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損保ジャパン 東郷青児美術館
2009年07月05日 (日) | 編集 |
【東郷青児美術館】
 損保ジャパン東郷青児美術館(西新宿)(HPはこちら)
 先日同館の岸田劉生展に行ったときの続きです(記事はこちら)。今回は常設展示について。
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【それは「ひまわり」から始まった】
 損保ジャパンの前身、安田火災海上保険は、大方の予想をはるかに上回る約54億円にてゴッホの「ひまわり」を落札しました。会社の創設年である1887年に描かれた絵ということも、巨額での購入の大きな要因だったそうです。
 そのときから日本での絵画投資ブームが始まり、絵を金儲けの道具としか考えていない輩が百鬼夜行の状態で買い漁る苦々しい時代が始まりました。貴重な名画たちは、当時保管庫にしまったままで一度も公開されることもなく、バブル時代の終焉とともに、保有していた絵は次々とを売却され流出していきました。そのときに所在不明となってしまった絵も少なくないそうです。
 
 損保ジャパン自体は、従来から東郷青児美術館をもつ、絵に深い造詣のあるオーナーですが、当時は海外の名画は一切保有していませんでした。その時期に購入した、セザンヌの「リンゴとナプキン」、ゴーギャンの「アリスカンの並木路、アルル」と合わせて3点が、当館の目玉となっています。

 これらの3点の名画は、まるで貴賓席のような物々しい特別展示室に展示されています。ちょっと仰々しい気がして、あまり好みではありませんね。

【東郷青児の作品】
 柔らかい線で女性を描いた東郷青児の所蔵コレクション。今回は次の3点ほどが展示されていたにとどまりました。もう少したくさん東郷青児の作品を見たい気がしましたが、ちなみに12/5~12/27の所蔵作品展では、多くの東郷作品が出展されるそうなので、楽しみです。

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東郷青児「窓」1929年
※襟の形や線描に、ピカソらのキュービズムの影響がみられます。物憂げに窓辺に腰掛ける麗人は何思うのか。

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東郷青児「パンティミーユの女」1929年
※前後の抽象的な作風とは異なり、セザンヌらの印象派の作風を踏襲していますね。

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東郷青児「望郷」1959年
※東郷の代表的作品を1つ挙げよと言われると、おそらくこの作品を挙げる人はかなり多いと思います。ギリシアの神殿をバックに、夢幻のように美しい娘の優美な姿が描かれています。色合いがグレー調に抑えられていますが、そこに「望郷」という思いも重ねられていると思います。

東郷青児美術館では、9/12~11/29には、ベルギー王立美術館コレクション展が開催予定。シスレー他の作品をみられるのが楽しみです。なお、10/1(木)はお客様感謝デーで無料観覧日とされています。ベルギー王立美術館展が無料でみられるわけですね。もうやだは、この日はたぶん都合がつかないと思いますが、大変な人で賑わうことでしょうね。レンタルCGI
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