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【展覧会】ザ・コレクション・ヴィンタートゥール
2010年10月11日 (月) | 編集 |
ザ・コレクション・ヴィンタートゥール スイス発 知られざるヨーロピアン・モダンの殿堂
 世田谷美術館 8/7~10/11 HPはこちら

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 ゴッホ/郵便配達人 ジョセフ・ルーラン(1988年)

【展覧会の概要】
 スイスのヴィンタートゥール美術館からの本邦未公開作品約90点が出品。ドラクロワ、コロー、モネ、ピサロ、シスレー、ドガ、ルノワールら印象派までの作品群から、ゴーギャン、ゴッホ、ルドン、ロダン、ヴラマンク、ユトリロらポスト印象派、されにはナビ派、表現主義、キュビズムまでの珠玉の至宝が集められました。
 どれも価値の高い作品ばかりで、画家の数も指折れないくらいたくさんなので、特に何を取り上げるかは見た人の好みになってしまいますね。

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 世田谷美術館へは、東急田園都市線用賀駅から徒歩15分。徒歩で行く場合、上のような道案内看板が随所にありますので、自分のような方向音痴でも確実に迷わずに行けます。ありがたいです。直通バスも30分おきくらいに運行しています。
 今回の目玉はやはり、ゴッホの「郵便配達人」とアンリ・ルソーの「赤ん坊のお祝い!」ですね。この2つが見たくて出かけました。たぬきが「砧公園」の案内板にあるのは、「きぬた」⇒「たぬき」とのユーモラスなダジャレですね。

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左:カミーユ・ピサロ/謝肉祭、日没、モンマルトル通り(1897)
右:ユトリロ/ボントワーズのノートルダム寺院(1914)

 ピサロはフランスの田園風景に持ち味がある画家ですが、この作品ではパリの都会の情景・都市の賑やかさをテーマに描いているのが珍しいですね。ユトリロの今回の出品作は、彼の最も価値の高いとされる「白の時代」に描かれた作品。当方の今回一押し作品です。
 余談ですが、西山美術館(鶴川駅バス15分/HPはこちら)ユトリロコレクションを先日見に行きましたが、とにかく胸の鼓動が収まらないくらい感動の連続でした。いいコレクションですね。いつになったら帰れるのだろうかというくらい絵の前から立ち去ることができませんでした。そこでの「白の時代」の一連の作品もぜひお勧めです。また西山美術館の記事も書きます(^^ゞ

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左:ボナール/婦人帽子屋(1905年頃)  右:ボナール/小さな洗濯屋(1896年) 
【注】右は今回の展覧会の出品作ではありません。

 「日本かぶれのナビ派」ともいわれるボナールの作品が5点。今回出品の「散歩」とも共通するのですが、上の「婦人帽子屋」は作者の温かい視点が感じられてとても和やかな雰囲気の作品ですね。「小さな洗濯女」(上右)というボナール作品を見て以来、どうもボナールの作品には強く惹かれるようになりました。アンティミスト(親密派)と呼ばれる彼ならではの作風です。なんともかわいらしいですもんね。

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アンリ・ルソー/赤ちゃんのお祝い!

 世田谷美術館は、アンリ・ルソー作品のコレクションでも知られる美術館(他作品の紹介はこちら)だけに、今回のアンリ・ルソー2点にも注目でした。1つは「花束」という静物画。もう1つがこれ!何とも大胆不敵な赤ちゃん。どことなくおっさんくさい?赤ちゃんのプレゼントに操り人形。異様な体形と表情。1度見たら忘れられない絵ですね。足元に咲く花の可愛いこと。木の葉の描写の細かいこと。ぜひご覧頂きたい作品ですね。ルソーは正規の絵画教育を受けずに独自のタッチで描いたことはよく知られていますが、ある意味稚拙な作品群のどこが人の気持ちを虜にするのでしょうね。実に魅力的です。

★★★★☆
10/11までで終了。駆け込みで間に合いました。その後も各地を巡回します。スイスの美術館所蔵点なので、スイスの国民的画家アンカーとホードラーの作品も鑑賞できました。アンカーは以前ザ・ミュージアムでも展覧会が開かれました(記事はこちら)が、ホードラーは初めてでした。今回の展覧会、ヴィンタートゥール美術館が改修中で、初めての大規模な展覧会となったそうです。甲子園大会期間中の阪神みたいなもの?(謎)
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