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【展覧会】 牛島憲之 ―至高なる静謐―  
2011年04月25日 (月) | 編集 |
牛島憲之 至高なる静謐
 渋谷区松濤美術館 4/5~5/29 HPはこちら 入館料300円

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 (1949年)

【展覧会の概要】
 渋谷駅から20分以上歩くでしょうか。松濤美術館は、東急BUNKAMURAから10分くらいの場所にあります。当方大変お気に入りの美術館です。あまり混み合わず落ち着いた雰囲気で鑑賞できますし、鑑賞料金も大変安く、図録(1300円)やポスター(150円他)などもとても親切な価格で売っています。記憶にとどめたい絵が多かったので、図録も迷わず購入しました。

 今回は30周年記念特別展ということで、日本洋画家の大家牛島憲之氏の作品展をみてきました。「大胆な構図、茫洋とした色彩、豊かな詩情」が特徴とされる牛島氏の作品群です。幾何学的なデフォルメから伝わってくるほのぼのとした味わいや落ち着きが、見る者の心を和ませ、ゆったりした気持ちにさせてくれます。牛島氏は1900年生まれ、1997年歿。大変長寿ですね。

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 炎昼 1946年
※第2回日展で特選を受賞した作品。じりじりとした猛暑が伝わってくる作品で、かぼちゃ越しに、電柱を遠くに配した絶妙の構図が秀逸です。

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 四谷風景 1935年
※お堀端を走る路面電車でしょうか。とても可愛らしい情景として描かれていますね。茫洋とした黄葉の彩りも素敵です。

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晴日 1987年
※ひしひしと情感が伝わってくるとても温かい絵です。スキャン失敗していますので小さい画像にしてます。m(__)m この絵についての牛島氏のコメントがとても印象的だったので、引用します。

人はゆったりした気分の時は、ゆったりした動きをします。午後の山下公園、木陰で憩う人々の参集がそのまま絵になっていました。見ているこちらまでいい気分で描けました。雲まで気持ちよさそうに浮かんでいました。
(牛島憲之「日経ポケット・ギャラリー」より)

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松濤美術館入口です。うらら(1983年)

 もっともっと紹介したい素敵な作品が、たくさん展示されています。興味のある方はぜひぜひ訪ねてみてください。心が落ち着きますね。

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 雨の鍋島公園です。松濤美術館から徒歩5分ほどのところにあります。つつじが咲き始めました。水車小屋がみえますか。


★★★★☆
牛島氏の作品群には、上記で紹介したような自然を対象とした作品のほかに、ここでは紹介しきれませんでしたが、煙突、水門、工場などの人工的な造形物を幾何学的なユニークな構図で描いた作品群もあります。帰りにBUNKAMURAのオランダ・フランドル絵画展にも立ち寄りました。こちらは大変な人出でした。全く個人的感想なのですが、牛島展は1時間くらいじっくり味わいましたが、BUNKAMURAの方は、わりと駆け足であっさり見終わりました。ここではフェルメールの「地理学者」が一番の目玉ですね。
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