クラシック・ジャズのライブ、CD、TVドラマ、落語の見聞録を中心に、何か皆さんが役に立つ情報が伝えられたらと思います。実につたないブログですが、ずっと前の記事にでも、1行でも、コメントなど頂けたら本当にうれしいです。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【Classic Live】 メイエのボレロ 東京佼成ウインドオーケストラ
2012年10月19日 (金) | 編集 |
メイエのボレロ
ポール・メイエ(指揮・クラリネット)
東京佼成ウインドオーケストラ 
第112回定期演奏会
 
10/15(月)19:00開演 
 於:東京芸術劇場

1. サン=サーンス:フランス軍隊行進曲
2. F.シュミット:ディオニソスの祭り
3. 山内雅弘:主題の無いパッサカリア
           (委嘱作品 世界初演)
4. ミヨー:スカルムーシュ
5. デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
6. ラヴェル:ボレロ

指揮:ポール・メイエ(4.クラリネット)
東京佼成ウインドオーケストラ

6523245213202523.jpg


 【首席指揮者ポール・メイエ氏】 
 ポール・メイエ氏は、2010年に東京佼成ウインドオーケストラの首席指揮者に就任。メイエ指揮の定期公演は過去、2010年2月就任記念、2010年12月 「A Frenchman in America」(記事はこちら)、2011年10月「メイエの弦セレ」、2012年10月「メイエのボレロ」(本公演)と計4回催行されています。秋の新シーズン冒頭公演での指揮が定着しつつありますね。またメイエ氏の吹き振りが盛り込まれているのが楽しみの一つです。
 ポール・メイエ氏は、今年4月にレ・ヴァン・フランセ公演でも来日していますね。今回10月の来日時には姫路国際音楽祭参加も兼ねています。

【メイエのボレロ】 
  本公演前のプレコンサートでは、フルートの前田綾子さんによる「ドビュッシーのシリンクス」。フランス音楽ラインナップの本公演のプロローグとしてもぴったりの演目ですね。サン=サーンスのフランス軍隊行進曲は、フランス音楽らしい洗練されたセンスの良さが印象に残る華麗な行進曲でした。金管楽器の響きも華やかです。シュミットのディオニソスの祭りは、大編成による演奏。激しく躍動感をもち、喧騒と混沌を繰り返す強烈なインパクトを持つ楽曲でした。佼成ウインドの委嘱作品である山内雅弘の主題の無いパッサカリアは、冒頭で、クラリネットパーツなどが楽器をサンドブロックに持ち替えて演奏。その後もマウスピースを取って残りの部分を上からポンポンたたいたり、サックスやクラリネットのキーをポコポコたたいて音を出したりと非常にユニークな演奏スタイルが取り入れられていました。調性や旋律という概念はないのでしょう。押し寄せてくる大きなうねりを感じました。
 休憩後はミヨーのスカルムーシュ。メイエの吹き振りです。3曲で構成されていて、1曲目はスピード感あふれる快活でエネルギッシュな演奏。テンポが著しく早いですね。2曲目はふくよかでまろやかな奏法による情感豊かな楽曲。ノスタルジックな情趣が感動的でした。3曲目は陽気なサンバ。ゆるやかなテンポで展開する楽しいロマンティックな楽曲です。2曲目はアンコールで再演。
 デュカスの魔法使いの弟子はCMなどでも用いられることの多い、印象的なフレーズを持つ有名な楽曲ですね。軽妙洒脱、コミカルで、しかも絶妙の間をもったわくわくするような演奏でした。メイエの要求するシャープなリズム感を見事に演奏しきった佼成ウインドの力量もすばらしいです。
 最後はラヴェルのボレロ。ごくふつうの演奏ならあまり興味がわきませんが、今回はぐいぐい引き込まれていくような快演でした。何といっても個々のソロ奏者の音色の美しさと技量が魅力ですね。管一本で身を立てている一流管楽器奏者たちの実力を思い知らされた気がします。冒頭のフルートからクラリネット、ファゴットと続く美しいソロ、さらには、テナーサックス、ソプラノサックスのソロが続く部分の何とも蠱惑的な美しさ。最大の聴きどころですね。吹奏楽でのボレロもなかなか良いものです。

PA150004.jpg
左はコンサートマスターの田中靖人さん。右はポール・メイエ氏。

毎回終演後にはサイン会が実施され、疲れた表情一つみせずにファンサービスをしてくれるメイエ氏にはいつも頭が下がります。1人1人ににこやかに握手してくれる気さくなメイエ氏の人柄も大きな魅力です。
コンサートマスターの田中靖人さんも、とてもにこやかに接してくれて、すごく好印象です。大看板だった須川展也氏の後任とあってなかなかの重責だと思いますが、(失礼だったら本当にすみません)全然負けてませんし、「田中の佼成ウインド」というトレードマークと新時代を確固と築き始めています。当方とても強い期待感をもっています。

吹奏楽の最高峰、ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団によるボレロが、ニコ動にありました。ニコ動って、コメントが目ざわりなので、下のボタンで消してくださいね。



★★★★
東京芸術劇場も今年9月にリニューアルオープンしたばかりですね。以前は、直通で長いエスカレーターが下を見るとスリル満点で若干怖かったのですが、今回の改修時には、安全性なども考慮して途中に踊り場で乗り換えるように改修されていました。
 
レンタルCGI

にほんブログ村 音楽ブログ ライブ・コンサートへFC2ブログランキング
スポンサーサイト
テーマ:吹奏楽
ジャンル:音楽
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。