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【Classic Live】 N響 2月A定期 ベルトラン・ド・ビリー指揮
2012年02月14日 (火) | 編集 |
NHK交響楽団
2月定期演奏会Aプロ
 
2/11(土)18:00開演 
 於:NHKホール

1)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
   2)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
   3)シューベルト:交響曲第8番「ザ・グレート」

指揮:ベルトラン・ド・ビリー
ヴァイオリン:イザベル・ファウスト
NHK交響楽団


 【簡単な紹介と感想】 
 ベルトラン・ド・ビリーは、4年くらい前に当方CDレビューを書いたことがある指揮者(記事はこちら)。最近はほとんど書かなくなったCDレビューですが、ブログ始めて2ヶ月目の記事です。大変興味をもっていた指揮者が、今回N響とは初共演。とても楽しみにしていた本プログラムです。

 ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲。 上記のCDにも収録されている曲。玲瓏とした透明感が際立たせる演奏が、この楽曲に対する1つのアプローチだとすると、ベルトラン・ド・ビリーのはまた違う雰囲気を持つ演奏ですね。十八番のフランスものですが、管楽器の響かせ方がまろやかであたたかいですね。ありふれたいつもの日常のなか、ゆったりおだやかに音が流れていく。あえて言うならそんな風情です。

 プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲1番。 ヴァイオリンのイザベル・ファウストもN響初共演ですね。現在各地で精力的にコンサートツアー中。1月のA定期も女流ヴァイオリニスト、ナージャ・サレルノ・ソネンバーグで(記事はこちら)、かなり秀逸な演奏だったわけです。ところが、今回のイザベル・ファウストにもまたまた度肝を抜かれました。
 プロコフィエフのVn協奏曲。自分にとって聴き所、勘所がもうひとつ理解できていない楽曲だったのです。イザベル・ファウストの演奏では、つややかで甘美な調べと、不協和音を伴う激しい緊張感とが交錯する陽陰の間を微妙に揺れ動く繊細な情感の表出が大変にすばらしく感じました。ここが聴き所、勘所なのかということでこの楽曲の価値を再認識させられた演奏でした。新しいタイプの洗練された情感・叙情を醸し出す楽曲と理解しました。
 アンコールは、J.S.バッハ「無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番ハ長調 第3曲ラルゴ」 定期公演ではそれほど多くないアンコール!前回に続き、これは大変うれしかったですね。静謐感あふれる叙情、のびやかによく歌う旋律が印象的な演奏でした。もちろんですが、プロコとはまた違う解釈、スタイルでした。

 シューベルトの8番「ザ・グレート」。ビリーはベートーヴェンやシューベルトなどもCDリリースしており、得意のレパートリーです。 とことん繰り返しが多いこの楽曲。爽快さ明快さを最後まで崩さず、約1時間ほどの演奏ですが、一気に駆け抜けたという感の演奏でした。3楽章のスケルツォでは、歯切れのよいリズム感が出ていましたし、終楽章も作曲者が晩年抱えていた苦悩を超えて、あくまでも快活に大らかな演奏が展開しました。

★★★★
ハ長調の交響曲といえば、ビゼーの交響曲を思い出します。それにしてもハ長調だとどうしてこんなにも明快・単純なイメージになるんでしょうね。ベートーヴェンの第1番もそうですね。ハ長調の交響曲の一覧は検索したらここに。 しかし、やはり先入観、思い込みだったんでしょうか。全部が全部明快な楽曲ではありませんね(汗)。
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テーマ:NHK交響楽団
ジャンル:音楽
コメント
この記事へのコメント
繰り返しの重要性
もうやださん
いろいろありまして、今日やっとドイツから帰って来ました……。飛行機の中でフィッシャー指揮ブダペスト祝祭管のこの曲のプログラムがあり、喜んで聴いたら、繰り返しなし、特に、第2楽章の後半がどうもヘンで、私の好きなフレーズが1回しか出て来ないんです!!。どうも繰り返しの省略らしいんですが、ホントにがっかりしました。やっぱり聴き慣れた演奏が良いですね。原典主義とか学術的な話しも、まあ結構ではありますが。
この曲は相当昔に聴いたヨッフムのグラモフォン盤(ボストン響?)が一番の思い出です。
2012/02/21(Tue) 00:33 | URL  | 安倍禮爾 #-[ 編集]
お疲れさま!
ドイツからのフライトお疲れさまでした。
シューベルトのザ・グレートをちょうどお聴きになったんですね。繰返しはあくまで丁寧にやってほしいですよね。同感です。繰返しながら飽きさせず工夫を交えていくのが指揮者の腕さばきなのでしょうね。
 ヨッフム盤は聴いたことがないです。ありきたりですが、ベーム盤を愛聴していました(^^ゞ
2012/02/21(Tue) 07:34 | URL  | もうやだ #-[ 編集]
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