クラシック・ジャズのライブ、CD、TVドラマ、落語の見聞録を中心に、何か皆さんが役に立つ情報が伝えられたらと思います。実につたないブログですが、ずっと前の記事にでも、1行でも、コメントなど頂けたら本当にうれしいです。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
忘れえぬロシア 国立トレチャコフ美術館展
2009年05月22日 (金) | 編集 |
 忘れえぬロシア 国立トレチャコフ美術館展
 Bunkamura ザ・ミュージアム 4/4-6/7 (HPはこちら)

s-2009-5-17-0001.jpg
 19世紀末から20世紀初頭までのロシア画家の作品が75点集められた展覧会です。ペローフ、シーシキン、ヴェレシャーギン、クラムスコイ、レーピン、ポレーノフ、セローフらの作品がトレチャコフ美術館から寄せられました。展示は風景画、肖像画とジャンルや作風によってブースが分けられています。ここでは紹介できませんでしたが、トルストイ、ツルゲーネフ、チェーホフらの文豪の肖像画もとても個性あふれるものでした。

【クラムスコイの「忘れえぬ女」】
 美術展のタイトル画になっているのはクラムスコイ作の「忘れえぬ女(ひと)」(1883年)。謎めいた麗人は、当時の封建的ロシア社会に逆らっているかの印象を受ける斬新な姿なのだそうです。クラムスコイは、自作の絵を公開せず自宅のアトリエに飾っておいたそうで、死後の回顧展にて初めて一般公開されたのだそうです。

s-2009-5-20-00010.jpg
 髪をほどいた少女 クラムスコイ(1873年)

 こちらもクラムスコイの作品。描かれた人物の内面が反映されているような瑞々しさが表現されている作品ですね。

【印象に残った作品】
 どの作品もそれぞれに心打たれるものがありましたが、当方が強くひかれたのは、ワシーリエフの物悲しく陰影を帯びた情景。
s-2009-5-18-0000.jpg
雨が降る前 ワシーリエフ(1870-1年)

 制作期間が5~6年しかなく夭逝したワシーリエフは、作品の数も極めて少ないですが、とても印象的な風景を描きました。本展覧会では3作展示されています。

s-2009-5-20-0001.jpg
 ニコライ・カサトキン 恋のライバル(1890年)

 写実主義から印象派への流れが汲み取れる作品です。厳しい冬の風景ですが、少女たちの華やいだ様子と人物を描く優しいタッチが印象的です。

トレチャコフ美術館のトレチャコフとは、美術収集家の人名から採ったもので、トレチャコフコレクションを集めた美術館なのだそうです。ロシア革命前夜のロシア画壇を丹念にたどることができます。6/7まで!興味のある方はぜひお急ぎくださいませ。レンタルCGI
にほんブログ村 音楽ブログ ライブ・コンサートへFC2ブログランキング
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
そういえば
私も行こうと思ってチケットだけとってそのままにしていました。早くいかないと!
2009/05/22(Fri) 09:44 | URL  | こしひかり #-[ 編集]
>こしひかりさんへ
 コメントありがとうございます。6/7までですね。私も券を持っていましたので、駆け込みでした。印象に残る作品がたくさん出展されていますので、かなり楽しめると思います。また行かれたら教えてくださいね。
2009/05/23(Sat) 05:40 | URL  | もうやだ #-[ 編集]
有難うございます
確か小学生の頃に、上野の美術館で見た一枚の絵画が、ずっと記憶のどこかで引っ掛かっておりました。

それは非常に写実的な、陽光に照らされた松林の絵。
少年だった私は、その写真の様な精緻さと明るい構図に感動し、その絵画の葉書を購入したのを記憶しております。

ごくたまに「あの絵は一体誰の何という作品だったのだろうか?」と想うことがありましたが、何の手掛かりもありません。(実家の本棚とか机をひっかき回せば、葉書が発見される可能性もありますが)

その絵が、この展覧会に出品されているシーシキンという人の「陽を浴びる松」という絵らしい!と検索して発見致しました。

「絵ってステキだ!」と思った初恋の絵画に、うん十年振りに再会してみたいと思います。
情報有難うございました。
2009/05/23(Sat) 10:54 | URL  | golf130 #8jHFfXP.[ 編集]
>golf130さんへ
こちらこそ、素敵な思い出のお話、ありがとうございます。「忘れえぬ女」のクラムスコイが描いたシーシキンの肖像画も今回展示されてまして、シーシキンがこれから山に入って行く姿が楽しそうに描かれているんです。
 野に山に取材した画家の雰囲気が伝わってきます。golfさんにとって「陽を浴びる松」がそうだったように、やっぱり印象に残る絵というのは、時を超えて刻みつけられるもんですね。自分も子供のころ家に飾ってあったローランサンやユトリロのポスターが懐かしくて、いまでもこれらの絵に会いに行きたくなっちゃいますね。
 ぜひ時間が間に合うようでしたら。シーシキンの絵も3~4点ありました。盛装した貴族が森の中を歩き、猟犬が道を飛び回るシーシキンの絵もあって、これも好きでしたね。
2009/05/24(Sun) 08:18 | URL  | もうやだ #-[ 編集]
行かれましたか♪
もうやださんの記事を読むと行きたくなってしまうのです♪♪

ポスターの絵も良さそうですね♪
2009/05/28(Thu) 22:44 | URL  | whitypearl #-[ 編集]
>whitypearlさんへ
記事を読んで興味を持って頂いてありがとうございます。このとき先日WPさんご紹介の東急前のViron通りかかりました。わりと混んでましたね。時間があるときに立ち寄りたいです。
 ネットの写真だと色合いが再現できてませんので、現物ははるかに鮮明な感じですね(汗)。
2009/05/29(Fri) 10:14 | URL  | もうやだ #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。