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【展覧会】 村内美術館 八王子
2009年06月11日 (木) | 編集 |
 ミレー、コロー、クールベとバルビゾン派
 印象派、エコール・ド・パリ、現代
 村内美術館(八王子)(HPはこちら)

 八王子駅から無料シャトルバスが出ています。バス15分。家具店の2階にあるこじんまりした落ち着いた雰囲気の美術館です。常設展示では、バルビゾン派のコレクションを中心に、印象派、エコール・ド・パリ、現代まで約140点が展示されています。

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左:コロー 「ヴィル・ダヴレーのカバスュ邸」1835-40年
右:ミレー「鏡の前のアントワネット・エベール」1844-5年

 左のコローの絵は名作ですね。昨年国立西洋美術館で開催された「コロー展」でも本作品が展示されていました。(コロー展の記事はこちら)
 右は、「落ち穂拾い」「晩鐘」「種蒔く人」などで知られるバルビゾン派の巨匠ミレーの作品です。初期の傑作とされるこの作品は、鏡に映る少女の姿を描いたユニークな構図を用いています。少女の素足が見える点や、鏡をしげしげとのぞきこむ少女のおしゃまな様子は、従来の貴族の肖像画などとは一線を画すもので、庶民的な生活臭のするミレーらしい作品となっています。

 そのほか、当美術館で印象に残った作品は、次の通りです。
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マリー・ローランサン「小犬を抱いた若い女」1925年
 ※花飾りの帽子をかぶり、小犬を抱いた女性は、ローランサンの養女スュザンヌです。輪郭が比較的はっきりしており、後のパステルタッチの作品とは少し異なる作風となっています。

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ルノワール「ジャン・ルノワールと一緒のガブリエルと少女」1895-6年
※赤い服のガブリエルが抱いているのが、2歳のジャン・ルノワール。「大いなる幻影」「どん底」などの映画監督として知られています。3人の表情・動きとふくよかな手、衣装の陰影が際立っている作品です。

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シャガール「二頭の緑のロバ」1980年
※緑の頭が特徴的な作品。画面狭しとさまざまなモチーフが飛び交い浮遊するシャガールらしい作品となっています。

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ブグロー「レディ マスクウェル」1890年
※透き通るような肌と、射るような視線、膝に置いた左手のしなやかさが鮮明に記憶に残る作品です。写真がなかった時代には、家族の肖像画を描かせて家に飾る習慣がありました。今は写真で簡単に保存することができます。しかし、当時の肖像画は、写真よりも人の内面をえぐり取るような迫真性があるような気がしますね。今回のもうやだの一押しはコレ!

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八王子に落語を聞きに行った際に、せっかくの機会だからと、村内美術館と東京冨士美術館を訪れました。村内美術館は規模は大きくありませんが、コレクションにもこだわりを持ったとてもセンスの良い美術館ですね。レンタルCGI
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コメント
この記事へのコメント
コローの名画が!
私もコロー展であの絵が気に入りました。森の間の道から館が見える構図が、道を歩いて来て館が見えたという臨場感があり、絵の中にいるようでとても好きです。

八王子は昔馴染みの好きな街で、村内美術館も行ってみたいなと思いながらもいまだに実現出来ていません。(それほど大袈裟なことかよ(笑))
昔、JR(国鉄当時)の駅を降りると、「家具は村内八王子」という有線放送が商店街に流れていたのが懐かしいです。
2009/06/13(Sat) 01:41 | URL  | golf130 #8jHFfXP.[ 編集]
>golf130さんへ
golfさんも、コローのあの絵が印象に残っていましたか。私もお気に入りだったのですが、その魅力をずばり言い当ててくださってうれしく思います。森を抜けて館がみえることに、安堵感と懐かしさを覚えるからなんですね。しかも、コローの心や視線の動きもリアルに伝わってくるわけなんですよね。漠然といい絵だと思ってたのですが、その理由がご指摘でより詳しくわかった気がします。
 家具は村内~♪ 耳に残りますよね。懐かしいです。雰囲気もとても良い素敵な美術館だと思いました。建物の外観はあまり魅力的ではないんですが、実は・・って感じですね。
2009/06/13(Sat) 08:05 | URL  | もうやだ #-[ 編集]
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