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【映画】象の背中
2009年04月06日 (月) | 編集 |
象の背中
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監督 : 井坂聡
原作 : 秋元康
出演 : 役所広司 今井美樹 塩谷瞬 南沢奈央 井川遥
高橋克実 白井晃 小市慢太郎 久遠さやか 益岡徹
手塚理美 笹野高史 伊武雅刀 岸部一徳
2007年 松竹 124分


【あらすじ】
 突然、末期の肺がんで余命半年を宣告された48歳の藤山幸弘(役所広司)は、残された時間をどう生きるか選択を迫られる。妻(今井美樹)と二人の子どもの事はもちろん、建設会社の部長として精魂傾けてきたプロジェクトも気掛かりだ。しかし、結局は延命治療を拒否し自分なりに人生を全うしようと決断する。激痛に耐えながら心残りのないように最後の別れを告げておきたい人たちを訪ね歩く幸弘だったが、妻の美和子には事実を言い出せずにいた。(ぴあ映画生活より)

【感想とコメント】
 死期が迫った中年男が、自分を探す旅にでる場面。初恋の人(手塚理美)との再会、建設会社でリストラした子会社の社長(笹野高史)に心から詫びる場面などはとても興味深く見ました。また、一番印象に残ったのが高校時代の旧友(高橋克実)との30年ぶりの再会。けんか別れしたまま音信が途絶えてしまっていた2人は、キャッチボールを通して旧交を温めます。けんかの原因が、グランドファンクレイルロードのアルバムが、ライブかスタジオ録音で口論になったことなんですね。

 若い愛人(井川遥)が、ホスピスに訪ねてきたとき、すべてを知る妻(今井美樹)はあえて口実を作って外に出ていき夫と愛人に別れの場面を用意します。そして妻は立ち去る愛人に対して「今まで夫が大変お世話になりました」とお礼を言います。
 これはどうもきれいごと過ぎる気がしました。この点について、原作者の秋元康氏はインタビューに応えて「男の妄想」として作った映画であり、現実はそんなに希望通りにはいかないだろうと話していました。
 
 兄の岸部一徳との会話で、兄から「残された者は、この先もずっとお前のことを背負っていくんだからな」と諭される場面。兄には自分の弱さをさらけ出す主人公の様子が、とても印象的でした。この映画で一番光るシーンだったと思います。

 「きれいごとで終わっている」という批判・指摘も確かに納得する部分がありますが、男の妄想と秋元氏が話すように、大人の童話として楽しめる映画だったのではないでしょうか。秋元氏らしい人間描写が随所にでていて、なるほどと思わせる会話も多々ありました。

笹野高史さんや、高橋克実さんが出演することで、映画全体が引き締まりますね。脇役ではありますが、彼らの貢献度は非常に高かったと思います。
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テーマ:TVで見た映画
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