 01:00 | URL  | レイコ #XQniAfnc[ 編集]
好きな画家です。
気になっていました、この展覧会。
アンドリュー・ワイエス展は、30年以上前、20年ほど前と2回見ています。
ポスターを見かけて気になっていました。
展示が少ないとのこと…行こうかどうしようかな?
2008/11/26(Wed) 01:33 | URL  | golf130 #8jHFfXP.[ 編集]
テンペラは13点でしたが、力のあるドライブラッシュや水彩もたくさんあって、見ごたえ十分の展覧会でした。全体で150点ですから、大展覧会ですよ。見る人によって随分印象が違うんだなと思います。ワイエスはもともと水彩画家として出発したひとで、対象を前にした時のナマの感動がぶつけられた水彩や素描にかれの本質が見える展覧会です。習作といわれても、その時点その時点での完成作といえるのではないでしょうか?絶対オススメです。以前の展覧会も良かったけど、この展覧会のほうが私は感動しました。
2008/11/26(Wed) 08:02 | URL  | カレン #-[ 編集]
コメントありがとうございます!
まとめてお話ししますと、完成作自体の数は13点で、それにいたるまでの習作がここまで丁寧に集められた展示会は珍しく、カレンさんのおっしゃるように、個々の習作は、習作というレベルを超えて鮮烈なインパクトを与えます。このまま完成品としてもよいと思われるものも多数ありました。展示数も150点なので決して少なくはないと思います。ワイエスの創造過程をじっくり味わうには恰好の展覧会だとは思います。

>レイコさんへ
 喜多善男のドラマのときも、コメント頂きましたよね。初めて来て頂いたのもそのときだったかと。喜多善男のプロデューサーがワイエスに惚れこんで、オルソン家の建物と同じセットを作ることを認めてもらったようですね。

>golf130さんへ
 ワイエス、以前からご覧になってるんですね。今回展示のほかに、ワイエスへのインタビューもありまして、近況を知ることができたのも楽しかったです。ご存知かもしれませんが、朝霞にある丸沼芸術の森
(http://marunuma-artpark.co.jp/)
にもワイエスコレクションがありまして、今回ここからの出品も多かったです。常設展示しているわけではないようですが、機会があったら行ってみたいです。

>カレンさま
 的確なご指摘誠にありがとうございます。ワイエス好きの方には、心ゆくまで堪能できる展示だったと思います。実際に絵の心得がある人にも、制作過程がわかりますし、瞬間瞬間でワイエスが感じていった心の動きを丹念に追っていくことができたと思います。不見識な部分があったかもしれません。ご指摘感謝いたします(深々)
2008/11/26(Wed) 09:03 | URL  | もうやだ #-[ 編集]
知りませんでした!!
もうやださん
情報有難うございました。朝霞にワイエスコレクションがあるなんて知りませんでした。
車なら近くなのですぐ行ってみます。
って急いでいったら、ワイエス出張していて無いんですよね(笑)。
落ち着いて、落ち着いて(自分に言い聞かせる)。
2008/11/26(Wed) 12:56 | URL  | golf130 #8jHFfXP.[ 編集]
丸沼芸術の森
golf130さん、朝霞市の丸沼芸術の森でワイエスが見られるのは、たしか春の一時期だけだったと思います。ワイエス・フォーラムという催しをしています。来年で9年目と聞いています。丸沼のサイトをみると分かると思います。行ってびっくりしないでくださいね。立派な美術館だと思って行くとその落差に、驚きです。説明によると市街化調整区域かなにかで、プレハブしか立てられないこともあって、「ぼろは着てても心は錦」(古い)という感じで、所蔵品や活動は立派ですが、施設は期待しない方がいいと思います。若い作家をサポートしてアトリエ村にして貸しています。世界的に有名になった村上隆さんもここのアーティストの一人です。
ワイエス展に付け加え。完成作というのはワイエスの場合、テンペラだけを言いません。出品作でいうと「煮炊き用薪ストーブ」(ファーンズワース美術館蔵)「野に置かれた義手」(ナショナルギャラリー蔵)のように水彩やドライブラッシュでも完成作があります。それらを加えれば完成作はもっとたくさん出品されている展覧会でした。
2008/11/26(Wed) 21:04 | URL  | カレン #-[ 編集]
>golf130さんへ
行っても今は出払ってて・・って大笑いさせて頂きました。展示が行われているときに、ぜひ行ってみたいですよね。

>カレンさんへ
 貴重な情報を本当にどうもありがとうございます。またぜひいろいろ教えてくださいね。
2008/11/27(Thu) 09:55 | URL  | もうやだ #-[ 編集]
カレンさん有難うございます。
丸沼ますます行ってみたくなりました~!
2008/11/27(Thu) 19:42 | URL  | golf130 #8jHFfXP.[ 編集]
もうやださんはじめまして ♪
私も数日前に鑑賞してきました。
ブログに書くにあたり、
オルソン家の終焉をどうしても載せたくて
もうやださんの映像を使わせて
頂いたのです。v-436
本当にすみません。
クラシック、jazzもお好きなのですね。
私も詳しくないけど大好きです。

また遊びに来ます。
2008/12/21(Sun) 22:47 | URL  | whitypearl #-[ 編集]
初めまして!
whitypearlさん、ようこそいらっしゃいませ。私の方は全然問題ないですよ。役立って頂けてうれしいです(^_^)/

ブログを拝見させて頂きました。好きなものが私と共通してる部分が多くてうれしいです。ぜひ時間があるときにゆっくりごあいさつにうかがいますね。
2008/12/22(Mon) 09:05 | URL  | もうやだ #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。