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【N響アワー】ヴィオラ編
2008年02月05日 (火) | 編集 |
N響アワーでは、毎月1回楽器をテーマにしたプログラムが組まれます。N響団員の知られざる素顔なども知ることができて、いつも楽しみにしています。

1/27は首席奏者佐々木亮さんを迎えてのヴィオラ特集でした。
非常に興味深いお話が満載でした。他のブログもみてみましたが、コメント部分を詳しく紹介しているものが少なかったので、是非にと思い紹介してみます。

1)ヴィオラ奏者への転機
 佐々木さんはヴァイオリンを幼少から始め、東京芸大からジュリアード音楽院へ。
 あるとき、ヴィオラのアルバイトを勧められ、25歳で初めてヴィオラを手にする。
 そのときは、ヴィオラ譜(注:ハ音記号で書かれた譜)を読みこなせず、ミスも多々あったのだそうです。ただ、ヴィオラを手にしたときから、一生関わっていく運命的なものを感じたそうです。

2)N響
 佐々木さんは貿易センタービルを対岸に望む場所を本拠地として音楽活動を行っていました。テロ事件(2001年)のとき、音楽を含むエンターテイメント業界はまる1ヶ月間仕事がまったくなく、自分を見つめなおす機会があったのだそうです。
 その頃までの佐々木さんは、自分の個性を発揮することに意義を見出していたのだそうですが、それでは作曲家の意図するところが台無しになると気付いたのだそうです。
 そんな折、N響のエキストラとして参加し、作曲家のイメージを個々の団員が意識し表現できるN響に魅かれたのだそうです。

3)佐々木さんとブラームス
 中学生の時、フルトベングラー指揮、ウィーンフィルのブラームス交響曲第1番のLPを擦り切れるまで聴いたのだそうです。お母さんは全曲通しの口三味線(^O^)を何度も聴かされたんだそうです。
 「ブラームスの作品はモザイク画のように細かいピース一つ一つが組み合わせてできるもの」という感想もまさに言い得て妙。
 「ヴィオラはブラームスらしさを醸し出す役割をもつ楽器」だという意味のコメントも、なるほどとうなずかされました。

 ブラームスの交響曲は、実際、1つ1つの音・楽器を精密に構築し、壮大・雄大な大河とも言うべき作品です。生で聴くと、CDでは見逃しがちな、弦楽器の絶妙な絡み合い・呼応・うねりを体感できます。奥の深さと完璧なまでの構築力を再認識させられている昨今です。

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